ミニ四駆大会!優勝マシンのご紹介(直線番長編)


 

皆さん今日和。
ガン&ミニ四駆コーナー担当のたっちんです。

 

 

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昨日は毎年恒例スペシャル企画『直線番長』が開催されました!!
参加頂いたレーサーの皆様、本当にお疲れ様でした。

天気は快晴!上着を着ているとちょっと暑いくらいでしたね。
ミニ四駆日和のお天気に恵まれて非常に楽しい1日となりました。

 

 

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この日の予選は『1/1000秒のタイムアタック』
決勝戦は『1対1のガチンコバトル』と、普段のミニ四駆大会とは違ったレース方式での戦いとなりました。

 

 

 

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コースは『ストレート52枚』『コーナー4枚』『バーニングチェンジャー1式』で、全長約『99.99m』!!
番長を決めるのに相応しいコースとなりました。

 

という訳で本日のBlogは直線番長 in 2015の『ジュニアクラス』『タミヤクラス』『タミヤモータークラス』『無差別クラス』の4クラスの番長マシンをご紹介いたしますね。
時間の都合で優勝者の方のインタビューは行えませんでしたが、各クラスの番長マシンの写真と使用モーターのデーターを頂きました!

 

まずはジュニアクラスの番長マシンの紹介です!

 

 

 

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ジュニアクラス番長 タイチ選手

 

 

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■シャーシ:VSシャーシ
■モーター:スプリントダッシュモーター

 

予選から大人顔負けのタイムを連発していたタイチ選手!
マシンはVS+スプリントダッシュモーター+超大径タイヤの直線番長仕様でした。

ローラーは右フロントが2段アルミローラー(12-13mm)
それ以外はAOパーツの830ベアリングローラーを装備。

前後はカーボンプレートで見た目はとてもシンプルですが、速度は一級品でした!!

 

 

 

お次はタミヤクラスの番長マシンです!

 

 

 

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タミヤクラス番長 ミカミ選手

 

 

 

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■シャーシ:VSシャーシ
■モーター:スプリントダッシュモーター

 

シャーシはVSシャーシ+井桁超大径と、こちらも完全フラット仕様のマシン!
ローラーは右前が2段アルミローラー(8-9mm)とそれ以外は830ベアリングローラーという組み合わせでした。

ボディは細くカットしたタイヤを輪ゴムの様に伸ばして、直接シャーシに巻きつける独特の固定方法となっていますね。

裏面の写真をよく見ると、フロント側のギアカバーのツメの所にトラスビスが取り付けてあります。
これは走行中にフロントのギアカバーが開かない様にする『押さえのパーツ』でしょうか?

気になりますね。

 

 

 

続いてタミヤモータークラスの番長マシンです!

 

 

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タミヤモータクラス番長 サクライ選手

 

 

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■シャーシ:VSシャーシ
■モーター:ウルトラダッシュモーター

 

タミヤモータークラスの番長マシンもVSシャーシ+井桁超大径というフラット特化型のマシンでした。

ローラーは全て830ベアリングローラーを装着。

そしてこのマシンの大きな特徴は、シャーシ底面とリアステーまで伸びている『大型のディフューザー』ですね!
ディフューザーとは実車のレーシングカー等に取り付けられている車体底部から後部に装備されるエアロパーツの事。
(wikipediaに詳しい解説がありました。←クリックするとリンクに飛びます。)
タイムから換算すると秒速10m近い速度で疾走する訳ですから、ミニ四駆のサイズとは言え空気の流れは無視できません。

予選から決勝トーナメントまで正に『路面に張り付くような走りと、驚異的な加速力』を見せつけていたこのマシン…。

次回からはエアロ効果を意識したマシンが増えるかもしれませんね!

 

 

最後に無差別クラスの番長マシンの紹介です。

 

 

 

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無差別クラス番長 ミカミ選手(タミヤクラスと併せて2階級番長)

 

 

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■シャーシ:VSシャーシ
■モーター:ウルトラダッシュモーター

 

今回、見事2階級制覇を成し遂げたミカミ選手のマシン。
無差別クラスではモーターを『ウルトラダッシュモーター』に載せ替えて圧巻の走りを披露。

マシンはタミヤクラスと同じ車体で、モーターは当日の朝、当店でお買い上げ頂いたウルトラダッシュを使用したとの事でした。

また、今回は特別に駆動系の写真も撮影させて頂きました!

 

 

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(↑番長マシンの秘密が隠されているかも!?)

 

と言う訳で、直線番長全4クラスの番長マシンのご紹介でした!

スピード勝負のフラットレースとの事で、番長マシンは全てVSシャーシが席巻という結果になりました。
このVSシャーシ、調べてみたら最初に製造されたのが1998年だったんですね。
今からおよそ17年前に設計されたシャーシが、2015年現在も立体・フラット問わずに第一線で活躍しているのも、改めて考えると凄い事ですよね…。

強度や剛性面では最新のシャーシに歩がありますが、軽量コンパクトで駆動系に優れたVSシャーシは、これからも様々なミニ四駆のレースで活躍してくれる事でしょう!!

 

そして新しく番長になったタイチ選手、ミカミ選手、サクライ選手、本当におめでとうございました!!

 

 

さて、ここから先は僕が個人的に気になったマシンを紹介しちゃいます。

 

 

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(↑無差別クラス出場マシン)

こちらは無差別クラスに出場していた2台のマシンになります。

カーボン板から切り出したオリジナルシャーシ。真っ白なデルリンローラーはかつて2次ブームの時に登場した『フェンスカー』(←クリックするとリンクに飛びます。)を髣髴とさせますね。
こういったマシンが見れるのも直線番長の魅力の1つですね!

 

 

 

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こちらのマシンはMAシャーシをベースにした3輪マシン!

後輪は楽しい工作シリーズの『ラダーチェーン&スプロケットセット』を組み合わせ、チェーン駆動とサスペンションというビックリギミックマシンに仕上がっております。

ミニ四駆サイズでここまで大がかりなギミックが仕込める事と、その完成度に思わず2度見…。
製作者の方の愛を感じました!

 

 

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こちらは懐かしの『ミニF』とワイルドミニ四駆の直線番長仕様のマシンですね。
奥にはリラックマの乗った物凄い大径タイヤのマシンもあり…。
このギャップが可愛い!!

特にミニFなどは、今の技術で直線番長マシンを組んだら面白いマシンが出来そうなんですけどね…。
市場にほとんど在庫が無いのが残念ですが、とても貴重なマシンを見る事ができました!

 

という訳で昨日行われた直線番長の番長マシンの紹介でした。

ひたすら真っ直ぐなコースを走るだけという至極単純なレースですが、だからこそレーサーさん1人1人の技術や技巧、そして閃きやマシンへの愛を詰め込める素敵な大会になったと思います。

次回開催は未定ですが、その時はもっとビックリするようなマシンが登場する事を楽しみにしています。

 

以上、本日のミニ四駆コーナーのお知らせでした!

 

 

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