どもっ!ここ川越は今日、朝から天気が崩れて雨ですよ。最近一番の寒さかと思います。まさに「November Rain」11月の雨はまじ寒いです。
12月はもっとさぶっ!
しかし、そんな中、ケイホビープラモショップでは今一番ホットなアイテム、バンダイのスターウォーズシリーズです。
来年の12月にはスターウォーズの公開が控えていて、そう、これからバンダイの怒涛のアイテムラッシュが続きます。とにかく、素晴らしいキットの発売はモデラーとしてもうれしい限りです。70年代、公開当初のスターウォーズアイテムは「トイ」という位置づけで、ファンの熱い思いとマーチャンダイジングが必ず一致してなくて「おもちゃ」ばかりの登場に当時のファンは不満タラタラでした。
そんな不満タラタラがこんな別冊を作り上げました。スターウォーズ前三部作終了後に刊行されたHJの別冊。「Modeling of STWR WARS」当時のSFモデラーたちの熱い思いが伝わる傑作本!なんせほとんどのメカやキャラクターがフルスクラッチ!出来のいいフィギュアなんて概念がない時代、今より材料、素材紙粘土、プラバンとかで映画のプロップやキャラクターを自作しているのが当時もそうだけど今の目からみても伝説というのにふさわしい本ですね。
これらがみんなスクラッチとかでハンパない作品群。もう二度と復刻されることはないでしょう。
さて、そんなわけで先週入荷したバンダイ・スターウォーズシリーズのキットのレビューです。
バンダイ 1/12 ダースベーダ―
店頭価格2,332円
映画の中でも一番の人気者「ダースベーダー」。マスターグレードフィギュアシリーズのライダーや悟空などを手掛けていたこともあって安心のクオリティーですね。色プラの技術や滑沢な成形技術で塗装を不要にしてしまうようなデキ。映画初公開当時にこれが出ていれば大変なことに・・・。と思ってしまうのは、何もヤマさんだけではないでしょう。
本来なら塗装で光沢を変化させながら素材感を出すのですが、ホント、ランナーから切り出すだけで難しい塗装なんて必要ないです。このヘルメットの光沢感、マントの半光沢感との対比。
劇中のポーズだってほとんど再現できると思えるような可動部分の処理。見事です。
「う。むっむっむっ、よいライトサーベルじゃ」と語りかけているかのようなベイダー卿。まさにポーズだけで素敵なストーリーが生まれそう。ただ、キットで見ると水転写デカールで貼るのは難しいところ、初心者さんはもう一つ付属しているシールタイプがおすすめ。
さてどのくらい、出来がよいか例えるかと言うと
本物と見間違えちゃう!(笑)
バンダイ 1/72 Xウィング・スターファイター
店頭価格2,332円
こちらは近年、ファインモールド版が出ていましたね。ファインモールドはプラモデルの方法論で製品化されていました。ファインモールドの超絶デティールと塗装部分をデカールで再現することでユーザーの敷居を下げましたが、バンダイはガンダム仕込みの超絶デティールに色プラで塗装をこれまた不要にすることでユーザーの敷居を下げるのに成功しています。
コクピット周りはスミ入れするだけでも十分なほど。
あのメカメカしい部分もファインモールド版とあまり変わりません。どちらも甲乙付かず。もう好みの問題でしょう。
エンジン部分も本物(映画プロップ)の元キットの素性がわかってしまう程、抜かりはございません。
あまりの出来のよさにフォトショでSFX!すぐにできてしまうのも現代ならでは
「どひゅ?ん」
さて、初公開からおよそ35年以上、次回のシリーズの最後の回が2019年公開予定。まだまだスターウォーズ旋風が続きますよ?。ヤマさんは映画館で初公開のスターウォーズを一回見てからまだ次を見てません。果たして2019年の公開終了後、シリーズ全部一気に見るか、はたまた今から勉強のために見るか。へんな悩みどこですね。見たいんだけどタイミングがつかめない。う?ん「24」もまだイチから見てないヤマさんでした。