ミニ四マニアックス!タイムアタック攻略編!


 

皆さん今日和。
ガンコーナーたっちんです。

 

 

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先日、当店の常設コースが10月度ver.となりましたが、そんな深夜のコース変更作業中にダッチ君がやってくれました。

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何やら私のマシンをコソコソといじり始めるダッチ君。

たっちん『こ?のいたずら小僧め…。また俺のマシンに何かやってるな。今日こそとっちめてやる!
おーい、何をやってるんだいダッチ君?』

ダッチ『見てください、たっちんさん。こんな物が出来ましたよ!』

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!?!?

たっちん『…。一応聞こう。コレは何かね?

ダッチ『ガチャガチャで買った鯉です。』

たっちん『ほほぅ…。』

ダッチ『ただの鯉じゃないんですよ。この鯉は”マスダンパー”なんです。
マシンの動きに合わせて鯉がビチビチ動く事によって、マシンの衝撃を吸収できるんです!

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ビッチビッチしている図

たっちん『ほ、ほぅ…。』

ダッチ『たっちんさんのボディって金じゃないですか?ボディとも色が合うと思いますよ。』

たっちん『…。』

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ダッチ『おおーやっぱりピッタリだ!見てください、たっちんさん。これは見事なシャチホコですよ!

たっちん『…。』

 

…さて、そんな常設コースですが、週末は多くのお客様で大変賑わっておりました。

ご家族同士、友達同士でワイワイ楽しむのもあり。
1人静かに、ひたすら自分の記録(タイム)と戦うのもあり。

色々な楽しみ方が出来るのもミニ四駆の魅力だと思います。
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店内のタイムアタックボードも、皆様の熱い記録がズラーっと書き込まれてきましたね。
(なんと本日、ついに15秒台を叩き出した方が現れました!!)

 

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Kポー先輩と自分の参考記録です。

コース変更から早5日経ちましたが、皆様の感想として多いのが『なかなか17秒台を切れない。』というものです。
突如立ちはだかる17秒の壁!
そこで本日のBLOGは、いつも自分が愛用しているMAマシンの改造ポイントをご紹介させて頂きたいと思います。

タイムアタックは色々な改造の要素をタイムで比較できる、言わばミニ四駆の武者修行…。
自分も昔は、休日の度にタイムアタックに勤しみ、そこで得た多くのデータを大会で投入してきました。

 

ダッチ君のせいで
前置きが長くなってしまいましたが、早速本題に行ってみましょう!

 

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■シャーシ  :MAシャーシ

■ボディ   :アバンテMK.?アズール クリヤーボディ(金のシャチホコ込み)
■モーター  :ライトダッシュPROモーター
■ギア比   :MSシャーシ用超速ギヤセット (3.5:1)
■タイヤ   :フロント⇒オフセットトレッドタイヤ(干しタイヤ加工品)
        リア  ⇒レストンスポンジタイヤ
■ブレーキ  :フロント⇒緑スポンジ
        リア  ⇒黒スポンジ
■ターミナル :銅ターミナル

■車重    :132g

 

所謂、サイドマスダンパーといわれている改造になります。
サイドガードの部分からプレートを生やし、その上にマスダンパーを乗せる改造です。

余談ですが、Kポー先輩のマシンもMAシャーシのサイドマスダンパー仕様ですね。
(写真のマシンはサイドマスダンパーのステーやリアステーにカーボンプレートを使用していますが、ここはFRPに置き換えても全く支障はないと思います。)

MAシャーシとサイドマスダンパーの利点は『頑丈で壊れにくい。万が一壊れても、シャーシの載せ替え等の修復作業が簡単!』というのがポイントです。

実際、上下運動するのはマスダンパーだけなので、シャーシやステーはガチガチの高強度です。
このマシンのコンセプトは『動かす所はスムーズに、固定するところはしっかりと!』です。

走りの再現性も高いので、1度完走できるセッティングさえ出てしまえば、着地のバラつきが少ないのも特徴です。
完走率が高いというのは、レースでは大きなアドバンテージになります!

 

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モーターは『ライトダッシュPROモーター』
以前紹介したモーター慣らしの記事からですが、今回は『逆回転50分⇒正回転25分』と、逆回転を多めで慣らしています。
回転数は充電したてのネオチャンプで計測して22500rpm程でした。

 

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ギア回りです。

ギアは『MSシャーシ用超速ギヤセット (3.5:1)』
ギア用のシャフトは『フッソコートギアシャフト(ストレート2本)』を使用。
中心部分は520ベアリングを使わず、アルミスペーサーを嚙ましています。

画像の様に、そのまま無加工で取付ています。
MAシャーシは駆動系は弄らなくても十分速度が出るのが魅力ですね。

 

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タイヤ関係はフロントに『オフセットトレッドタイヤ』
リアに『レストンスポンジタイヤ』を装着。
両方とも直径は26mmで製作しています。
フロントタイヤは『干しタイヤ』(黒のノーマルタイヤを直射日光などの紫外線に晒し続けると、タイヤ表面のゴムが劣化してグリップが下がる)という、グリップの少ない物を使用しているのですが、現在のノーマルタイヤは材質が変わってしまいこの加工が出来なくなってしまいました。

なので今回は…

代替品として画像左のローハイトオフセットトレッドタイヤ・ハード(イエロー)を使用して、改めてタイムを計測してみました。

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16.488秒!なかなか好タイムではないでしょうか?

リアタイヤは僕の大好きなレストンスポンジタイヤです。
先日のミニ四駆大会でもレインタイヤとして用いる選手が多かったこのタイヤですが、実は雨天に限らずオールシーズンでとても頼りになるタイヤです。
特に当店のミニ四駆大会は屋外で開催されますので、季節によって路面の状況がコロコロ変わります。

春や秋は強風が吹けばで…
夏は突然ので…。
冬は凍結で…。
そんな環境の変化でグリップが落ちやすくなりますが、レストンタイヤはいつでもハイグリップ!
どんな路面でもしっかりとモーターのパワーを路面に伝えてくれます!

ちょっと気になったので、フロントのカウンターギアを抜いて『リアレストンのみの後輪2輪駆動でタイムアタック』をしてみした(笑)

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16.798秒。しっかりグリップしてますね。
(ミニ四駆は4輪駆動で動作する事がレギュレーションで定められているので、2輪駆動では大会に出場できませんのでご注意ください。)

 

 

 

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ブレーキは『ブレーキスポンジセット』より
フロントに緑スポンジを地上高3mmの位置。
リアに黒スポンジを地上高1.2mmの位置にセットしました。
このブレーキの位置は汎用性が高いのでとてもオススメです。

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ターミナルは、キット付属の銅ターミナルを100均の金属磨きクロスで磨いて使用しています。
磨く部分は『電池とモーターの接点部分』だけで大丈夫です。

ざっくりですが、ポイントを抑えて紹介するとこんな感じになります。
自分のマシンは『壊れにくさ』『万が一壊れた時の復旧しやすさ』を重視してマシンを組んでいるので、そこまで複雑な加工や改造はしていません。

イメージとしては…
?モーターはしっかり慣らしてあげる。
?リアタイヤはしっかりグリップ、フロントタイヤは滑らせる。
?マスダンパーはバランス良く適度に配置。
?前後ブレーキを上手く調整して、ジャンプ前に上手く減速させてあげる。

こんな感じでしょうか?
皆様のミニ四駆ライフの参考になればと思います。

 

冒頭でもちょっと触れましたが、本日はついに15秒台へ突入するマシンも現れ、月初から熱いバトルが展開されている常設コース!

ここでの練習が、どこかのレースできっと役に立つと思います。

以上、本日のミニ四駆コーナーよりのお知らせでした!

 

 

 

 

 

 

 

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