再録。実験!マルイの新型モーターを他機種に加工移植してみた。


こんばんは!「番頭」です。
書きかけの記事状態で、間違って「公開する」のボタンを押してしまったので、慌てて書き直しています。
画像だけで、文章を殆ど書いていない状態でした。ごめんなさい。

ブログを書く直前にこの記事用に作業をしている途中で
「番頭工房」で炭酸ジュースを一本、未開封のまま落下させ、床に落ちた衝撃で…。
「ブシュー!」っと床一面にぶち撒けてしまっていて、凹んでいます。
まだ、掃除していません。この記事を書き上げたら工房の床掃除です。
…今日はミスが多いですね。ゴメンナサイ。
さて、本日の記事は、タイトルにもあります通り「実験」です。

今回の実験は、コチラ。

先日、新発売となりました。
東京マルイ社の「サマコバ・モーター」小店販売価格¥12,441(税込み)
小店Webショップより、通信販売可能です。

新型電動ガン「HK417」に標準搭載されて話題となった新型のモーターですね。
この一ヶ月の小店の改装作業中に新発売として、単品販売となったのですよね。

実際、新型電動ガン「HK417」はこの新型モーターの恩恵で、レスポンスというか反応の良さが好感触です。
417に関しては、社外のLipoバッテリーを使用していなくても、純正のニッケル水素バッテリーでも、
モーターの恩恵で、かなりのレスポンス感触になります。
さらに、このモーターと一緒に小店のLipoバッテリーを組み合わせれば、本当にビンビンですよ!

このGW新装開店時にも、店頭で「このモーターってどうなの?良いの?」
とお客様よりお問い合わせ頂く事もしばしば。

実際に、お客様のご要望で、開店初日にお客様の次世代電動ガンに載せ換えてみまして
プレイゾーンの20メーターレンジで遊んで頂きました。
ご依頼されたお客様から「良くなった!」と仰って頂き好評でしたね!

「良い」とは聞きましたが、実際に自分自身では、体感していません。
…ならば、実験してみましょうね!という訳で、本日の記事です。

 

今回の実験機はコチラ。


次世代電動ガンAK102です。
先日の火事の焼け跡の中から発見した、元新品。外装はボロイけど、中身は未使用。
動作自体は問題なく動くので、捨ててしまうには惜しいので、外装を洗って、
こういう実験ネタ用に取って置いたのです。今日は、コイツを実験機とします。

 

…さて、 モーターを載せ換えるにあたって、困った事が一つ。


今回の「サマコバ・モーター」はいわゆる「Lサイズ」の長さですので、画像の通り「長さ」が違います。
AKシリーズはモーターの長さが「Sサイズ」なので、そのままでは入りません。

まぁ、長ければ切ってしまえば良い!という事で、カット加工します。
私は、MINIMIのハイサイクルカスタム等でも「EG30000ハイサイクル・モーター」を
カット加工して搭載しているので、この作業は割りと手馴れています。

ユーザーさんが御自分で加工される場合は、大掛かりな工具が必要なので、一般のご家庭では難しいと思います。


こういう分解道具を使って、圧入されて入っている「頭のギア」を引っこ抜きます。
ちなみに、注意点として、ユーザーさんがご自身でモーター施工する場合は
この分解道具(イーグル模型製)も、そのままでは使えません。
強引にやるとモーターを破壊しますので、工具内部を削ってマルイセッティング用に加工してあります。


分解したら、シャフトをカットして「Sサイズ」に仕立てます。
シャフトは超硬いので、大掛かりな工具でカットが必要です。
カット後、先端にギアが入るようにサンダーで馴らします。


先程紹介した、分解工具を使ってモーターの頭のギアを再度圧入。
同じ長さに変身しました!


次世代AKシリーズの場合は、グリップを外せばモーター周辺が見えます。
モーターハウジングを外して、あとは移植。
※モーター頭のスプリングは、Sの純正を使います。


はい、搭載完了!
カットは慣れていないと大変だけど、次世代AKはモーターの移植作業そのものは簡単ですね。
さて、実際に撃ってみましょう!
パララララ・・・。
「…あ、かなり違う!すぐ分かるぞ!」
「特に単発でのレスポンスが段違いだ!」

このモーターの違いを分かり易く言うならば
「マグネットコーティングされたガンダム」

というか、
「引き金を引いたと考える「意思」」と「実際発射の「動作」」がリンクするような感覚ですね!
トリガーを引いて「ニュイン・パン!」って言うタイムラグな感覚がかなり短くなりますね。

実験結果もバッテリーの燃費も極端には悪くなりませんでしたね。
殆ど変わらないか、気持ち燃費が悪くなる程度ですね。コレ。
モーター換えたからといって、
サバゲでの運用上、予備のバッテリーを1本追加で買わなければならない程は悪くはなりませんでした。
体感で、1-2割程度の燃費の変化かな?

このモーターの特性セッティングはホント優秀ですね!流石は東京マルイの技術力!
このモーターすごいですね。

そうそう、単発戦でゲームをしていると、時々発生する、
次世代特有のトルク不足から来る「ギアロックして動かなくなる」って事も殆ど発生しなくなりました!
先程、500発ほど単発モードで連続的にガコガコ撃ち続けてみたのですが
ギアロックが一度も発生しませんでしたよ。
サバゲでの単発戦や、PMCごっこで単発オンリーなど、ゲーム中のメカトラブルの心配が減りますね。

という訳で、このサマコバモーター。「次世代電動ガン」に特に相性がよさそうですね?。
ちなみに、私の主観ですが、モーターのトルクが随分高まるので、
一部の機種ではギアクラッシュが起きてしまうかもしれません。

耐久性で言うと、スタンダード系やハイサイクル系は、
ギアの厚みと材質から考えると、チョッとギアの耐久性に不安が残ります。
その辺はカスタムとしての自己責任ですね。

このモーターはエアガンとして設計が新しい、ギアの厚みがある
「次世代電動ガン」とか「89式小銃」に向いているかと思いますよ。

←ゲームセンターのゲームで良くやるアレです。
レスポンスがとても速いので、「引き金の中に指を入れて高速での単発連射」(いわゆるガンコン撃ちorゲーセン撃ち)
でも次世代電動ガンが追いついていますよ!純正状態でこれはスゴイ!

という訳で、以上新型モーターの実験結果でした!
モーターが結構高価ですが、その価値は十分に体感できるかと思いますよ!

今回のモーター換装作業やカット加工作業もカスタム依頼としてお受けできますので
ご興味がある方はご相談くださいませ。

 


あと、この新型モーター搭載のAK102は、暫く店頭見本として飾っておきますので
「未改造の試射用AK102」

「モーター換装体感用AK102」
を両方撃ち比べて、
その違いを体感できるようにしておきますね!店頭での試し撃ちは無料ですよ!

是非、体感して欲しいですね?。
ホント、違いが判って面白いですよ!宜しくお願い致します。

 

それでは、本日の記事はココまで。

明日の木曜日は小店グループは定休日となっております。
金曜日にお会い致しましょう!
よろしくお願いいたしま?す。

「番頭」より。

 

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4 Responses to 再録。実験!マルイの新型モーターを他機種に加工移植してみた。

  1. 質問失礼します。モーターの組み替えをお願いしますと、どのくらいの期間で仕上がりますか?

    • お問い合わせありがとうございます。
      モーターの組み替えですが、
      記事上のサバコバモーターですと、M4系であれば即交換が可能です。
      AKですと、軸を切断し、調整しなければなりませんので、最長1週間程お預かりするようになります。
      以上、よろしくご検討ください。

  2. 質問したいのですがマルイのak102を使っているのですがサバコバモーターを組み込みしてもらうと見積りはいくらぐらいになるのでしょうか?

    • ご質問ありがとうございます。ケイホビーです。
      マルイのAK102にサマリウム・コバルトモーター(¥12,672)を組み込む場合、モーターをショート化して新しいピニオンギア(オプションNo.1 超硬スチールピニオンギヤ\1,168)をとりつけます。
      工賃は、モーター・ピニオンを当店で購入頂けるなら工賃¥1,000となります。
      パーツを持ち込みでの加工の場合、工賃¥3,000となります。
      いずれの場合もエアガンをお預かりして1週間前後お時間がかかります。
      よろしくご検討ください。

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