ブルーイングなど。


こんばんは、「スケキヨ」です。
皆さん、お盆休みの方も多くいらっしゃると思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
あっし達は、どうしても仕事の特性上、こういったタイミングではお休みを頂くのが難しいので、なかなか「行事」としてのお参りは難しいので、あまりタイミングにこだわらずに、ふと思い立った時にお墓参りに行ったりします。
とは言え・・・最近行ってないなー近々行ってこよう・・・

さてさて、本日は、ブルーイング液などのケミカル用品をご紹介。

「BIRCHWOOD(バーチウッド)」社製品各種。

昔から、ガンマニアのお供として愛され続ける一品ですね!
かく言うあっしも、このブランドを愛用しております。

そもそも、ブルーイングってなによ?ってお話ですが・・・
皆さんも、写真等で青みがかった深い色あいのてっぽうをご覧になった事がありませんか?

←こんな感じのカラーですね。

コレは元々、金属(鉄)の表面を処理してサビを防ぐものですが、仕上げ方によって綺麗なブルーに発色させて、観賞に堪えるものに仕上げる為にも使用されます。

モデルガンマニアな人達も当然その色に魅了されて、その色をなんとか再現できないかと奮闘するのですが・・・
その強い味方なのが、今回ご紹介する「ブルーイング液」!!

まずは、定番「スーパーブルー」¥2.138

鉄、亜鉛などに反応するタイプですので、てっぽう道楽では出番が多いですね!

最近ではモデルガンに多く使われる「HW(ヘビーウェイト)材」。
このHW材には亜鉛等の金属の微粉末が練り込まれていますので、このブルーイング液に反応して変色してくれます。

↑はあっしの愛銃です。
東京マルイ社製「MEUピストル」をベースに、タニオ・コバ社製のHW製スライド&フレームを組み込んであります。
スライド側面を紙ヤスリ等で徹底的に磨きこんで、ブルーイング液で反応させて青みがかったブラックに発色させています。
非常に手間の掛かるカスタムですが、その分愛着のわく、特別な1丁が出来上がりますよ!

他にも、補修材としての使い方も!

次世代電動ガンのM4A1のフレームにガリっと傷が・・・!
次世代電動ガンのフレームはアルミ製ですので、表面の塗装が剥がれると、↑の様に下地が出てきてしまいます。
完全に補修しようとすると、何通りか方法はありますが、場合によっては完全分解、塗装を全部剥離、傷付近の修正、再塗装・・・・

は面倒なので、とりあえず簡単に目立たなくしてしまいましょう。

今回は、アルミ用のブルーイング液「アルミブラック」¥2.721を用意。

綿棒等を使って、液を載せるように塗っていきます。
数秒の間様子をみて、さっと拭き上げます。

はい、こんな感じに!
塗装の被膜は持って行かれているので、その分は当然傷として残りますが、下地のシルバーが隠れて目立たなくなってますね!

その他、エアガンのレバーやボタンなどの部品は亜鉛パーツが多用されていますので、それらの色剥げは前出の「スーパーブルー」で同様の作業ができます。

他には、チョット困るのがメッキパーツ!

当店の試し撃ち用のデザートイーグルのシルバーモデル・・・・
細かい点々は実は「サビ」なんですよねー

シリコンスプレーを併用して強めにふき取ってみると・・・

んーまあ、結構綺麗になりましたが、まだチョット残ってますねー

んで、

「ブルー&ラストリムーバー」¥2.138

ブルーイングの被膜とサビを剥がしてくれる溶剤ですね!以前にはタネガシマのリペアで活躍してくれました!

ペーパータオル等にしみ込ませて拭き上げるとこのように、スッキリ!!

今回は、実演用という事で簡単に作業していますが、実際には銃を分解して作業後水洗いをして下さいね!
ブルーイング液は、ふき取るだけでは不十分で、わずかに残った液で反応が続いてしまい、綺麗なブルーに仕上げた所が、翌朝黒ずんでしまったり、揮発した薬品が近くにあった金属を反応させたりと、トラブルのもとになってしまいます。

また、いずれも、身体に入ると有害な薬品ですので、十分に注意してくださいね!

うう~ん何とも判り易いドクロマーク入り!!

また、作業後の洗浄をすませたら、シリコンスプレー等で表面の保護をしてあげて下さいね!

極簡単なご紹介で恐縮ですが、本日はこの辺で!
詳しくはスタッフまで、お気軽にご相談くださいね!!

「いつかブルーイングを施して、ヨダレが垂れるような1丁に仕上げるんだっ!!」と息巻いて準備した銃が何丁も部屋も眠っています・・・ああ・・「スケキヨ」でした!!

でわまた!!

 

 

 

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