電動スコーピオンにLipoバッテリーをそのまま内蔵できるように加工してみよう!


こんばんは!「番頭」です。
このブログを書いているのが、25日の夜です。
今年のクリスマスはいかがお過ごしでしたか?
プレゼントを貰えた良い子達は、どんなプレゼントだったかな?

…私は、仏教徒の為、宗派が違う為かサンタさんは今年も来ませんでした。
悲しいね。

さて、本題といきましょうか。

本日のお題銃はコチラ。

東京マルイさんの電動コンパクトマシンガン「スコーピオンMod.M」

ナカナカ使い勝手の良い、軽量で狙いやすいサブマシンガン。
もちろん、ノーマルでも良いけれど、小店で内部チューンを施したコンプリートカスタムモデルが
小店では、販売分の過半数を占めており、人気ですね。

スコーピオンMOD.M 番頭スペシャル カスタム済みコンプリートモデル。
純正を一回り強くしたような仕様の「改三」¥32.216(税込)

単発での伸びと精度を重視した「三辛」¥31.772(税込)

↑この記事を書いている今日現在、在庫もございます。
webショップにリンクしております。
詳しいカスタム内容は、以前の記事を見て頂く事にいたしまして…。
さて、このコンパクトマシンガン系は、ボディが小さい事もありまして
バッテリーは、電動ハンドガン用のバッテリーを使う前提となっております。

メーカー純正の組み合わせでは、電動ハンドガンのニッケル水素バッテリーを
本体付属の変換コネクターに入れて、本体に接続。

小店カスタム品の場合は、電動ハンドガン用のLipoバッテリーを変換線込みで
本体付属の変換コネクターに入れて、本体に接続。

と言う感じで、どちらにせよ、スコーピオンの場合は「電動ハンドガン用のバッテリー」
を使う組み合わせになります。
やはり、ピストル用の小型サイズのバッテリーなのでサバゲでガンガン使うとなると
「予備バッテリー」が欲しいトコロ。

実は本日、お電話にてお客様よりご相談がありまして…。
「変換コネクター無しで、ダイレクトにバッテリーを繋げたい」
「手元にある1台のスコーピオンで自分でも試して、一部のLipoバッテリーが入る事は判っているので、小店カスタムのコンプリートをベースにバッテリースペースの拡大をしたモノを購入したい」

という事で「小店コンプリートの改造3型」+「バッテリースペースの拡大」という事になりました。
いきなりぶっつけ本番では、お客様の分にならないので、データー取りってコトで
今日の記事では、バッテリースペースの拡大加工を作製してみましょう!
お客様用の個体では無く、データー取りようのテスト&ブログ記事用ってコトで。

…というか、このブログを書いている時点で出来上がっています。

今回、組み合わせるバッテリーはコチラ。

オプションNO1 7.4V 1100mah Lipoバッテリー 小店販売価格¥3,402 (税込)
イロイロサイズを測ってみましたが小店の在庫品では、
コイツが唯一、加工したスコーピオンに内蔵出来るタイプでした。

なかなか見かけない珍しい形状。
通常のミニバッテリー等よりは随分と小さいバッテリーではありますね。

本来は、PEQ-16等の小型の外付けバッテリーケースに収納する事に使うタイプです。
電動ハンドガンのLipoバッテリーの容量が500~600mahと言う事を考えますと
今回の1100容量は、2倍位のスタミナが期待できます。
容量の増加に伴って、単発のレスポンスや連射サイクルの向上というメリットもあります。
あとは、頻繁にバッテリー交換しなくて済むという事もメリットかな?

さて、実際に作業開始です。

上半分を取り外し、下回りのメカボックスを取り外します。


フレーム内側のセレクターパーツや、トリガーカットオフレバーを取り外し、
あとは、内部の2本ネジを取り外すと、グリップ全体が取れます。
電動スコーピオンは、このグリップの中にトリガー接点・ヒューズとバッテリー一式を内蔵させているんです。


グリップ一式を上から覗いたトコロ。左右の小さい+ネジを2本取り外します。
真ん中の2本はそのままでOK。


少し上に浮かせた状態で、グリップ側についている2本の配線をハンダで外して
スイッチユニットを上に引き上げます。


バッテリー収納スペースとスイッチユニットが見えますね…。

コチラのユニットをアチコチの部分をカット加工してバッテリースペースを確保。
ダイレクトにLipoバッテリーが繋げられるように、配線のハンダ付け作業をします。


こんな感じですね。
実はこの撮影後、もう少し削らないとバッテリーが入らない事が判明。
もうちょっと追い立ててます。

トリガーユニットの加工は終わりましたので、今度はグリップ側の加工です。


グリップ内部に残っているパーツ類やリブ等を削ります。
もう、そりゃアチコチをコリコリっと。
今回内蔵させるのは小型バッテリーではありますが、
元々、グリップスペースに余裕スペースはまったく無いので、
結構グリグリっと削りました。
ご自身でやる場合は、慎重にやらないと貫通するよ。


…できました!

さて、あとは組立です。
このまま、内部機関部はノーマルで組み直しても良いのですが、
せっかく分解したので、小店の定番カスタム「番頭カスタム 改造3型」(通称 改3)
の内部チューンも施しましょう!


メカボックスは、社外スプリング+社外シリンダー+からあげ棒 の組み合わせ。

からあげ棒って何?と言う方にご紹介いたしますと

「からあげ棒」は指先で示している小さい銀色の部品こと。
小店ケイ・ホビーの考案のオリジナルパーツです。
からあげ棒は1個¥300 と安価なパーツですが効果は絶大。

コンパクト電動ガン系の弱点である、給弾不良や発射不良の頻発が改善される部品でして
カスタム銃や使い込まれた銃で給弾トラブルが出た場合は、コレを入れると改善する事が多いです。

ちなみに、安易にそのまま丸ごとパクルのはどうかと思っていますが
他社さんでパクリパーツが出るほどの効果パーツですね。

お次は、銃身回りです。
改造3型は、ライラクスさんのカスタムバレルをベースにHOP窓を加工して、チャンバーを小加工。
そして「TFGリング」というパーツを追加で組み付けています。
コチラも小店のオリジナルパーツです。
このTFGリングは、銃身根元のパッキンに組み合わせる樹脂リングでして
ピストン発射時に噴き出した発射エアーがバレル内部でBB弾を押し込んでいる時に、
エアーがパッキン側に吹き返してするのを物理的にとどめる事でエアロスを減らす事が目的のパーツです。

人間動作に例えるならば、
「ストローを口に加えてBB弾を吹く時に、弾が抵抗になっている時の吹き返しで、クチビルから空気が逃げない様に口の周りに固定するパーツ」
といった感じですね。
コン電系は機関部が小さいので、こういう地味系パーツでコツコツと初速向上を集めないと
最終的なスピードアップが出来ないので、地味ですが必要な部品なんです。

さて、組み上がりましたね。
今回の目的のグリップ周りを見比べてみましょう!


左が加工品。右側がノーマル。
ね?大きくなったでしょう?


コネクターの配線は、長過ぎてもスペースが厳しいし、短すぎてもバッテリー接続がしにくいので
検討の結果、ギリギリ見える位の長さとなりました


というワケで、ギリギリ寸法ではありますが、配線に無理をしない範囲で
収納できるようになりました!
ちゃんと、底蓋のキャップも無理なくロックできるようになりました。


というワケで、完成いたしました。
「小店コンプリートの改造3型」+「バッテリースペースの拡大加工品」

ちなみに、今回の改造3型は、小さいマシンガンですが、初速はマルイの0.2gBB弾で90オーバーと
フルサイズの電動ガンと互角に渡り合えるセットアップです。
軽量小型ボディを活用してガンガンっとサバゲで使ってほしいですね!

この個体は、データー取りテスト&ブログ記事用ってコトで試作作製いたしましたので

コイツはこのまま販売しちゃいますか!

先程の記事の通り、サイズ寸法&動作確認のデーター取り用に
Lipoバッテリーも開封いたしましたので、今回のLipoバッテリーもセット販売にして
今回の拡大加工分のパーツ代+工賃はサービスにしちゃいましょう!
「通常の改造3型」¥32,216 +「LIPOバッテリー」¥3,402 の
合計¥35,618(税込)で販売ってコトで、
この特別価格は限定1丁。

通常販売の場合は、
拡大ダイレクト加工費は「本体を小店にてお買い上げの場合」
は工賃¥1500円位追加で出来るかな?

気になった方は、お声掛けくださいませ。
今回のスコーピオンは通販でもお送り可能ですよ~。

今後は、この拡大加工はスコーピオンMOD.Mの
カスタム定番メニューに加えてもイイかな~?

以上、スコーピオンMOD.Mのカスタム記事でした!

さて、本日はココまで。
明日の当ブログもよろしくお願いいたします!

「番頭」でした!

END

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