こんばんは!「番頭」です。
台風が来てますね!何でも今年で一番強い台風だとか!
明日(4日火曜日)は、一部の問屋さんも台風に備えてお休みになっていたりと
流通や、交通等の混乱も予想されます。
もちろん、災害などの情報にも気を配って、皆様十分にお気をつけくださいね!
さて、本日は月曜日だったので、昨日が休日だと問屋さんからの入荷の荷物もないですし…。
ご案内情報も普段からイロイロと「スケキヨ」が書いてくれているので、うーん困ったぞと。
何かネタが無いかな~。
ん?これかな?
S&T 中華電動ガン SW-11「パルスライフル」 販売価格¥56,376
S&Tという名前は、輸入業者さんの独自ブランド名でして、実際のトコロは中華メーカーさんの
「スノーウルフ」で作製している様です。
スゴイ形な電動ガンです。実はコチラの銃は元ネタがありまして。
映画「エイ○アン2」に出てきた、映画のSF架空プロップガンをモデルアップしております。
劇中の形式名称は「M41A・パルスライフル」
映画の中でも、主人公はモチロンの事、仲間の植民地海兵隊も
劇中で印象的に使っていた印象的なてっぽーですね。
さて、こちらの中華電動ガン。
プロップガンとしてみるならば、結構良く出来ていまして、
下部のグレネードランチャーはダミーですが、
フォアエンドを後退させるとダミーカートが出てきて、芸コマです。
水色のパーツに、各電池を付けます。
赤い2ケタのデジタル残弾カウンターも装備していて、9Vの角電池を組み付けて
実際にBB弾を発射すると、残弾がちゃんとカウントダウンされます。
リアサイト下の四角ボタンを押すと、伸縮ストックのロックが解除されて、
3段階に延びます。
映画で使われたプロップガンは、実銃のトンプソン+スパス12を組み合わせたモノでして
今回の電動ガンは、G&Pというメーカーさんで、マルイトンプソン用の外装変身キットが販売されていて、
それを中華メーカー同士で、コピって完成品として
中華電動ガンのトンプソンと組み合わせた感じです。
5万オーバーと高価な銃なのですが、主に見た目にお金がかかっていて、外観はナカナカ良い感じなのですが
実際にBB弾を入れて撃ってみると、内部性能は正直ショボイです。
まぁね、マルイの電動ガン「トンプソン」の劣化コピーがそのまんま入っているから、しょうがないのよね。
そんな訳で、今日はブログのネタが無いコトですし、コイツをサバゲで使える位に性能を上げて
サバゲフィールドで宇宙海兵隊ゴッコが出来るようにしよう!
という事で、カスタムしてみましょうか!
簡単に中華状態を説明いたしますと、未改造の純正状態では…。
・東京マルイ 0.2g プラBB弾使用で、初速は大体90-93m/min。かなりパワーだけは出ていますね。
・初速のバラつきは中華銃ではまぁまぁな方かな?、とは言え「中華銃としては」の前提の話。
・連射サイクル&レスポンスも、秒間10発と表示されている通り、非常に連射が遅い。
・そして、中華銃独特のマルイの電動ガンに比べるとギア音がノイジーでウルサイ駆動音。
・弾道もHOP回転がバラつきが、もの凄く不安定。
・箱出し状態では20メーター先でHOPがかかったり掛からなかったりで、撃っている感じは「北斗百烈拳」な感じで全然纏まらない。
やはり、劣化コピーの電動ガンがそのまま入っていますので、このままではサバイバルゲーム中ではかなり厳しいかと。
中華銃は、元々海外の銃ですので、本来海外では日本国内向けよりも強いバネを搭載してパワーも出ています。
昔に比べれば良くなってきたとは言え、基本的には海外パワー向けを国内向けにバネを入れ替えただけの物が
中華銃のほとんどです。
バネだけが日本国内向けとして輸入時に柔らかい物に交換されていますが、
それ以外のパーツがそのままでは、セッティングが合っていないのです。
パワーが違えば、ゴムの硬さ、モーターのトルク特性等のセッティングも当然違います。
そして、パーツ精度や組み立て精度の面でも、国産品ほどの品質はありません。
マルイさんの製品や国産カスタムパーツメーカーのアイテムは大抵優秀です。
日本の国内事情のニーズに合った内部セッティングは、やはり国産の東京マルイさんの純正セッティングが一番使いやすい。
パワー、連射回転、バッテリーの燃費、耐久性…etc
サバゲ場でどんなにボロボロに使い倒したレンタル銃だって、しぶとく壊れないのが国産セッティング。
ですので、国内仕様に細かい所を詰めて行きます。
詳しく今回パーツ解説しますと…。
今回用意したパーツはコチラ。
・アングス 0.9Jスプリング M
・ライラクス ピストンヘッドPOM
・ライラクス シリンダーDサイズ
・ライラクス EGバレル 300mm
・ライラクス シリンダーヘッド(画像には載ってない)
・マルイ EG1000Sモーター
・マルイ 電動ガン用ベベルギア
・マルイ 電動ガン用HOPパッキン
まぁ、小店「マルイ化カスタム」としては、定番とも言えるパーツ群を今回はチョイス。
基本的な作業の考え方は、以前ご紹介したベクター電動ガンの「マルイ化カスタム」と基本的には一緒です。
…本当はコピー元の「マルイさんの新品トンプソン」を一度バラして
バレル、チャンバー、メカボックス等の「中身を丸ごと」で入れてしまった方が、簡単だし手っ取り早いんですが
・元々のパルスライフルが良い値段がするので、マルイ本体を上乗せすると、トータル金額がかなり高価になってしまう事
と
・元々初速が結構出ている様なので、カスタムしてスピードダウンは何となく悔しい
という理由で、カスタムパーツを中心に組み上げてみる事にします。
さて、それでは作業開始~。
早速、バラして行きます。
基本的な構造としては、中心部の緑色のパーツが、左右モナカ構造で組み合わさっていますので
プラ部品を割ったりしない様に、慎重にバラしています。壊したら売り物にならないからねぇ。
もう、グリップ周りとか、メカボックス、チャンバー周りなど
機関部はまんま、電動トンプソンの構造なのが判るかな?
うん、意外と中華コピーにしては、まともな構造ですねぇ。
とは言え中華なんで、ピストンヘッドやシリンダーヘッド周りの気密はスッカスカで、
逃げている分を強いバネで押し込んで、エアロスを気にしないという、強引な構造なコトには変わりないけど。
前述のカスタムパーツをチャッチャと組み立てて… はいOK!
そして、メカボックスが出来上がったら、歪みまくりの中華バレルを外して、歪みの無い国産のインナーバレルに交換。
そして中華パッキンは硬すぎて、繊細なHOP調整や安定したHOP回転は無理なので、
マルイ純正のHOPパッキンに交換!
あとは、パチパチっと組み立てて…。
機関部が収まったら、緑色の外装モナカパーツを組み合わせて完成です。
組み立てて発見したのですが、今回は「伸縮ストックのロック機構」が歪んでいて、
ストックのロックがキレイに掛かりません。
しょうがないなぁ~。ヤスリでバリ取りしてコリコリっと。
この辺の甘さが中華だよね~。
よしOK!ストックロックがちゃんと効くようになりました。
あとは、組み立てて、プレイゾーンの20mレンジで試射してみましょう。
ちなみに、この銃は下部のダミーランチャーの前側部分が「フタ」になっており
AKスティックバッテリーがポンっと収納できる構造になっていますね!
面白い。
さて、実射テストは、小店のプレイゾーンの20mレンジでテストです。
うん、フツ―にHOPがかかるし、まっすぐ飛ぶね!
20M先の10cmの丸型鉄板にカンカンッと当たるようになりました。
目論み通り、マルイ化に成功ですねぇ。
普通の国産電動ガンみたいな感じで当たるようになりました!
これならサバゲでもフツ―に戦えそうです。
ちなみに、カスタム後のチェックですが…
初速とサイクルが両方共に、若干のアップ。
連射サイクルは、もうチョット早くなるかと思ったけどそれ程上がらなかったなぁ。
ボディ内部の配線の取回しがとても長い銃ですので、その辺で電気の流れがロスってそうですね。
弾の飛び方や、HOPの安定感、ギャリギャリ言ってた駆動音が
シュパパパパって感じで快調な音になっていますので、弾速データー以外のトコロで気持ちよく撃てていますので
まぁ、カスタムした甲斐はあったかとは思いますね。
さて、出来上がりです。
見た目は全く変わっていませんが、中身がキレイに動くようになって、安定して飛ぶようになりました。
こういう機械いじりは、ホント面白い物ですので、興味がある方はご自身でも挑戦してみても面白いかもしれませんね!
さて、こちらマルイ化済の「パルスライフル」ですが店頭にてこのまま販売しちゃいますね!
今日のブログネタとして作った銃ですので、工賃分はサービスで行っちゃいます。
カスタムパーツ代のお値段も深夜にブログを書いていて、計算がメンドクサイので大幅値引きで
「+1万円ピッタリ」のサービス品という事でどうでしょうか?
本体の価格¥56,376 + カスタムパーツ代¥10,000 +工賃サービス って感じですね。
ですので、¥66,376(税込)で、今回作成した1丁限り!
売り切れの際にはご容赦くださいませ。どうかよろしくね!
コチラを通信販売ご希望の方はお電話かメールにてお声掛けくださいませ。
どうか、よろしくお願いいたしますね!
さて、本日はココまで。
明日の当ブログもよろしくお願い致します!
END
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