く?る、くる。ルーターの巻 その2


どもっ!人間あまり寒いと鼻の奥が凍るそうです。その時鼻の奥に何物かが形成されるのを感じるそうです。てきぃ?んとね。そんなのちょっとイヤ。ケイホビーのKモデラー、ヤマさんです。

今日は朝からかなり気温も低くて絶対雪になると思いきや、すっかり肩透かしをくらいました。ま、大雪とかにならないで一安心。

ルーターの扱い方

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さて昨日は初心者向けのルーターについてつらつら書いてみました。値段もお求め安い分ヘビーな使用法にはなかなか向かないですね。ということで、今日のブログは本格的なルーターの扱い方についてブログに書いてみます。

ヤマさんが持っているのは、「カタナツールズ」で有名なご存知埼玉の優良企業「浦和工業」さんのルーター。「浦和工業」さんはもともとは歯科用の研磨機から発展した知る人ぞ知るその道の本格メーカーです。
そこから出ているマシンなら安心の太鼓判!もちろん、ケイホビープラモショップでも取り扱っています。

回転数はどう決める?
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よく削れるからといってMAXスピードで回転させると、対象物によっては溶けたりしてビットの目に詰まったりして余計に削れなくなったりします。そのほかにも回転数を上げるほどビットの先端がぶれたり、最悪、先端が遠心力で曲がって大変なことに。
ですから、低回転から除々に回転をあげて様子をみることをオススメします。

回転方向は?

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どのルーターにも回転方向が選べます。時計回り、反時計回り。では一体どちらまわりがいいのでしょうかというと、利き手にルーターを持って対象物を削るとき削りカスなどが手前に飛んでくるような回転方向が正解です。右利きなら反時計まわりですね。これはどういうことかと説明しますと、回転方向にもちろんトルクがかかるわけで対象物に強い力が加わっても保持できるよう回転方向が決まっています。

お手入れ方法は?

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何か油でもさした方がいい?と聞かれることもありますが、基本的には精密機械であるハンドピース部は分解掃除は必要ありません。ただ微細なレジン粉が入り込むことがあるので、チャック部は空回転させながら圧縮エアーで吹くとよいとメーカーの人から聞いたことがあります。(無回転だと粉体が奥に入り込むそうです。)ずっとハードに使っているとモーターのブラシ部が磨耗してきてハンドピースが熱を帯びてくることがあるそうで、そうなったらメーカーへ修理だそうです。

持ち方は?

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基本的には鉛筆を持つときのような「ペンシルハンド」があります。細かいところを削ったりするのに便利!しかしでかい対象物や硬いものがあるとちょっと、しんどい時もあります。そんなときは「シェイクハンド」という持ち方。4本の指でハンドピースを固定して親指で対象物との距離を調整します。この持ち方。カッティングディスクなどのディスク系を用いる時に切断箇所の確認等に優れています。昔の「ドレメル」なんてルーターなど海外ルーターなんて大きいものなんてこの握り方でしたよね。
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以上でざっと取り扱いの説明をしてきましたが、結構お値段がしますが、プラモ作りだけでなくほかにも、彫金や、バイクのエンジンのボアの研磨(!)などにも重宝します。
多趣味なクラフト趣味人にはちょうどいいかも。
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ケイホビーでは浦和工業さんのカタナツールズやミニターシリーズを取り扱っています。なにかご質問等ございましたら気軽にスタッフまで!
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それでは、明日はプラモでハッスル!ハッスル!
└(゚∀゚└)ハッスル!ハッスル!!(┘゚∀゚)┘?

 

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