電動PPSHをマルイ化カスタムしてみようじゃないか!その伍(終)。本体組立・実射テスト編


こんばんは!「番頭」です。

まずは、皆様にお知らせです。

先日もお話させて頂きましたが、現在、新型コロナウィルス感染拡大防止という点で、
今月の各種イベントの中止、延期をさせて頂いております。

来月の4月のイベントにつきましても、世間様の状況が良くなってくれば開催したいと思っていたのですが、

今の所、感染拡大の収束の目途が立っていない状況ですので、
以下のイベントにつきましても、今月も開催を中止とさせて頂きます。

ケイ・ホビーの定例サバゲ会イベントは以下の通りです。

第1日曜日に 坂戸市の室内ゲーム場「凱」さま
第2日曜日は プレイベントとして「ヤネックス」さまにて森林戦を予定。
第3日曜日に 「ヘッズ川越」さまの屋外でのサバゲ会
第4土曜日に 「ヘッズ川越」さまにて「川越夜戦会」
そして、1か月の内、何処かで開催の「ヘッズ川越」さまにて「10禁であそぼうぜ!」

以上のケイ・ホビーのサバゲ会イベントですが、世間の状況が落ち着くまでは当面の間、見送らせて頂きます。
※各フィールドさんは、それぞれ営業しております。

本当に、非常~に残念ではございますが、状況が状況ですのでご理解とご協力をお願いいたします。
今回の新型肺炎の事態が収束しましたら、またメいっぱい楽しみましょう!!(`・ω・´)ゝ”

さて、本題といきますか。
昨日の続きですね。

さて、本日のブログは、ここ連日書いておりました
「中華電動ガンPPSHのマルイ化カスタム」の最終話です。

この記事だけを何かの拍子でポンと読んでいる方にあらすじですが
1回目のブログ記事
この時は、新品の本体の出来が、初期ロットのモノより良くなっている事、
試しに撃ってみてデーターを取って、カスタムパーツを集めた所でした。
2回目のブログ記事
カスタムパーツを組み込むために、本体の内部をバラバラに分解していく手順をご紹介いたしました。
PPSHの分解手順を細かくご紹介していた事はなかったと思いますので、忘備録としても。
3回目のブログ記事
そのまま無加工でカスタムパーツを組み付けても、PPSHの場合はセットアップが出ないので
この機種に合わせて、パーツの現物加工をしましょう!という記事でした。
4回目のブログ記事
カスタムパーツを組み上げメカボックスを完成状態にしました。そしてシリンダー容量と銃身の長さのセッティング解説をしました。

という事で、今日でホントのPPSH「マルイ化カスタム」シリーズ最終回。
今日は、機関部をボディに組み込み、本体を組み立てて完成させて、店内のレンジで撃ってみましょうという所です。

基本的には、組立は分解の逆の手順ですね。
2回目の記事の分解手順の逆を追っていけば皆さんでも出来るハズ。


組立時の注意ポイントとしては、カットオフレバーやトリガーバーのスプリングがメカボックスの外装に取り付けてある構造ですので、
組立時に変に触ってしまい、吹っ飛ばしてしまう事。


あとは、ホントに紛失しやすい場所の銀色ボルトのスプリングを固定している
小さなCリングを吹っ飛ばしやすいって事かな?

そうそう、ここも要注意!

メカボックスを木製ストックに組み付けて、シャフトで固定するのですが、
ちょうどココのシャフト穴の真下に配線が通っています。無理に固定シャフトを押し込むと配線が千切れます。

ですので、シャフト穴を覗き込んで、配線が見える様でしたら、配線を穴から見えない位置にエイエイっと動かして
固定シャフトに配線が干渉しない様に気を付けてね。

そうそう、エアガンの分解整備のコツを一つ伝授いたしましょう。

初めて触ったエアガンを組み立てる時に、皆さんも「ココって何のパーツが付いていたっけ?」と
忘れてしまい、結構な苦労をする事もあるかと思います。
私も「あれ?」って事、結構あります。

ですので、こういう時のアシストパーツもあります。文明の利器を使いましょう!


そう、それは、皆さんも持っているスマホです!
え?ナニソレ?と思うかもしれませんが、初めて触るエアガンには、スマホは工具として優秀なんです。
別にネットで分解方法をググレって意味ではありません!
写メとアルバムを使うのです。

最初の分解時に、分解する前の部分をパシャっと1枚。
ネジを外した時に、ネジの大きさと長さが判るようにパシャッと1枚。
次の部分も分解箇所もバラし前にパシャッ!と1枚…
と延々と分解時にパシャパシャ撮って作業をしてみましょう。

1手順の度に1枚づつ画像を撮っていくのです。
エアガンの組立は、基本的に分解した時の逆の手順ですから

あとは、撮り溜めたスマホのアルバムを開いて
一番新しい画像から逆の手順でスっと画像を指で動かしつつ、
順番に古い画像を追っかけていけば組立の手順が分かるという事になるわけですね。

それに、スマホの指操作で画像拡大とか出来ますから、細かい所も何となく撮影していても
あとで、画像拡大して細かい所も見れば分かるって寸法です。

これは、番頭が初めて触る機械のいじり全般でよく使う方法でして、かなり便利に使えます。

番頭はオッサンなんで、スマホが無かった時代には、
スマホの替わりに「写ルンです」を複数用意して、写真を撮りつつ、バイクや車の改造に使ったものです。

当時は、デジカメもスマホもなかったので、フツーの写真ですから、
現像料もかかったし、ピンボケとか拡大で見るとか出来ないし、
写真は自動的に日付順には並ばないですから、
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!めんどくさ!」
とか言いながら、写真片手にバイクの整備をしてましたネ。
高校生の時には原付スポーツのエンジン下ろて、ボアアップの組み替えも写ルンですでやりました。

今はスマホでお手軽に撮れるし、本当に便利なんですよ。

さて、出来上がりました。
実際に撃ってみて弾速と発射サイクルを調べてみましょうか。

カスタム前はこんな感じでした。
初速はそこそこ。発射サイクルは遅め。

んで、今回のカスタム結果は、こう。
初速は向上。でも効率化であげていまして、中華標準よりもバネはソフトなモノでセットアップしています。
発射サイクルは同じバッテリーを使って、1秒間に 11発→15発に向上。
うん「マルイ化」の名前の通り、マルイのスタンダード電動ガンと同じ位になりました。

まぁ、マルイのモーターを使って、マルイの電動ガンと同じギア比とストロークで
マルイの電動ガン用のカスタムスプリングを使っている訳で
そりゃ、フツーに撃てるって事です。

うん、フツーって素晴らしい!
さて、実射テストです。

店内の20Mレンジで実際に撃ってみます。

丸型のゼンマイ式ドラムマガジンは、パカッとあいて、大量のBB弾を詰め込むことができます。

こんな感じね。1500発の大容量。

うん、実際に撃ってみてもフツ―にHOPがかかるし、まっすぐしっかり飛ぶね!
変なハズレ弾(フライヤー)も一切出ないね。
20M先の10cmの丸型鉄板にカンカンッっとフルオートで当たる位になりました!

目標通り、マルイ化の電動ガンに成功です。

普通の国産電動ガンみたいな感じで当たるようになりました!
これならサバゲでもフツ―に戦えそうです。
弾速器での、見せかけ上のパワーのデーターだけでなく、バレルとシリンダーのバランスに気を使っていますし
モーターやギアのかみ合わせ周りも、セッティングしましたので
弾の飛び方や、HOPの安定感、ギャリギャリ言ってた駆動音がシュパパパパって感じで快調な音になっています。
弾速データー以外のトコロで気持ちよく撃てています。

カスタムした甲斐はあったかとは思います!

そうそう、このPPSHには、おまけ機能が一つあります。

銀色ボルトを引くと、上面に排莢ポートが開いて、HOPダイヤルの調整が出来ます。
んで、このボルトを一番後ろに引いた状態で、黒いパーツを押し込むとロックが出来ます。
これで、HOP調整中に銀色ボルトが勝手にしまってしまう事が無い事と

一番後ろに引っ張った状態ですと、逆転防止ラッチが解放されて、
縮んだ状態で待っているメインスプリングが解放されるという機構が付いています。

遊び終わってケースに収納する時に一度ココの部分を引いて、バネを開放しておけば、
バネが縮みっぱなしで本体がヘタル事を防げるわけですね。

正直、バネのへたりって連射をしてバネが弱ってくる事よりも、
メカボックス内でバネを縮みっぱなしで収納放置して、ダメにしてしまうパターンの方が多いです。
これで、長期的に安定して遊ぶことが出来ますね!

さて、今回のPPSH。第1回目より期間が空いてしまったため、
当初の予定のカスタム品はすでに作成して、お客様に既にお渡し済み。
コチラは、行先は決まっていないので、コンプリート品として販売予定です。

うーん、せっかくだから目玉が欲しいな。…あ!コレもオマケにしちゃおう。


PPSH用バナナ型のゼンマイ多弾マガジン。今回のコンプリート品にセット品としてつけちゃおう。

という訳で完成いたしました!

PPSH 番頭「マルイ化」カスタム 完成品です!
本体+カスタムパーツ+工賃+今回特別のオマケマガジンで 販売価格は\64,000(税込)にて。

お時間を頂ければ、コチラの個体が完売時でもオーダー作成は可能です。
ですが、オマケマガジンはこの1本しか在庫がないので、
オーダー作成の時はマガジンのオマケはないので、宜しくね。

気になった方がいらっしゃれば、是非ご検討お願いいたします。
ゆうパックの代引き発送&振込元払い発送で、通信販売も可能です。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、ここ一連のPPSHカスタム記事はいかがだったでしょうか?
コレを読んで、自分も電動ガンを弄ってみたいな!
なんて興味を持ってもらえたら嬉しいです。
これ以外の機種でも、店頭で電動ガンのカスタムに悩んだら、私「番頭」まで声をかけてくださいね。
宜しくお願いいたします。

さて、本日はココまで。
明日の当ブログもよろしくお願い致します!

「番頭」でした!
END

 

 

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4 Responses to 電動PPSHをマルイ化カスタムしてみようじゃないか!その伍(終)。本体組立・実射テスト編

    • ケイ・ホビーです。

      VFCのMP7の場合は、バレルやチャンバーパッキンは変更できそうですが、
      機関部に関しましては専用設計の部品が多く、マルイorマルイ互換の社外品パーツがほとんど使えないので
      「マルイ化」という事でしたら無理そうですね。

      どうぞよろしくお願いいたします。

      ケイ・ホビー ガンコーナー 担当 木村より。

  1. コザワトモユキ 2021年4月6日 at 12:11 PM

    こんにちわ。PPSHですがストックをグリップあたりで切断してストックレスとかにできますか?
    その場合ストックの中に収納してるバッテリーは外部バッテリーになりそうですね?

    • コメントありがとうございます。ケイ・ホビーです。

      ストックの後ろ側にミニバッテリーのスペースとなっていますので
      切断すると、後ろの部分に大穴が空いてしまいます。

      そして、ストックの根元の部分にモーターが入るスペースとなつていますので
      中途半端な位置での切断となり、ストックレスにはならないですねぇ。

      そして、後ろ内部のバッテリースペースも無くなってしまうので、
      あまり現実的な選択ではないかもしれませんね。

      どうぞよろしくお願いいたします。

      ケイ・ホビー ガンコーナー 担当 木村より

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