押忍ッ!
ガンコーナーのたっちんだ!
先日のblogでも告知があったが、今年もケイ・ホビー特別レース…
『直線番長』の開催が決定したぜ!!
(詳しくはココをクリック)
『直線番長』…。
個人的に、毎年非常に楽しみにしているレースだ…。
そう、何を隠そう、この俺は…。
(画像はイメージです)
昨年(2014年度)の『直線番長』なのだ!
(ただの番長じゃねぇぜ…。タミヤレギュクラス優勝、タミヤモータークラス準優勝、無差別クラス優勝と3階級中2階級番長だ!)
そこで今日のミニ四駆コーナーのblogは特別編として、番長であるこの俺が去年2階級制覇を成し遂げた愛機と共に『直線番長の傾向と対策』を直伝するぜ!
これ読んでくれている君が次期番長だ!
皆、気合と根性入れて読んでくれよな!
早速だが、これが俺の『直線番長號』だ。どうだ、イカシてるだろう?
家の押入れの中で埃を被っていたのを、今朝慌てて引っ張り出してきたのは内緒だぜ…。
シャーシはMSシャーシ。
フロントに付いているでっかい緑のブレーキスポンジは、マシンをキャッチした時に手を怪我しないようにする為の緩衝材だ。
俺のマシンは素手ではキャッチできないぜ…。速すぎてな…。(何?ミニ四キャッチャーを使えって?ふっ…。)
因みにこのMSシャーシ、直線番長とかの『フラットのレース』は苦手なシャーシだ。
理由は色々あるんだが、第一にまずシャーシが重い!
第二にMSシャーシに搭載できる最高峰のモーター『マッハダッシュモーター』だが、VSシャーシやS?シャーシに搭載可能な『スプリントダッシュモーター』より僅かだが回転数が低い傾向にある。
上手く『マッハダッシュモーター』を育成できればいい勝負が出来るんだがな…。
第三に『タミヤモータークラス』になると『ウルトラダッシュモーター』と『プラズマダッシュモーター』が使えない!
この二つは片軸モーターだから、両軸モーター専用のMS・MAシャーシは『マッハダッシュモーター』で戦わないとなんだな。
こいつはヘヴィだぜ…。
まぁ番長たる者、最後は気合と根性だ。好きなシャーシを徹底的にチューンアップしてくれよ!
次はタイヤだ!
所謂、『超大径タイヤ』と呼ばれているでっかいタイヤだな。
超大径タイヤというのはフラットのレースをやっている猛者ならお馴染みの改造方法だ。
タイヤの直径をレギュレーションで規定されている35mm以内ギリギリで作成して、マシンの最高速度を限界まで引き上げる…。
写真のタイヤはゴムタイヤを2重で履いて、直径34.90mmで作成したものだ。ちょっとタイヤ幅をミスって、大分太く見えるが気にするな!
作り方はレーサーによってマチマチで、コレと言った方法が無いのが現状だ。
慣れるまで加工が難しく感じるかも知れないが、タイヤの精度はそのままマシンの速さに直結する大事なパーツだ!
今からタイヤ作りの練習すれば、本番の11月末までには十分間に合うぜ!気合と根性で頑張ってくれ!
中を見てみるぜ。
真紅に輝くのがこのマシンの心臓部『マッハダッシュモーター』だ!
直線番長用に徹底的に慣らしを施し、まさに番長になる為に生まれてきたモーターと言っても過言じゃない。
ギアなどの駆動系はアチコチ噛み合わせ調整をしてあるが、それぞれのギアが気合と根性でキッチリ噛み合っていればとりあえず大丈夫だ!
ローラーは直線番長のコース(時計回りのオーバルコース)に合わせ、左側にプラリング付アルミベアリングローラーを4つ配置する『直線番長特化型のローラー配置』にしているな…。
逆に右側のローラーはほとんど使わないので、極力シンプルにしているぞ。
車検箱にもバッチリ入るぜ!
車検箱に入れると車体が少しだけ右に寄っているのがわかるかな?
右コーナーを0.1秒でも速く走る為、よりインコースを走る為にこのようなローラー配置になっているぞ。
本番は1/1000秒を争うタイムアタックでの勝負だ!
妥協して0.1秒を笑うものは0.1秒に泣く事になるぜ…。
どうだ、燃えてきたろ?
…という訳で、今回は『直線番長用マシン』の紹介でした。
ミニ四駆の最高速というのは、ちょっと乱暴な言い方をすれば『モーター』『電池』『タイヤ』で決まる部分が非常に大きいです。
高回転・高トルクなモーター。
そのパワーを取り出す為の電池。
そしてモーターのパワーを路面に伝えるタイヤ…。
勿論、駆動系やローラーを丁寧に組んであげる事は言うまでもありません。
モーターの育成、電池の管理、タイヤの作成などは、どれをとっても非常に手間が掛かりますし、一朝一夕でマスターできるものではありませんが、少しずつ取り掛かれればマシンの製作時に色々応用ができる重要な要素になります。
当店のミニ四駆大会でも、先月のようなフラットレースが開催される事もありますし、立体セクションがあるレースでも、マシンの速さがきちんと出ていれば、後はプラスアルファでブレーキやマスダンパーでの姿勢や速度制御ができればそれで良い訳です(実際はそれが結構難しいのですが…汗)
フラットでも立体でも、セッティングの引き出しは多いに越した事はありません。
そこがミニ四駆の奥の深さでもあり、面白さでもあります。
さて、今年の直線番長はどんなドラマが生まれるのでしょうか?
皆様の熱い走りに期待します!!
『ううう…。blogを書いていたら、昔の血が騒いできたぜ…ッ!』
どうなる番長!!以上、本日のミニ四駆コーナーよりのお知らせでした!