どもっ!動かないものが動く様子は大変面白いわけで、世の中にはプラモを可動させたり、光らせたり下の動画とかも感動モノ!
ケイホビーの伝導モデラーことヤマさんです。
動かない模型になにか動きをつけるとちょうどいいアクセントになるわけで、展示会とかだと注目の的になること請け合い!
さて今日のブログネタは電動可動モデリングの最初の一歩として
童友社 プロペラ回転ユニット
店頭価格972円
よく飛行機プラモの展示の仕方にスタンドに立てて飛行状態にするのが定番なんだけど、やはりその先というとプロペラを回転させると俄然面白くなってくる。その昔はモーターの大きさにも限度があったからせいぜい1/48の飛行機のエンジンくらいにしか入らなかったけど、この「プロペラ回転ユニット」は携帯電話でおなじみマイクロモーターが入っていて1/72の飛行機なら余裕で収納出来ちゃう。
そんなワケでちょっとやってみた。
中に入っているマイクロモーター直径が6ミリ。これにスイッチや電池ボックスなどが付属してきます。ユニットのデフォとして童友社の1/100翼コレクション「零戦」につけられるよう追加パーツも付属している。
パッケージ側面の説明書きに「あなたのスキルに合わせて、是非プロペラ回転にチャレンジしてください。」の一文がモデラー心に火をつけます。
まずはキットはソード社製の1/72雷電です。雷電は米P47サンダーボルトと並んで大戦ぽっちゃり機の代表なのでモーターも入れやすいでしょう。
ざっとここまで用意いたします。さてこれからモーターを内蔵していきます。
基本的にモーターの軸にジョイント替わりに真鍮パイプをつなぎカシメて瞬間接着剤で固定します。
プロペラ部もドリルでぐりぐり穴をあけ、機体側のモーター受け部も穴を開けます。
さて、モータの直径が6ミリなので固定するためのハウジングとしてウェーブの内径が6,2ミリのプラ製パイプを使用します。いい感じにぴったりです。このパイプがない時代はモーターの固定が難しく、しかも中心出しが大変だった。
大体、こんな感じで接続します。中心だしは雷電の場合は内側につく強制冷却フィンがカウル内面にあたってしまうので結構気を使います。テストベッドは普通の空冷エンジンの方がまだらくだったかな。
と、こんな感じにプロペラは瞬間接着剤で止めてしまいます。こんな感じで回ります。思いのほか涼しい。