これから夏に向けて。バイオBB弾やLipoバッテリー等の保管にご注意を!(再放送)


こんばんは!「番頭」です。

私事ですが、電子書籍とか動画を見たりすると面白いかな~と思いまして
最近「アイパット」を新たに導入いたしました。
ケータイもアイフォンなので、同期リンクさせて使う事が出来るのですが、コレがナカナカに面白いですね!
ネットフリックスとか、アマゾンプライム等の有料動画サービスも、コレなら見やすそうなので今度加入してみようかな?
せっかく買ったので、色々と活用していきたいので試してみたいと思います。

さて、本題と行きますか!
今日のお話は、一部再放送のお話です。タイトルにもございますが…。

「夏場のてっぽー関係の取扱いについて」ですよ。

これから、夏場に向けて皆さんにご注意をと言う事で。
毎年、当ブログではこれぐらいの季節にはご案内しておりますので
「もう知っているよ!」と言う読者の方も多いかもしれませんが

「最近てっぽー遊びを始めたばかり」と言う方の為にも「知らなかった」では勿体ないので
今までにご紹介してきた過去記事のイロイロなトコロを集めて再編集しつつ、今日のご案内していきたいと思います。

まずはコチラから。

「バイオ弾」の保管について。

サバイバルゲーム会で、必ず使う物と言えば「バイオBB弾」
実は、夏場はBB弾に一番厳しい季節でして「保管」や「使用時」に注意をしないと
銃が壊れてしまうかもしれないシーズンなんですよねぇ。
特に「気温」&「湿度」はバイオ弾には大敵です。

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さて、エアガン遊びには、必ず必要なBB弾。
コレが無ければ、的撃ち遊びもサバイバルゲームも始まらない!

んで、最近の「バイオBB弾」20年くらい前に比べれば格段の進歩を遂げています。
もちろん、弾の精度も高精度になっていますし、バイオ素材も変りました。

さて、それでは詳しくご説明をいたしましょう。
その壱「バイオ弾は熱に弱いタイプが多い」

東京マルイ弾、G&G弾、ギャロップ弾、ライラクス弾とか、某ショップのオリジナル弾などなど、画像にもございますが、
この手の「アルミパックに入っているバイオBB弾」は、「すべからく高温に弱い!」のです。

高温でも比較的平気なバイオ弾は「エクセル弾」かな?
あれはバイオ素材が違うので、エクセルの場合は、割と神経質にならなくても平気です。
エクセル弾は、夏場高温になる、番頭の実家の押入れに7年間忘れていた弾もフツーに使えた経験がありますので。

さて、海外系の輸入BB弾には、書いてありませんが、
東京マルイさんのバイオ弾は「親切なので」裏面に「注意書き」が書いてありますよ?。


「真夏の車内等、50度以上になる場所に放置すると変形する恐れがあります。」

はい、この文章。
「脅し」じゃなくて「マジ」です!
一度でも高温で変形してしまうと元には戻りません!
変形したBB弾は、銃身の中で弾づまりをおこして、ギアクラッシュを誘発させる事もあります。

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ちなみに、高温で放置した未使用のバイオ弾の拡大画像がコレ。

なんか、スジが出ているでしょ?熱による膨張でこうなってしまいます。
こうなったら、もうダメです。

このまま電動ガンに入れて撃ってしまうと、銃身でBB弾が詰まってしまいますよ!
もう、こうなったら使えません。ガンの故障が怖いですからね!

この状態になってしまったバイオ弾はスタッフ内で「芽が出た!」と呼称しています。
「手で投げて豆撒きで遊ぶ」位しかありません。

実際にBB弾をダメにしてしまった方もワザとダメにした訳ではありません。
「俺はそんなコトしないよ?」と仰る方も多いのですが、大抵は、加熱状態に気が付かずダメになってしまったパターン。
例えば…。

「奥さんや家族には内緒でエアガン遊びをしているので、家には持ち込めず、銃やBB弾は車の中に隠している」
妙に具体的ですが…。実際に合ったケースです。

前述の注意書きにもありましたが、夏場の締め切った車内は大変高温になります。
50度超えるなんて当たり前です。
たった一回の高温でBB弾は全滅しますので、お気をつけて!

他にも「高温に晒している事に気が付かないケース」としては、

_MG_7396_R←夏場のサバゲ会の模様。日差しが強烈です。

「サバイバルゲーム中に、セフティゾーンでBB弾が袋ごと&ボトルごと、直射日光に当たり続けて、炙られて全滅。」

ゲーム司会歴の長い番頭が、よくフィールドで見るパターンです!
サバゲー場で、本人はゲームで遊んでいて気が付かないパターン。

バイオBB弾が袋ごと直射日光にあたったりすると、夏場の直射日光で1時間程度あれば、芽が出ます。
バイオBB弾は、日陰に必ずおきましょう!
午後や夕方になると陽射しが変わるので、いつの間にか炙られている場合もございます。

先程もチラッと書きましたが、この手のバイオBB弾は「アルミパック」に入っているので
通常のビニール袋と違い、より高温になり易いようです。

あとは、とても珍しいケースとして、
「通信販売などの場合、夏場の輸送中のトラックの荷台の中が高温だった為、変形してしまう。」
という事も、ありました。

ホントに珍しいケースで、夏場でも滅多に無い事ですけれどね!
番頭の経験上、運送会社を変えても無駄でした。
「黒い猫さん」や「飛脚さん」、今は無くなったけど「大きなクチバシの鳥さん」
とまぁ、各運送屋さんで発生した事がありましたので、運送企業で回避できるものではなさそうです。

というワケで、こればっかりは、正直どうにもならないので、運次第ですが、
ホントは店頭で状態を見ながら買うって事が一番安心かな?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

例えば、東京マルイさんのパッケージは他社製品と違い、BB弾の袋に覗き窓があって
弾の状態が確認できますよ。知ってました?

手前味噌で恐縮ですが、小店では、入荷したバイオBB弾は定期的に
袋から開けて芽が出ていないか、チェック確認しています。

んで、開けたBB弾は、店頭での試し撃ち用に使用して、今回のロットの出来はどうか?
とかの性能も一応時々は見ています。
※お客さんのカスタム依頼品の状態確認で店内の20メーターレンジで撃てるので、結構分かり易い。

さて、熱のお話しはこんな所でしょうか。
お次は、湿気の話。

その弐「バイオ弾は湿気にも弱いタイプが多い」

え?なにそれ?といわれるかも知れませんが、マジです。
(例によってエクセル社バイオ弾は素材が違うので例外。湿気は気にしなくて良い。フツーに使える。)

どうも、素材の性質なのか、表面処理コートのせいなのか
「シケって当たらない」という状態になります。
まぁ、精密射撃とかスナイパーとか、エアガン歴ン十年のマニア(私!)とかが気にする、
ホントに細かいレベルですけれどね。
エアガン初めて、数週間程度のビギナーさんでは気が付かない位の細かいレベルです。

ちなみに、湿気でやられたBB弾は弾づまりして銃が壊れる!とまではいきませんね。
ですが、確実に変形はしているようです。
先程の熱変形の例でも出しましたが、今回の話題の基準となっている「東京マルイ」さんのBB弾の袋を見てみましょう。

…乾燥剤入り!

そう、メーカーさんは判っているのですよ。
最初の出荷状況では、ドライにしているのです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA←袋上部の緑色の線がチャックの部分です。

同じ様な袋を使っている例として、「ポテトチップ」とか「おせんべい」も同じ様なアルミ袋を使っています。

さて、皆さんの手元にバイオBB弾があれば、観てみましょう。
バイオBB弾の袋の上部は「ジップロック(チャック)」になって、空気が密閉できるようになっています。

一度明けても密閉できる袋です。

番頭の感覚では、
「開封直後は凄くよく当たるBB弾」「口を開けっ放しで、当日の夕方まで放置する」と、「もうダメ」です

半日放置で、「凄くよく当たる高精度BB弾」が「フツーのBB弾」程度まで、精度が落ちます。
シケる感覚としては、おせんべいやポテチ位の時間感覚ですね。
開けっ放しでは、午前中と夕方では、当たり方や飛び方が違います。

具体的に例えば、私「番頭」の感覚でいうと、湿気でダメになったマルイのバイオ弾と、正常な弾で撃ち比べると
30m先で、15cm程集弾性が違いますねぇ。
大体、次世代ノーマルで撃ったとして、集弾性としては、
30m先で「ソフトボール位」に集まっていたのが「サッカーボール位」に散らばります。

あとは、先程の湿気の理由で、この手のバイオ弾は皆さんが良くお使いの
「BBボトル」に入れておくのも、精度を気にするスナイパーさんはオススメしません。
確実にシケってきます。
黒い色のバイオ弾対応ボトルもでましたが、あれも密封容器ではないので、当日限定ですね。

ちなみに、個人的な好みのバイオBB弾で言えば「マルイのバイオBB弾が神!」です。
コイツの0.25gバイオ弾で、次世代の新品使えば、40メーターヘッドショットは楽勝!
・・・ただし、小袋限定。しかも、開封直後限定です。

他社のバイオBB弾でも素晴らしい精度の物も存在しているのですが、
運用上、「大きな袋のバイオ弾」って、結局一日で使いきれないので、余ってしまいます。

この手のバイオ弾は、朝明けて、当日の夕方位には、シケってしまっうので、
精度が維持できません。
フツーにばら撒く程度なら気にしないケド、スコープ付では、私は不満が出ます。
開封直後の良い状態を知ってしまっているのでなおさらです。

なので、出来ればバイオ弾は、大きな袋の場合は、小さな袋に移して、密封保管。
おせんべ等に入っているシリカゲルをイッパイ集めて入れて保管が良いかな?
それでもシケる時もあるけどね。

他の方法として大袋バイオBB弾の場合は、出来れば仲間内で共同購入として、みんなで一日で使い切ってしまう方が良いですね!

もしくは、私の様に小さな使い切りの袋のバイオ弾で、当日中に使い切ってしまいましょう!
新鮮な弾の方が当たる銃になりますよ。

エアガンの性能が運動物理としての限界近くまで性能が上がっている現在、
銃本体の性能を生かすか殺すかという点では、BB弾は一番重要なカスタムパーツです。

あとは、保管の方法ですが、余ってしまった場合は、冷凍庫(氷を作る所)で保管が理想カナ?
氷点下になれば、水分は凍るので、ポテチ等もドライ保管ができます。
ですので、BB弾をドライに保管できます。
ただ、一般家庭で、冷蔵庫開けたら、BB弾が入っていたら
「母ちゃんスパーク!」がまっているかもしれませんケドねw
さて、バイオBB弾の扱い方講座は以上です。

色々と小難しい事を書いておりますが
簡単に言いますと
私の持論として「判りやすいたとえ」といたしましては、
「高性能バイオBB弾」=「ハイオクのガソリン」です!
クルマで言うならば、メーカーさんで高度に設計された「GTーR」とか「ポルシェ」みたいな
「高性能なスポーツカー」には、レギュラーガソリン(湿気でダメになった弾)とか、密造酒レベルの合成ガソリン(粗悪な中華バイオBB弾)とかは入れないですよね?
性能を発揮しませんし、もしかしたら壊れちゃう可能性もありますもんね!

正直、最近の次世代電動ガンなどはある意味「GTーR」みたいな物で、最初からとても性能が良いのですが、
BB弾がダメですと、まったく当たりません。

ちなみに、番頭オススメのバイオ弾は「東京マルイ」のバイオ弾が一番オススメですね。
「ベアリング精度」とのキャッチコピーの通り、言うだけの事はあり、
他メーカーに比べて頭一つ飛び出ている印象ですね!

さて、お次は

「Lipoバッテリー」の保管について。

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↑東京マルイ製電動ガンに対応した、ケイ・ホビーのLipoバッテリー。

小店でもオリジナル商品として展開しております、電動ガン用のLipoバッテリー。
動作レスポンスのパンチ力、多く撃てるスタミナ、比較的早い充電時間、冬場の寒さにも強い放電特性。
と、色々なメリットもあり、社外バッテリーとして電動ガンの世界でも定番バッテリーとなっております。

なかなか魅力的なメリットがたくさんあるのですが、その反面バッテリー管理は慎重に行う必要があります!

誤った使い方をした場合は、バッテリーが死んでしまうだけではなく、最悪発火・爆発の危険もあります!
大惨事になる前に、正しい管理方法を理解して、覚えておく必要があります。

Lipoバッテリーの正しい管理方法を、簡単にまとめてみました。

・必ずLipo専用充電器を使用して充電する。
・充電は防火袋(セイフティバック)に入れた状態で行い、二時間以上電源に接続しない。
・高温(40℃以上)になる場所に放置しない。日光のあたる場所に置かない。
・本体に衝撃を与えたり、外袋に損傷を与えない。
・充電の残量が10%を下回るまで使用しない。

以上の最低限の事柄を遵守すれば、快適なLipoライフを送ることができます(^v^)

さて、今回は夏場の保管方法のお話ですので…。
・高温(40℃以上)になる場所に放置しない。日光のあたる場所に置かない。
と言う所を具体的に解説してみたいと思います

特にヤバいのが「Lipoバッテリーが満充電の状態で、高温になる事!」
ホント大変危ないです。皆さんも要チェック!です。

Lipoバッテリーに限らず、バッテリーが暖まっている状態ですと出力が上がります。
純正のニッケル水素電池でも「充電したての暖かい状態のバッテリーだと連射サイクルが速い」
なんて経験はありませんか?

つまり、満充電の状態でLipoバッテリーを夏場の車内や直射日光にさらすのは危険です。

元々満タンでこれ以上入らないのに、温度で出力が上がって蓄えているエネルギーの容量を超えてしまい、
バーストするという事なのです。
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BB弾のトコロでもご紹介いたしましたが、夏場の車内にバッテリーを放置するのはヤバいです。
これから夏場に向けて、ドンドン気温も車内温度も上がります。

車内でバッテリーが燃える→クルマにはガソリンが入っている→TVニュースレベルの大参事!
ってコトが簡単に想像できます。
皆さんもご自身のお車内に残っていないか?是非チェックしてくださいね!

ちなみに、皆さんがお使いのスマートフォンとかも車内放置は危険ですよ。
Lipoバッテリーの「Li」の文字は「リチウム」の「Li」です。
最近の充電モノは、リチウム電池を使う事が多いですよね?
携帯電話・ゲーム機・ノートパソコン、等々、リチウム電池を使った器具はイッパイあります。

電動ガンで使われいる「Lipoバッテリー」とは何も特別な充電池では無く、
皆さんの普段の生活の中でも、意識せずに使っている身近に存在しているバッテリーの1種という事です。

これ以外にも、Lipoバッテリーに関しましての疑問や質問がある際は、
お気軽にガンコーナースタッフにお声掛けくださいませ!
さて、お次は

「ガスガン用のガス缶」の保管について。

ガスガン用のガス缶も管理には注意が必要です。

ガスを買ったあと車内のダッシュボードに放置していたところ、
ガス缶が破裂してフロントガラスが粉々に… なんて話も伝え聞いております。

以下は私の体験談。(稲川淳二の怪談風に)

※プライバシーにより、一部音声を加工しております。

「それは20年以上の昔の話です。私、ワンボックスカー(ハイエース)の中に、
サバケ用品一式を常備していました。
まぁ部屋に入れるのをめんどくさがって、入れっぱなしにしていたんです…」

「…ある日、車内のサバケ用品収納BOXから、
取り出してゲームで遊ぼうと思ったら、ガス缶が空っぽなんですよ…。」
「あれー?おかしいなぁ?と思って、良く見ると、ガス缶の先っチョが居ないんです…。」
「さらに、収納ボックスの横にも小さな穴が開いていて…」
「車のバックドアの鉄板が、まるで、内側から撃たれたみたいに出っ張っているんです…」
「きっと!あれは私を狙っているゴーストな狙撃者がいる呪われた車なんですよ!怖いですね~」

※本当は、夏場に車内でガス缶がさく裂して、
注入口が車内から外に向けて爆発発射されたとも言います!ホントにご注意を。

そうそうあと「オマケ」で、コチラのお話もしておきましょう!


装備品も夏場の車内では、要注意です!
X500のような比較的薄くて弾力のある材質のレンズを持つゴーグルは車の中に放置しておくと
レンズ部が熱で変形するというケースがあります。
以前、スタッフで「買ったばかりなのに…」とゴーグルをダメにしてしまい
落ち込んでいた事が目の前で実際にありましたね。
歪んだゴーグルじゃゲームは厳しいですからねぇ。
まとめのお話。
さて、いかがだったでしょうか?

ホント、先程から何回も繰り返しておりますが、夏場の車内放置は色々と危険です。
JAFさんのホームページによれば、
直射日光が当たるような状況では車内温度は普通に50度を超え、
駐車した場所によっては80度近くになるそうです。
もちろん、クルマだけでなく、夏場に部屋の窓辺に置いて直射日光で炙ってしまうなんてケースもありますので
夏場の温度管理にはご注意を。

夏場は管理に気を遣う季節です。
楽しいサバゲライフが大参事にならない様に、
気を付けて楽しく遊びましょう!

さて、本日のブログ記事はここまで。
明日の当ブログもよろしくお願い致します!

「番頭」より。

END

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