RazorCatタイプを初期化してみよう!


こんばんは、ココロは少年!カラダは中年!「スケキヨ」です!
いやあ・・・このトコロ体の衰えが・・・実はここ数日風邪をひいてしまいまして・・・
数日前の夜頃から、何となく「あーコレ風邪かも・・・」の自覚症状があって翌日ダウン。
明けて次の日は「まだチョットだるいケドいけるべ!」と出勤してきたものの、数時間後にはダウンして「岩」さんに「もう帰れよ・・・」と面倒をかけ・・・
その翌日は結構大丈夫だったのですが、夜には喉の痛みと咳が止まらずにそのせいでロクに寝付けずボロボロ・・・
はい、アリナ○ンEXの過剰摂取では駄目ですね、病院行きましょう!

さてさて、本題!
本日のご紹介は・・・・

アーマーワークス社製「RazerCatタイプガスブローバック・シルバー(HX2403-JP)」

先日ブラックモデルのご紹介を致しましたが、今回はシルバーのご紹介。

で、ご紹介しておきながら何ですが本日現在まだ店頭には並べておりません。
はい、ココは素直に当店の勉強不足な部分なのですが・・・
先日入荷したブラックモデルは極少数だった事もあり、「次回入荷したら開けてみて色々みてみよう!」とノンキにしていたのですが、いざ入荷して色々調べてみたトコロ・・・
「コレ、スライド割れるんだよねー」との情報が!

どういう事かと言いますと・・・
元々、本国(台湾)では金属スライドで販売されているモデルを、日本で販売する為に樹脂スライドで製作。
金属スライドが前提の設計なので、樹脂だと強度不足に。
更に、設計のベースになっている「東京マルイ社製ハイキャパ・シリーズ」より、ビックボアシリンダーが採用されていて、強烈な反動!→スライド等に掛かる負担UP
更に更に!海外では、日本で使用されるエアガン用ガスより高圧なガスで作動させる為、ハンマースプリング等も強いスプリングが使用されている!

・・・・そりゃあスライドも割れますよ(涙)

が!

こんなカッコイイてっぽうをそう簡単にはあきらめられない!!

ので!安心して使えるように「初期化」してみます!

まずは、ガスの消費量を調整していきます。

スライドの後端の裏側、ブローバックのユニットです。
ちょっと分かり難いかもしれませんが、↑の青い四角で囲った部分がミゾになっていて、フレーム側の部品が噛み合っています。
撃発後、スライドが後退(ブローバック)してくると、ミゾが終る部分でフレーム側の部品が押され、ガスの放出を止めます。
つまり、このミゾの長さでガスの放出時間(量)をコントロールしているのです。
更に言うと、現在のガスブローバックガンは「プレシュート方式」と言う作動方法が主流で、モチロン「RazerCatタイプ」も「プレシュート」になっています。
この「プレシュート」と言うのは簡単に言うと「BB弾の発射後にブローバックが始まる」という構造。
なので、基本的には↑の「ミゾの長さ」はほぼ「ブローバックに消費されるガスの量」と思って頂いても差し支えないかと思います。
ミゾが長ければ、ブローバックの反動は強くなる傾向になりますが、燃費は悪くなり、長過ぎると「次弾の装填不良」のリスクが出てきます(この辺りの構造の講釈はまた後日。)
ミゾが短ければ、ガスの消費は抑えられ燃費も向上しますが、反動は弱くなり、また短過ぎるとブローバック量が足りずやはり「次弾の装填不良」のリスクや、弾切れの際にスライドが後退位置でロックされるホールドオープンもされにくくなったりもします。

とりあえずテストとして、


↑スライドから外して作業します。
青い線で囲っている部分が先程のミゾ。

とりあえず半分弱埋めて、ガスの放出時間を短縮してみました。
経験上この位なら、先述の不具合はまず起きないはず!

お次はスプリング。
まず、必須であろうメイン(ハンマー)スプリング。
コレはグリップ背面についています。

まずは東京マルイ社製「ハイキャパ・シリーズ」の純正パーツに交換してみました。

ココまでの作業で一度組み上げてみたトコロ、作動は問題無し!
ノーマルを撃ち比べると、反動は「やや大人しくなったかなーどうかなー」って位ですね。
パワーはノーマルが85m/s位(0.2gBB弾使用)の環境で調整後が82m/s位と計測器に掛けると差が出てますね。

で、精度のお話ですが、この状態で「お?結構悪くないぞ!いけんじゃね?!」と言う位の飛び方をしてくれています。
ただ、個体差もあるかと思いますが、現状では「HOPがかかり過ぎている(0.2gBB弾)」「近距離でも高めの位置に着弾」している傾向がありますねー

さて、せっかくなので、バレル周辺もちょっと覗いてみましょう!

やはり、基本的には東京マルイ社製のコピーですが・・・


インナーバレルやチャンバーパッキンの形状が異なりますねー

その他の部品も細かく形状が違うので、完全互換ではありませんが、
「インナーバレル&パッキン」のセットで入れ替えは可能。
が!HOPをかけるレバーの位置等が違うので、適正位置は出ていなそう・・・・

ちなみに。

↑全て東京マルイ社製ハイキャパ5.1の純正状態。
このままRazerCatタイプ」に組み込が可能でしたので試したトコロ・・・
とりあえず普通に撃てましたが、パワーは70m/sまで落ち込みました。
まあ、コレはバレル長が「RazerCatタイプ」と比べ2.5cm短くなっており、「RazerCatタイプ」側のインナーバレル内径も不明なので・・・
また、
チャンバー部の入れ替えの場合はノズル部(今回の場合はスライド内部の赤いパーツ)との相性も無視できないので、先程のHOPの掛かり具合等も含め、この辺りは今後の課題ですね。

というワケで、本日はこの辺で。
実際に販売できる状態になりましたら、改めてご報告、ご案内させて頂きますね!

※今回作業している個体は「スケキヨ」購入分(笑)なので、お試し撃ちも可能ですよ!
お気軽にお声掛け下さいね!

明けて18日木曜日は当店定休日となっております。
また金曜日にお会いしましょう!!

でわまた!!

 

 

 

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