COLT,25オート完成編!


こんばんは、今年はさすがにインフルエンザの予防接種を受けておこう思う「スケキヨ」です。(`・ω・´)ゝ”
今年はコロナ騒ぎもあり、皆さん感染症対策をしているので、インフルエンザも少ないと言われていますが、万が一の時は状況によっては対策も難しくなってしまったり、インフルエンザで体力を削られてしまったら・・・と考えると・・・
特にあっしはここ数年立て続けでインフル食らっているので・・・(´・ω・‘)

さて、本日は・・・

COLT,25オート!!

昨日の続き!!

マルシン社製発火式モデルガン「COLT,25オート」組立キット「簡単バージョン」で組んでいきますよー(*^-^*)ノシ

前回の時点で、600番の紙やすりで全体を整えました。

で。

↑の磨きムラをどうするか・・・

ここで使用するのが「スチールウール」!!
台所用等のモノでは目が粗すぎるので、ホームセンターのヤスリコーナー付近等で入手できる目の細かいサビ落とし用のモノを用意しました。


↑ビフォア。

↓アフター。

いかがでしょう?
力加減は「手の重さを掛ける+チョイ」位。
ムラも完全にとはいかないものの、結構目立たなくなってきました。

最後に、裏技!って程ではありませんが・・・

使い終わった紙やすりの「裏側」で表面を磨いていきます。
上手く画像では撮れなかったのですが、現物を見ると結構変わりますよ!(*^-^*)

さて、ココまで磨いたってことは・・・
はい。
今回は塗装では無く、「ブルーイング」で仕上げてみたいと思います。
ブルーイングとは金属表面を薬品で反応させて処理する技術で、安定した酸化被膜を作る事で赤錆から守る効果があります。
トイガンでは、防錆を兼ねた着色や「実銃の青光りしたブルーイング処理」を模倣するために使われます。

今回のモデルガンに使用されているのは「ヘビーウェイト樹脂」という金属粉が混入された樹脂なので、その金属粉を反応させて発色させます。

ハートフォード社製「徳用ブルー液 500ml」当店販売価格¥7,722(税込)

(※50ml入り¥970もございます。)

今回はコチラを使っていきます。

ブルー液は人体に有毒ですので、まずはゴム手袋を着用しましょう!!

パーツがすっぽり入る程度のプラスチック容器を用意して、ひたひたに出来る位にブルー液を入れます。
左は洗浄用の水です。
ブルー液は使い捨てになりますので、ちょっと勿体なく感じる方もいらっしゃるかと思いますが、慣れるまではこのほう失敗が少ないと思います。

でで!
ここからの工程は、目指す仕上がりや、人によって色々やり方があります。
今回のご紹介はあくまで、「スケキヨ流簡単Ver」の方法で、ブルーイング作業の一例としてご覧いただければ幸いです。

まずはどぶ漬けにしていきますが・・・
セレーション部やモールド部等、細かい部分に気泡が残ってしまう事があるので・・・
(気泡部分は当然薬品が接しないので、反応せずムラになってしまいます。)


スグに筆や綿棒で細かいトコロをこすりながら気泡を無くしてあげましょう!

特に最初は一気に反応が始まりますので、手早く作業してあげましょう(`・ω・´)ゝ”

10秒もしないうちに全体にススがついたような感じになると思います。
そうしたら一度拭き上げていきます。

拭き上げるていくと、ススのようなものが取れて、↑の様に黒光りし始めます。
ここで・・・

水洗いして、残ったブルー液を落とします。

水洗い後、良く拭いてから、先ほどのスチールウールで軽くこすります。
この時は先程より軽い力で「指の重さを掛けるか掛けないか」位で、イメージ的には「ハンディーモップでホコリを払う」ような感じ。
その後、また紙やすりの裏側で磨きます。
で、ブルー液に再度投入。

この工程を2~3回程度繰り返します。
最後に、ブルー液を染み込ませたウエスやペーパータオルで磨きます。

この時は素早く、刷り込むような感覚で強めに磨きます。
磨いたら、また水洗い。
この時はラストなので、先ほどの水を張った容器では無く、出来れば水道の流水で洗うと、よりシッカリブルー液を落とせます。
ブルー液が残っていると、反応が進んでしまい、完成後しばらくしたら変色してるー!なんてこともありますので注意!

んで、水を拭き取ったら、またまた極軽くスチールウールで撫でて、紙やすりの裏で磨きます。

完成がコチラ!↓

いかがでしょう?
明らかに単なる樹脂とは思えない位には色が出て来てますねー(*^-^*)

ブルーイング前後の比較です↓

フレームも同様に仕上げていくと・・・・

(o´艸`)ムフフ・・・我ながらいい感じー

最後に表面保護を兼ねてシリコンスプレーで表面を磨いておくとさらに光沢UP!!

後は組立ですが・・・

バレルは強化樹脂の様で、独特の模様が出てしまっています。
コレはブルーイングできませんので・・・

表面を整えてから塗装しました。(*^-^*)ノシ

で!

完成!!♪└(^ω^ )┐♪┌( ^ω^)┘♪

よく見ると、粗はありますが・・・
ままま「簡単Ver」なのでご容赦!(`・ω・´)ゝ”


でも、ぱっと見はそれなりに「っぽく」できたかなーと。(*^▽^*)ゞ

少なくとも、ガンガン触って発火させて遊ぶには充分かなーって!

今回作業した「COLT,25オート」はあっしの私物として店頭に置いておきますので、手に取ってご覧いただけます。
お気軽にスタッフまでお申し付け下さいね!

いかがでしょう?
工程数は多く感じられるかもしれませんが、肝心のブルーイングの工程では基本的に同じことを繰り返す作業ですし、
全体的に磨き作業なので、エッジを落とさない(削りすぎてパーツの形を変えない)様に気を付けて頂ければ、ある程度やり直しも可能です。
特にこの「やり直し」って部分に関しては「塗装」より楽な位かと思います。

また、特別に用意するモノは「ブルー液」と「スチールウール」「紙やすり」「ゴム手袋」位。

秋の夜長にノンビリ挑戦してみてはいかがでしょう?

※当方の都合にて恐縮ですが、当店ではブルーイング作業は承っておりませんので、悪しからずご了承いただければ幸いです。

さて、本日はこの辺で!!

明けて5日木曜日は当店定休日となっております。
また金曜日にお会いしましょう!!

でわまた!!

   [widgets_on_pages id=2]

コメントを残す