ノルマンディー上陸作戦70周年。


どもっ!先日からの雨ですっかり意気消沈。早く梅雨が明けないかな、と思ってしまう。じめじめは塗装の大敵!ケイホビーの「こんな時はリターダーがおススメ」リターダー・モデラーことヤマさんです。
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さて先日の6月6日はノルマンディー上陸作戦70周年でした。アメリカからオバマ大統領が出席し戦没者墓地で演説をするなど、激戦地となったヨーロッパでは数々の式典が営まれたことでしょう。
http://youtu.be/Altgde0vB4w

プラモの世界でも70周年を記念して各メーカーから特別キットなどが出ています。キットを作ることでその当時のヨーロッパに思いをはせるのもいいのかもしれません。

今日のブログネタはプラモで振り返るDdayと題して「ドラゴン」の1/35フィギュアのご紹介!
今回はDday当日を再現したキットという括りで集めてみました。

ドラゴンモデル 1/35 アメリカ第29歩兵師団(オマハビーチ1944)

店頭価格1,166円

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さて、1944年6月6日、フランス、ノルマンディー沿岸に集結したアメリカ軍をはじめとする連合軍はコードネーム「オマハビーチ」へと上陸を開始しました。しかし、この時オマハビーチを守備していた第352歩兵師団 (ドイツ国防軍)による攻撃で後に「血のオマハ」と呼ばれるほどの抵抗に遭遇しました。この激戦の最中、アメリカ第29歩兵師団は海岸の西側の側面を攻撃しました。このキットは調度海岸から上がってきたシーンを再現してます。バックには満潮時にバリケになるはずだったドイツ側の障害物。実際には干潮時に上陸した連合軍には盾となりました。しかしそこにたどり着くまでもなく上陸舟艇の不手際などにより兵隊がおぼれてしまったりして、このように上陸できた兵隊は運のいい方でした。

ドラゴンモデル 1/35 アメリカレンジャー部隊

店頭価格1,069円

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そしてその頃、ノルマンディー沖にいた指揮官はあまりにも激しいオマハの攻撃を放棄して、その兵力をユタ・ビーチへ移動させることにしました。しかし、ノルマンディーの防御拠点にまで到達し、生き残った歩兵部隊とレンジャー部隊は、直接、崖を上ることにより、有刺鉄線や地雷原を破ってドイツ軍の防衛線を突破しました。そのオマハビーチの崖を上るシーンを再現したキットがコチラです。今まさに崖の上を見上げ兵士たちが注視している様は緊張もの。一番左の兵隊が左手に持ち抱えているのが「バンガロール爆薬筒」これで3メートル先の地雷や有刺鉄線などの障害物を破壊しました。

ドラゴンモデル 1/72 M4A3シャーマン

店頭価格1,555円

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上陸作戦にあたって使用された兵器たちも専用のものが開発され戦場に投入されました。その開発を指揮したのがイギリスの第79機甲師団長のホバート少将。その用途に特化した兵器たちは見た目のユニークさから彼の名前を頂き「ホバーズ・ファニーズ」と命名されました。その中の一つがこのシャーマン。確かに排気口には幅広のシュノーケルが。これだけ高さがあれば多少の水も怖くありません。

ドラゴンモデル 1/35 タイガーエイセズ

店頭価格1,069円

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明けて6月13日に対するドイツ軍はカーン南方の村、ヴィレル・ボカージュでイギリス陸軍第7機甲師団とドイツ軍SS第101重戦車大隊そして装甲教導師団が衝突しました。この戦いが「ヴィレル・ボカージュの戦い」。後にSS第101重戦車大隊第2中隊長ミハエル・ヴィットマンが「エース」と呼ばれるほどの戦い方でドイツ軍を勝利へと導きました。これはそのビットマンと思われる人物を立体化。

ドラゴンモデル 1/35 アメリカ第2機甲師団歩兵

店頭価格874円

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上陸後、7月の下旬に体制を建て直した米軍はパリへと駒を進めます。その作戦名は「コブラ作戦」そして米軍は少しずつドイツ軍を押し返していきます。この箱絵にある通り後ろのドイツ軍車両が自体の展開の速さを見せつけます。

こう見ていくと一瞬の動きを止めたフィギュアにもストーリーが見えてくるのではないのでしょうか。Ddayは後に「自由民主主義への開放」となり歴史の大切な一ページへとなりました。そう思うとキットづくりにも一段と気合が入る。かな?

それではみなさん!明日はプラモでHappy Modeling See You!ーヾ(*ΦωΦ)ノ

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