フィールドを二分する黄色チームと赤チームの陣営は、もはや開戦の理由など分からなくなった
戦いを30年以上継続していた。
その「サバイバルゲーム」が一般化しつつある2015年、ケイホビーの新入「三代目」は、
「デザートストーム川越」様での定例会運営の作戦に参加させられる。
その戦いのさなか、「三代目」が目にしたモノは何か?
本日のブログは、私が体験した戦場の記録である。
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優しさと良心、混沌と熱気とをコンクリートミキサーにかけてぶちまけた、ここは埼玉川越の
サバイバルゲームフィールド、「デザートストーム川越」様である。
本日は100人超の参加者様に、集まっていただきました。誠にありがとうございました!!
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私はフィールドのチェックや装備品消耗品の販売をしつつ、サバゲをしたい欲望に惹かれて、
あえて火中の栗を拾いに行ったのであった。
ちなみに俺はクメン王国の兵士では無い、北ベトナム正規兵である。つまり見た目も実力も
雑兵ということだ。
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ゲームの前は必ずブリーフィングを行うぞ!
TAGO「貴様は俺の隊に配属になった!! 覚悟しておくんだな!」
彼はケイホビー運営チームの戦闘指揮官、「タ・ゴー大尉」だ。無茶な要求も多く、厳しい人物であるが、
あまたの戦場を駆け抜けた経験豊かな先輩だ!
隣で指揮をとるのは、言わずと知れたケイホビーの店長、「キム・ラー将軍」である。
お客様の遊びの基地「ケイホビーEX-10」の責任者であり、天才エアガンアーキテクトである。
実際似ている。
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弾速チェック、ブリーフィング、ゴーグルを着用し、装備の確認をした者だけが、
フィールド入場を許される。
気の狂うような暑さと湿気、そして死と熱病を運ぶ虫ども(そんなものは断じていません)。
緑と茶色に塗り込まれてはいるが、ここは地獄に違いない。
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そんな過酷な状況ではあったが、サバゲーマーは生き生きとした魂を元気な体に包んで、泥濘と
土煙の地に向かった。
回るゼンマイ、動くピストン。こわばった指がトリッガーを引く。
メカボックスが虚しい音を立てた時、皮肉にも、生の充足が魂を震わせ肉体にあふれる。
ゲームの果てにしか安らぎは来ないものなら、己の血のたぎりと、仲間に身を任せよう。
それぞれの運命を担い、サバゲーマーたちが昂然と顔を上げる。
大いなる偶然が全ての始まり。芽生えた仲間意識は行動を、行動は情熱を生み、情熱は理想を求める。
理想はやがて、信頼に行き着く。信頼はすべてに呵責なく干渉し、創造の嵐を育む。
そして、放たれたBB弾は誰を打つ。
それにしても、いい笑顔ですな。
のぞくサイトから、「三代目」に熱い視線が突き刺さる。
三代目「イテテッ! ヒットヒットォ!!」
タ・ゴー大尉「三代目ぇ!! 貴様が先頭に立って相手チームを引きつけろぉ!! 1人だけでな!!」
三代目「ヒィイイイイイイイイイイイイイ(悲痛な叫び)」
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といった感じで、ザックリとフィールドの様子を紹介させていただきました!!
ゲーム内容としましては、弾数制限600発のフラッグ戦をひたすら回した形になります。
お客様のご協力で、目立ったケガやトラブル、熱中症も無く、和やかな雰囲気でゲームを
運営できました! ありがとうございました!
以前から足を運んでいたフィールド様ではありましたが、いざゲームの運営となると
さまざまなとまどいがありました。私ももっと腕を磨いて、ゲームバランス調整の役に
立てるよう頑張ります!!
本日はお疲れ様でした。
次回「ZEEK」
来月も三代目と地獄に付き合ってもらう。
来月のケイホビー定例会は、9月6日 日高 「ZEEK」様での室内戦を予定しております。
皆様ふるってご参加ください!!
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