皆さん今日和!
ガン&ミニ四駆コーナー担当たっちんです。
まずは昨日のブログの件について…。
昨日の記事で、ギアの緩み止め防止加工を紹介いたしましたが、『プロペラシャフトのギアを抜くとレギュレーション上、NGになるのではないでしょうか?』というご指摘をいただきました。
『はてはて?レギュレーションにそういった文言があったっけ…?』と焦って『タミヤ ミニ四駆公認競技会規則』のページを調べてみましたがそういった文言が見当たらなかったので、直接『タミヤグランプリ係』というミニ四駆のレギュレーションに関する問い合わせ窓口に電話してみました。
回答としては『プロペラシャフトのギアを抜く』という加工は明文化はしていないものの、レギュレーション上はNGになる!というものでした。
という訳で、昨日のブログのプロペラシャフトの加工に関する部分は削除いたしました。
読んでくださった皆様、申し訳ございませんでした。(ご指摘頂いた皆様、ありがとうございました!!)
さて、本日のブログは久々にある実験をしてみました。
超速ギア(3.5:1) VS EXハイスピードギア(3.7:1) VS ハイスピードギア(4:1)
速いのはドッチ!?対決です。
なんでこの対決をしてみたかと言うと、12月より当店の常設コースがこのようなレイアウトに変更になりました。
バンクが2箇所。
デジタルコーナーが2箇所と、結構速度が食われるレイアウトですね。
自分のメインマシンのギア比は『超速ギア(3.5:1)』だったのですが、思った程速度が伸びず、特に中盤のデジタルコーナー⇒バンクのセクションで思いっきり減速してしまいした…。
そこで『単純にギア比を変えたら、どれくらいタイムに影響するんだろうか?』と疑問に思ったのが事の発端です。
早速実験してみましょう!
今回比較するのは、MS・MAシャーシで使用するコチラの3種のギアです。
因みに、ギア比とトルク、回転数の関係ですが、簡単に説明すると以下の様になります。
■3.5:1⇒モーターのトルクが3.5倍!
■3.7:1⇒モーターのトルクが3.7倍!!
■4:1 ⇒モーターのトルクが4倍!!!
こうやってみると、4:1ギアはトルクが4倍で凄い!!となりそうですが、反対に回転数は…。
■4:1 ⇒モーターの回転数が1/4
■3.7:1⇒モーターの回転数が1/3.7
■3.5:1⇒モーターの回転数が1/3.5
というように4:1ギアは回転数が1番低くなってしまいます。
(マブチモーターさんのサイトで分かりやすい図解がありました←クリックするとリンクに飛びます。)
このような関係から、超速ギアは最高速重視、ハイスピードギアはトルク重視のギア比と言うのが分かると思います。
(EXハイスピードギアはその中間ですね!)
そして今回実験に使用したマシンはコチラ!
久々の登場!ケイ・ホビースペシャルスターターパックMAです。
使用したモーターは『ライトダッシュモーター』
電池はこのようにアルカリ乾電池を3セット用意し、走行毎にギアと電池を入れ替え、交互3回、タイムを測定しました。
さてさて、結果はどうなるでしょう?
回転数重視の超速ギアか?
それともバランス型のEXハイスピードギア!?トルクもりもりのハイスピードギアが来るのか!?
皆さん予想してみてくださいね☆
注目の結果は…コレダ!!
なんとトップタイムはEXハイスピードギアの『19秒152』という結果に!!
やはり他のギアと比較してデジタルコーナーからのバンクの抜けが目視で分かるくらいキレが良かったです。
平均タイムも3種類中トップタイムと、今回の実験ではEXハイスピードギアに軍配が上がりました。
次点は超速ギア。
健闘致しましたが、平均タイムでEXハイスピードギアの『約0.1秒落ち』という結果に。
回転数重視のギア比ですが、もうちょっとトルクが必要だった…という感じでしょうか??
残念ながら最後はハイスピードギア。
トルク4倍のギア比でしたが、最高速が伸びなかったのか、タイムは奮わず…
もっとアップダウンのきついレイアウトなら真価が発揮できるはず!?
という訳で本日はギア比の比較実験でした。
ミニ四駆は取り付けるパーツの様々な要素で速さが決まりますが、コースにあったギア比のチョイスも重要な要素と言うのが分かりましたね!
私は普段、交換する手間を惜しんで超速ギアしか使わなかったのですが、これからはちゃんとギア比も計算に入れて走らせないとですね(笑)
以上、本日のミニ四駆コーナーのお知らせでした!