どもっ!家庭では最近何かと開けっ放しが多いと評判のヤマさんです。冷蔵庫のドアがピーピーなります。しかし、社会の窓はしっかり閉めていますよ。
さて、今日はすごい本が入ってきたのでご紹介。
今まで、模型のハウツー本はたくさんでてますよね。たとえば、「エアブラシの使い方」や「フィギュアの製作法」そして「カーモデルの作り方」。昔は「How to bilud DIORAMA」なんて名著もありました。ある意味、模型の一ジャンルに分かれてますよね。
しかし、今日ご紹介する模型のハウツー本はかなり狭いハウツーだと思います。
新紀元社刊 自動車模型フル開閉化編
淡路 修史 (著), 高橋 浩二 (著)
店頭価格2800円
自動車模型のドアを開閉するためにはどうすればいいかといったハウツー本です。たぶんここら辺の需要はかなり薄いと思いますが、内容は厚いです。
ヤマさん的には模型をやっていると必ずワンステップを乗り越えたくなる壁があると思うんですよ。戦車模型ならでっかいジオラマ。バイク模型ならワイヤーで再現するスポーク。飛行機模型ならバキュームキット。艦船模型なら超絶ディテール。そして車模型なら、ボンネット、ドアの開閉。
「切って貼るだけでしょう。ミニカーと同じじゃん。」なんて声が聞こえそうですが、さにあらん、忠実に実物のスケールダウンを表現するとなると、その構造は大変複雑で、中を見せるために内外装を工作するとなると費やす時間は通常の何倍にもなってしまう。カーモデラーなら挑戦し甲斐のあるワンステップだと思います。
まさにドアオープンの超絶テクニックのオンパレード
本書ではその構造をわかりやすく解説。どのようにドアをリアルに開閉させるか。に焦点に当てステップに分けて説明してあり大変理解しやすいです。
今まで展示会や雑誌の作例で「どうやって作っているの?」なんて疑問がありましたが、すっかり解消ですね。他にも周辺機器の製作法や真鍮棒で作るエキパイ部など為になるテクニックが満載!中級以上のカーモデラーなら是非読んでもらいたい一冊です。
しかし、世の中にはドア開閉にチャレンジするモデラーさんは多いようで「プラモ ドア 開閉」でぐぐればこんなにたくさんの画像が・・・。やはりみなさんお好きなようで。
明日木曜日はケイホビー定休日でございます。
そこで金曜日の月マックス商品は