どもっ!今日は「秋分の日」ここ埼玉は天気もよく絶好の行楽日和ですね。朝から家族連れのお客様も多く気持ちいい時間が流れる一日でした。あとは本格的な秋の紅葉シーズンを待つばかり。う?ん地元の人間としては秩父がおススメですな。埼玉へのドライブコースには是非、小江戸川越・ケイホビーをよろしくね。
さて秋はセンチメンタルな季節。今日のお店のBGMは80年音楽特集。ストレーキャッツいいですよ。
ちょっとあのころを思い出す商品のご紹介!
70、80年代は今よりマーチャンダイジングなんてことが発達してなく、何がヒットにつながるかわからない時代で、週刊ジャンプで連載していたマンガが後に日本のモータリゼーションに多大な影響を与えるとはだれも思わなかった。そう、そのマンガこそが「サーキットの狼」で、スーパーカーブームを生み出し、そしてそのブームの洗礼を受けた子供たちが大人になり日本の自動車文化に大いに影響を与えた。
今日はそんな時代のキットをご紹介!
70年代スーパーカーブームがひと段落すると自動車ムーブメントはレースシーンに移行して模型メーカーを巻き込みシルエットフォーミュラブームがやってきた。当時はタミヤをはじめとして各メーカーからこの手の車のキットがたくさん出ていて、少し大きくなった模型少年たちや自動車少年の心を鷲掴みにしていた。
シルエットフォーミュラ=外観は市販車、中身はバリバリのレース仕様。そのためシルエット(外観)が市販車だけど中身はフォーミュラーカーということから「シルエットフォーミュラ」と呼ばれるようになったレース車輛たち。今でも再販されるとすぐ売り切れることから根強い人気がうかがえます。
アリイ 1/24 BMW3.5CSL
店頭価格1,749円
このアリイのキットは当時からのものでたまに再販がかかります。今回も首を長くお待ちいただいた人も多いかと思います。シャーシは当時のままのモーターライズ仕様なので気になる方はちょっと加工が必要かも。そしてこのキットの最大の難点はウインカーがクリアーオレンジではなくクリアーレッド(それもかなり濃い)て出来ていて、塗装でリカバリーするのもありだろうけど、クリアーでパーツを起こすのもありかな。しかしこれのスーパーカー消しゴムは速かった。
こちらに見つけた製作ブログ
アオシマ 1/24 ザ・スカイライン スカイライン スーパーシルエット ’82
店頭価格1,749円
シルエットフォーミュラ―を知らなくてもこの車は知っている人は多いと思います。赤・黒のスカイラインは80年代スカイラインブームを大きくけん引しました。レーシング・スポーツを意味するRSターボ。このあとまたレーシングシーンに戻ってくるのはR32スカイラインまで待たなくてはなりません。キットはやはり当時のモーターライズ仕様のままですがプロポーションも良く室内モールドもパーツ点数が少ないながらデティールがよくベテランキットして再販のたびに売り切れますね。キャラミ仕様と人気を二分してます。
こちらに見つけた完成ブログ
昭和のスーパーカーブームは当時の子供たちに「高性能なクルマは高級でかっこいい」「早いが正義」という価値観を残し、やがて大人になり実車を手に入れることができる彼らはバブル時代に「ハイソカーブーム」や「バイクブーム」というムーブメントにつながるのはまた別な話。