LMGライフルケースに「補強フレーム」を自作して入れてみよう!


こんにちは&こんばんは!「番頭」です。
ここ連日、近所のホームセンターに通って自家用車の使い勝手を改善すべく弄っています

←新しいクルマをぶつけない様に、目印を付けました。
前に乗っていた車(トヨタ・ラクティス)も不満は殆ど無かったのですが、
小店開催の定例サバゲ会に商品や備品を運ぶとなると
「もう少し荷室容量が欲しい!」という所が、唯一の不満でした。

コンパクトカーですから。そりゃ、小さいクルマに
物理的に入らない量の荷物はどうやったって入らないよね。
そして、趣味スポーツ自転車や原付系のバイクを運ぶ機会もある事ですし、
ソロソロ新しいクルマが欲しいなぁ!
という事で先日、自家用車を買い換えてみました。

さて、実際に買い換えた車でサバゲ会に荷物をイッパイ詰め込んで行ってみた訳ですが、
今度のクルマは「前車に比べると微妙に使い勝手が悪い」んですよね~。

以前乗っていたラクティスもスポーツ自転車なら一度に3台とか
バイクもスーパーカブ程度は余裕で運べたんです。
本当に、前の車はコンパクトカーの割には収容能力も高く、使い勝手も考え尽くされた車だったので
「前の車の出来が良すぎたダケ!」ってコトかもしれません。
ラクティスは良く出来た使い勝手の良いクルマです。
今から中古車でも十分にオススメのクルマです。

←後ろ座席を倒したトコロ。床が斜めなのが不満です。
さて、何の使い勝手が悪いかって言いますと、
前車と同様に後ろの座席と助手席を倒して、最大容量モードにして荷物を積むのですが…。
倒れた後部シートのせいで「床が斜め」になってしまい、水平に積み込みが出来ません。
床の高低差が約15cm。滑りやすい段ボールとかの荷物ですと、後ろに下がってしまいます。
クルマの床が荷物が滑りやすい素材という事とも相まって、すぐに荷物がガチャガチャします。
特に信号からの加速で荷物が動いてしまい、後ろのドアに「ゴン!」って当たるのです。
…せっかくの新しいクルマで、コレはあまり気分の良い感じではありません。

そして、微妙に斜めの状態では「荷卸し」も、やり難いと来ている。
前の車が、後部座席のシートを折り畳むと水平になる
「ガッチャンシート」がとても優秀だったので、アレを体感していると不満ですねぇ。
その代り、クッションが厚くて乗り心地は良いんですけれど。

新しいクルマにも、運転席の乗り心地とか、意外と足が良くて
元々過激なスポーツカー乗りだった私の視点でも運転は楽しいとか、
見た目とか、開口部の広さとか、良いトコロはイッパイあるし、
今度のクルマも相当に気に入っているので「買い換えた事に後悔をしている」
ってコトは決してないのですが…。

そんな訳で最初の書き出しの通り、ここのトコロ毎日、出勤前や昼休みに
近所のホームセンターさんに通って「自分の手で使い勝手を良くする」という事で、
色々とやっております。

←奥の床が斜めに上がっている。
そんな不満点「床が斜めで荷物が積みにくい」を改善するべく、
パイプ類と、ボードをカットして組み合わせて、枠組みを作りまして
床が「ほぼ」水平になるようにしてみました。
なんで「ほぼ」かと言いますと
ケツ側をほんの少しだけ「上げて」後ろのドアにバンバン荷物が当たらない工夫もしてみました。


そして、こんな感じで完成です。
パイプで枠回りを作成。そしてボードを貼って荷物が置ける感じです。
パイプ中央の部分か完全固定せずに2分割できる形状にして、
普段は分解してカーゴルームに収納できるようにしてみました。
サバゲ会の積み込みの時にパイプを組み立てて、床を貼る感じです。
これで、しばらく運用してみようと思います。

さて、随分と前置きが長くなってしまいましたが今日の本題ですね!
今日はコチラ。


LMGガンケースです。

「M249ミニミ」とか「M60」「PKM」とか、大型マシンガンは結構収納に困ります。
ボディに厚みがある銃ですので「フツ―のライフルケース」ですと、収まりきらないんですよね。
「長さ」もそうなんですが、ボディに厚みがあるので、幅を取ります。
フツ―のケースに無理に詰めると真ん中付近がパンパンになってしまう感じ。

そこで、今回ご紹介の「LMGガンケース」が重宝します。
ケースに厚みがあるタイプですで、横幅があるLMG関係も、すんなりと収まります。
というか、これ位しかLMG関係が自然に収まるガンケースって無いんじゃないかな?

←肩掛けヒモに引っ張られて変形している。
実は、この形のガンケース、実際に愛用しているユーザーさんも結構多く、
小店のサバゲ会でも必ずと言っていいほど、使っている方を見かけます。
モチロン、小店でも良く売れている「定番のガンケース」となっております。
そんなこの「LMGガンケース」。
実は「番頭」的には使い勝手に不満があったんですよね~。

それは
「LMGガンケースは、ケースに重量のあるLMGを入れるとケースが変形して運びにくい」
ってコト!


↑これでもマシな方。短めのM4ライフル等を入れると更に「レ」の形の様に変形する。
実際にこのケースを使っているアクティブユーザーさん以外には判りにくいかもしれません。

実は布製ケースの為、外ケースの材質が柔らかいので、中の「エアガンの固定」が安定しないんですよね。
肩掛けで運ぶ時も、カバンの外側も中身もグチャグチャになる事も多々あります。

と、いう訳で今日は「このガンケースに補強フレームを入れてみよう!」というワケです。
…実は冒頭にご紹介した「自家用車の床造り」で使った部材を使用して
「コッチも作ってみよう!」という事なのですけれども。

←近所のホームセンターさんにて。
さて、先程ご紹介の「クルマの床作り」にも使いましたコチラ。
矢崎化工さまの「イレクターパイプ」というシリーズでして
全国のホームセンターさんで割とドコでも扱っている、とても入手のしやすいパーツシリーズです。


各種サイズのカラーパイプと、組み合わせる樹脂ジョイントに豊富な種類がありまして
色々な形を作成する事が出来ます。
ホームセンターに良く行かれる方は、見た事があるのではないでしょうか?
もしくは「イレクターパイプ」の名前はご存じ無くても、
よく工場等で職場の改善活動で使われる事も多いアイテムですので、
会社で見た!等でご存じの方も多いかも?

ちなみに、このパイプ。もう10年以上前になりますが「番頭」はイレクターパイプを使って…。

農耕運搬車+イレクターパイプ+べニア板+ひっくり返したタライ+M79ランチャー+モスカートで

←子連れ狼。マシンガン搭載の乳母車(マジ)
モスカートをぶっ放しまくる「子連れ狼」状態で運用する「前の座席が砲手」「後ろが操縦手」の
「エンジン式のミニ戦車」を作って、実際にサバゲで遊んでいた事がありましたねぇ。
懐かしい。
当時の画像が手元に残っていないので、ご紹介できないのですが
リニューアル前の昔の小店ホームページで掲載していた事があったので
ご存じだった方も居るかな?


さて、そんな訳で久しぶりにご紹介となりました「イレクターパイプ」
組立てが簡単でして、樹脂ジョイントに、専用の接着剤を流し込めば固定できますので、
パイプを切断する技量位で、特別な技能を必要せずに、簡単に形を作る事ができますよ。
パイプも安全に切断できる工具も市販されていますし、
中学生だって組み立てるコトが出来る位には簡単かと思います。

←ケイ・ホビー近所のビバホームさんではカットサービスがあります。

「パイプをキレイに正確に切断するのに自信が無い!」なんて方は、
一部のホームセンターさんでは、買ったその場で、有料で金属パイプや木材をカットしてくれるサービス
をやっている所もアチコチにありますので
カットサービス有のホームセンターでイレクターパイプを購入して
切ってもらうのもオススメです。

このサービスを利用する事で、事前に寸法を図面に書き起こして、
材料を揃えたら、その場でカットして持ち帰れば、
後は自宅でパイプの接着作業だけで完成出来ますね!

←メーカーサイトさんより。
そうそう、カット時の寸法の注意点としてジョイントは、内部に「パイプ受け」がある為
ジョイントの厚み分を差し引いた長さを計算して、カットサイズを決めて下さいね!
詳しくは、実際に作製する方はググってください。

さて、それでは実際に作製です。
接着固定をする前に仮組で、作成してみましょう。


現物合わせで、パイプの長さを決めてカットしていきました。
この辺が、何となくでもある程度形になってしまうが、イレクターパイプのいいところ。

樹脂ジョイントの選び方に迷ったら、ジョイントの現物をホームセンターの床で並べて
仮組のイメージで配置して想像すると、大抵何とかなりますよ~。
もしくは、イラストでジャングルジムの様な感じの形を書いて想像すると良いですね!


完全にジャングルジムの四角形にしてしまうと、出入口や収納スペースが狭くなりすぎてしまうので
今回はガンケースの形状にあわせて、L型のパイプ形状にして、上部からの取り出しを考慮しました。

うん、仮組で上手くいきました。


このLMGライフルケースは、片側が完全に「ペロンっ」て感じでオープンになりますので
前述のL型形状で組み立てた方が、都合が良いですね。
仮組で上手く行ったら、接着ですね。
いきなり接着しないで、ここで不都合が出た場合に修正出来ますので
「仮組」をしてから作成した方が確実ですね。

さて、寸法がOKとなりましたら、あとは接着して固まるのを待てば完成です。
組み上がっている状態で、瞬間接着材の様にサラサラした液体を流し込む方法です。
接着剤が、樹脂ジョイントに反応して融着固定されますよ。
付け過ぎでタレないように注意ね。


完成したら、実際にガンケースに補強フレームを入れ、エアガンを入れる、こんな感じ。


ガンケースが型崩れせずに「ピシッ!」としています。
肩掛けで持ち運んでも、バックが変形しません!
これなら、重量のあるLMGも安定して運ぶ事が出来ますね!
サバゲ場でLMGガンケースがクタクタに変形してしまって困っている方
フレーム補強の価値はあるんじゃないかな?


中身(M249ミニミ)もフルに収納していてこの状態。ガンケースが変形していません!
フレームで囲っていますから、外からの衝撃も少しは和らいで落下などの場合の
エアガンへのダメージは少なくなる福次要素もありますね!

というワケで、LMGガンケースの補強工作、いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した「イレクターパイプ」は、アイデア次第で色々とモノづくりが出来ますので
皆さんも実際に作製にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

今回の「ガンケースの補強」以外でも、イレクターパイプはアイデア次第で色々と出来ます。
例えば…。

↑ガンライターさんのブログより転載。
上記の画像の様にイレクターパイプの組み合わせで「ガンラック」作成をしてみても面白そうですね!
ご自身のお部屋事情に合わせて、ピッタリサイズで作製する事だって出来ちゃいます。

あとは、射撃のターゲットを固定するの台を作ったりする方もいらっしゃいましたね!
こういう「創意工夫でご自身の手で完成させる」ってとても面白いので、
皆さんもチャレンジしてみてほしいなぁ!

ケイ・ホビーの社訓は「つくる喜び・遊ぶ喜びをお手伝い」という事をモットーに
40年以上の長年の営業しております。
ちなみに「自分で作るには、自信が無いなぁ~」という方には、
材料費と工賃を頂ければ、番頭が同じモノを作製する事もご相談に乗りますよ。
今回のM249サイズで、材料費込みでLMGケースの補強フレーム作成は
1個¥5,000位かなぁ?

さて、本日のブログはココまで。
明日の木曜日は小店定休日となっております。
金曜日にお会い致しましょう!


ちなみに明日、「番頭」は今度の4月7日にオープン予定の新フィールド。
「こもれびの郷」さまのフィールド取材をしてきます
ケイ・ホビーの定例ゲーム会としても、4月14日に開催予定ですよ~。
楽しみですね!
というワケで、金曜日の当ブログにて、オープン直前の新フィールド
「こもれびの郷」をご紹介する予定です。
よろしくね!

以上、本日の記事は、最近「イレクターパイプ」を使ってDIYを作りまくっている
「番頭」でした!

END

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