フレンドリファイア回避講座 その1


 

 

どうもこんばんは。

肉で生きてる男、ササハラです。

 

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昨晩はケイホビースタッフ一同により、

所沢にございます姉妹店のサバイバルゲームフィールド「BLAM!!」のお掃除を行いました。

 

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「BLAM!!」の立地は道路からも民家からも遠く離れているので、

全ての作業終了後、敷地内で肉を焼いてスタッフ一同により肉祭りを開催!

肉で生きてるのは僕だけじゃないんだ! 俺たち肉仲間!

そんな仲間意識でこれからのケイホビーもやっていきますのでよろしくお願いいたします!

 

 

で、仲間といえば、

サバイバルゲーム中の
「フレンドリファイア(故意・事故問わず味方を射撃してしまうこと)」について耳にする機会が最近多いです。
エアガンは弾を撃ってナンボ!

許可されたフィールドで行うサバイバルゲーム、
せっかくエアガンを好きに撃っていいんだから、死ぬほど撃ちたい気持ち、わかります。
が、チーム分けされたサバイバルゲームには一緒に戦う味方がいる…

お互い同好の趣味人…

楽しい射撃のその末に、本来の標的でない味方をやっつけてしまうのは悲しみそのものです。

ましてサバイバルゲームの世界では、僕らはルール上、原則BB弾一発で死んでしまうので、
結構トラブルの元になったりと割と笑えない事態と言えます。

撃たれた方は結構テンション下がります。

 

が、サバイバルゲームの根源的なルールを
最適に適用するためには味方からの射撃も当然アウトにしなければならず、

つまりこれは、サバイバルゲームの経験歴にかかわらず、
味方に撃たれたり、味方を撃ってやっつけたりしてしまう事態は残念ながら、当然あるものということになります。

僕もまた、味方を撃った経験も、味方に撃たれた経験も両方ありますので、

悲しみを可能な限り生まないために日頃実践している方法を、
今日から何回かわたって、思いついた範囲で、可能な限り簡潔に紹介します。

 

 

・初歩的なレベルでの予防策

 

・鉄砲の状態を正しく把握し、銃口の向きに注意しましょう。

初歩の初歩、鉄砲の管理の問題です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAキリッ  OLYMPUS DIGITAL CAMERAバァーン

射撃の必要がないときはトリガー(引き金)には絶対に触ることなく、銃口は上か下。原則です。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA室内では周囲を確認して何もない壁に向けます

で、構えたとき銃口がどこを向いているのか把握するためには必ず狙う必要があります。

最初からサイト(照準器)も確認せず「だいたいこの辺」ってのはオススメできません。
特に後方でそれをやると実際のBB弾散布範囲の中には大抵味方が入っていますし、
相手がいたとしても不利か、フィールドによっては射程外で効果がありません。

フィールド内の参加人数が多いときは実際大変な場合もありますが、
銃を構えたときでも、経験上前方30度、
距離60mくらいの範囲に味方が入らないように銃口を管理するのが理想的です。

狙い方のお話は今回のテーマからいくと脱線に当たるのでいずれまたします。
お店で直接聞いていただければ僕や店長からお伝えします。
また、味方を撃つ可能性があるのはゲーム中だけではありません。

ゲームしていないときもそうですが、それ以前に意志とは別に弾が出るなんてのは論外ですので、
上記を守ったうえで、マガジンを抜き、銃本体の内部に残った弾もすべて排出して、
安全な状態を作って、その状態を確認して確実に把握してください。

エアガンは一歩間違えば被弾した人の歯を折り、目を潰す危険物になり得るおもちゃです。
銃の状態を正しく把握できない方が銃を持つのは危険ですので、この辺りには特に注意を払うべきです。

銃を持っているときに無警戒にブラつかせているとかっこも悪いです。

せっかくなので鉄砲をかっこよく扱いましょう。

 

 

・銃の射程を正しく把握しましょう

屋外戦で多いケースなんですけど、
上記のことに関連して、味方からの死因で一番多いのは、
射程を正しく把握していないことによる後方から前線の味方への攻撃です。

撃った方には当然悪意もなければ、
味方を撃ったことにも気づかないケースがほとんどなので、ご本人による改善が比較的難しいのもポイントです。

 

標準的な電動ガンの場合、発射された0.2gのBB弾は2秒から3秒くらいかけて50mくらいの距離を飛びます。

ので、その飛行時間中は風の影響を結構大きく受けます。

50m先では、そのときの風速によっては、
狙っている点から10mくらい左右に逸れたりすることも結構ザラですので、
そのときの弾道を正しく把握して撃ちましょう。

後方からいきなりフルオートでBB弾を散布すると前線の方で弾を浴びる味方がかなりの確率で出ます。

 

ご利用のサバイバルゲームフィールドに広いシューティングレンジがあれば、
その場を利用してお使いの鉄砲がBB弾をどこまで飛ばせるのか、
どのくらいの時間をかけて射程内を飛ぶのかをよく確認していただくのがオススメです。

 

また、僕らの鉄砲にはホップアップ機能が搭載されており、
発射された弾にはバックスピンがかかっています。

よって、エアガンは垂直に立てないと弾がまっすぐ飛びません。

射撃した際に右や左に弾道がそれるという状況が多いという方は、
もしかしたら銃が左右に傾いているかもしれません。

さらに、上記のホップアップ機能とバックスピンがありますから、
エアガンによる弾道は、普通の放物線とは違う動きをする上、ある程度以上の角度では射程がかえって落ちます。

味方の頭の上を通らせるつもりが、味方の頭の上にBB弾の雨を落としてしまうということも多いので、
鉄砲を傾ける際はどこまで傾けるとどういう飛び方になるのか、こちらもしっかり把握しておくといいでしょう。
僕は同じ高さにいる相手を狙う場合、
どんなに傾けても体感10度以上になるような場合には上に向けません。

サイトを覗いた先がお空に近いような場合は有効でない場合がほとんどなのでだいたい射撃をあきらめます。

 
まとめ:

つまるところ、僕の経験上撃つ際は

前方30度・距離60mくらいの範囲に味方がいないことを「確認」して、

きちんと把握した有効射程内に収めた状態で照準を覗いて味方ゲーマー以外を「狙い」、

銃を必要以上に上に傾けることなく射撃を行うと、少なくとも味方の脅威にはなりません。

 

 

 

・実際に味方を撃ったり味方に撃たれたりしたとき

味方を撃ったことに気付いたときはすぐにごめんなさいするべきです。

明日以降書きますが、
原則的に、撃った側はもちろん、撃たれた側に問題がある場合も多いので、
撃たれた際であっても一方的に被害者になった気持ちになるのは精神衛生上あまりよくありません。

誰にでも起こり得る事態ですので、撃たれた側にも許容の心が求められます。
(さもなくば、自分が加害者に回ってしまったときに相当気まずい事態を招きます)

僕自身も、撃たれた際は自分の失敗であることが多いので、
「ああ…俺位置取りをしくじったんだな…」 とか 「味方にもっと自分の存在を知らせるべきだった」とか、
そんな反省とともにフィールドアウトすることが多いです。

せっかく一緒に遊ぶ同好の縁なので、
直接悪意を向けられたような場合でもない限りは、お互いにほんわかと過ごしたいものですね。

(故意による被害を受けたときは直接対応せず運営に報告してください)

 

 

とまぁ、今日は閉店時間が過ぎてしまったので、
この辺の、最も基本的なところでお話をいったん切ります。

この手のネタはいろいろなケースや対策が考えられるので、
僕自身もじっくり確認しながら、可能な限りわかりやすくまとめていけるように努めます。

上記は理想的な条件を列挙していますが、そうはならない場合も多いので、
その辺も触れていけたらと思います。

それでは、明日のケイホビーブログもよろしくお願いいたします!

 

つづく

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