どもっ!CNNニュースではB52が「飛行機の墓場」で有名なデービス・マンサン基地から復活を遂げるそうで、復活のきっかけになったのは点検で火災になったB52を修理するより復活させた方が安いとか。初飛行が1953年のB52。すでに半世紀以上が過ぎました。しかし、代替えのB2が高価で配備が進まないらしくまだまだ現役で戦線に並ぶんだそうです。
この調子だとタミヤのこのプラモもまだまだ再販し続けられるのでは・・・。しかし、最新型のH型も欲しいですね。
タミヤ 1/100 ボーイング B-52D ストラトフォートレス
店頭価格4,374円
レベル 1/144 ノースロップ B2
店頭価格2,332円
こちらも組み上げて、アメリカの爆撃機の移り変わりを比べるのも面白いかも。
さて、本日のブログネタはキットレビュー。
バンダイ 1/48 AT-ST
店頭価格2,332円
とうとう完成しました。流石のバンダイクオリティーなのでストレート組みです。一昔前は、どちらかというと本国ではスターウォーズのプラモはトイ的な立ち位置だったので、デティールやプロポーションがおもちゃなんて揶揄されてました。ハードなモデラーはほぼフルスクラッチからなんて当たり前な時代もありましたけど、近年のキットは新発見の資料とかで撮影用プロップそのままを縮尺するので今回も組み上げるだけでプロップそのままのAT-STが手に入ります。いい時代になったものです。
が、しかしバンダイスタンダードとも言えるスナップキット。ガンプラだと見えないところに合わせ目を盛ってくるのですが、さすがに今回は脚部に一部合わせ目が出てしまうので(それでも裏側)もし気になる方はパテで埋めてしまうといいでしょう。作例でもパテで埋めましたが合いもいいので処理もすんなり、平たい面で構成されているので初心者の人もチャレンジするのもいいのでは。
関節の円形部分に合わせ目がきてしまうのでパテで埋めました。
そして足の甲にあたるお椀上のパーツが入りにくいという声がちらほら。入れ方に向きがあるみたいです。後ろ方向に滑り込むに入れると具合がよろしいです。
と、ここまでが製作のポイント。そして仕上げはやはり塗装に。今回もしっかり塗装からやりました。確かにプラ成形のグレーもいいのですが、自分的には少し青味が欲しいなという所でグレーに少し紫を調色。青っぽいグレーになりました。
スターウォーズメカと言えばウェザリング。あの激しいウエザリングはのちに架空のメカに汚しをすると実在するメカになるという方法論を作り上げた気がします。その後のガンプラブームに銀のはげチョロ塗装が全盛を極めたのもその流れかもしれませんね。スターウォーズ前の「宇宙戦艦ヤマト」には「汚し」の発想がなかったものですよ。
そんなワケでベースのグレーを塗装終了後、ホワイトでランダムに縦方向にアクセントを付けながらエアブラシを吹きます。これで下地は終了。
そして今回はエナメルメインでのウエザリングとなります。
しかし、注意しないといけないのはやはり、エナメル溶剤によるパーツの破損。プラスチックを侵すので嵌め込みが多い応力のかかるスナップキットはクラックなどが入りやすいです。実際、ぽろぽろパーツが脱落なんて悲劇が。
汚す場所を考えながら気を付けましょう。この後、コマンダーハッチの蝶番部分が汚しすぎでポッキリいっちゃいました。
前面装甲板の五角形の部分は意外とヒケが目立つのでここだけはヒケ取りしました。黒、オレンジ、白のタミヤのエナメル塗料にてスミ入れ、ウオッシングなどをしました。これだけでも随分とプロップぽさが出たのでは。そのあと、アクリルつや消しクリアーでコーティング。
窓から中身のコクピットが見られるこのアングルがイイですね。
総括としてストレート組みもいいですけど、ちょっと手間をかけて、合わせ目消し、塗装、ウエザリングとチャレンジするとよりプロップらしさが演出されてオリジナリティがでるのでは。ちょっと時間がかかるのが脚部くらいですけど、もともとが模型を模型にしたようなキットですから、やはり模型作りのアプローチで取り組むのが吉。スターウォーズ好きのビギナーさんにはちょうど取り組みやすいでしょう。
それではみなさん、プラモデル、作ってみなけりゃわからないyo!
modeling experience for you(・ω・)ノシ