どもっ!前回のブログでブラピのタンクムービーをご紹介しましたが今回またお客様より耳よりな情報が・・・。とケイホビーのムービー大好きモデラーことヤマさんです。
HBOドラマ マイティ・エイス/mighty eighth
「バンドオブブラザーズ」や「ザ・パシフィック」のミリタリードラマでおなじみのHBOが今年の夏くらいに放送される予定の「マイティ・エイス」(mighty eighth)
前回はノルマンディーの陸、次が太平洋戦線の海、そして今度はヨーロッパ戦線の空(陸軍航空隊ですが)のお話。そしておなじみのスピルバーグ、トムハンクスのコンビが製作といやがうえにも期待が高まります。物語はたぶん「mighty eighth・第八航空群」の爆撃行になると思うんですが、注目はやはりその映像の特殊効果に集まります。登場するB17はもちろんCGなんでしょうが、「頭上の敵機」以来、どんどんリアルさが増してきます。
史実としてこの時の連合軍側のドイツへの爆弾の投下量は日本の爆弾の量を上回っていたそうです。作戦として「オペレーション・ミレニアム」千機爆撃なんて合ったそうなので実際の爆撃行もこの映像どおりだと思います。1990年公開の「メンフィスベル」の対空砲火より何倍も激しさが増して描かれています。
スピルバーグも「シンドラーのリスト」以来、リアルに描いて当時の空気を再現するという手法で作品を仕上げていますので出来が楽しみです。
「マイティ・エイス」は日本でのスケジュールは未定みたいです。たぶん来年かな?
それではトレーラー映像でお楽しみください。
うちの1/32 B17Gも好評・出撃準備中!
HKモデルズ 1/32 B17G
店頭価格31,104円
必ずこの箱の中身をごらんになった方は絶句するというB17G。写真や数字だけでは感じることのできないB17をこの夏、体感せよ。まるでラジコンサイズ!
しかし、B17のベストアングルは正面ななめから見たアングルなのか?
さて、今日は東武モデラーズギャラリーからスタッフ作品が戻ってきましたので画像をアップしますね?。
ベースは
タミヤ 1/48 疾風
キットはもう古参と呼べる年代物ですが、各部品はシャープに表現されていて、単品で見た場合全く古さを感じさせないキットとなっております。この疾風といい雷電といい当時のタミヤの技術レベルの高さがうかがわれます。
今回は限られて時間のなかで、塗装に凝った作品にしたとのこと。一部デカールを使用するもののほとんどがマスキングによる塗装。この疾風の塗装は当時の陸軍特別攻撃隊「第57振武隊21号機」。こんなに派手なマーキングは当時特攻機だから特別に許可されたという話です。 垂直尾翼からエンジンカウルにかけて伸びる赤矢。そして「必沈」の文字は数ある日本機の中でかなり派手ですね。
しかし、欧米諸国の航空機のマーキングが色とりどりのマーキングですが、日本機のマーキングの色は日の丸に使われている赤、縁取りや部隊番号の白、そして識別用の翼前縁の黄燈色の三色を使いデザインは派手ですがその色数から厳しい物資不足が想像されます。
さて、製作レビューとしては機体色は通常の陸軍暗緑色ではなくオリーブドラブに黒を混色。当時は暗褐色と言われているので茶色ぽく、黒っぽくのような表現したそうです。参考にしたのは「世界の傑作機」のイラストだそうです。そしてカウリングの「矢」の部分はマースキングテープの貼りに苦労したそうです。結構左右対称は難しいですからね。
もちろん、ゼロ戦に比べて視界がよさそうなキャノピーは中も見えてしまうのでしっかり作り込んでいます。しかしキャノピーがかなり薄く感じるのですがそのままだそうです。
そして、着陸灯はセロハンテープでカバーを製作。とてもクリアでいい感じ。おススメ技法ですね。
ベテランキット。昔からの値段で結構お得感がありちょっと手を入れれば最新キットにヒケを取らない。そんなキットがあるからプラモづくりは面白いですね。