ドーモ、ダッチです
こちらではお久しぶりですね!
今回は本日開催しているミニ四駆大会へ駆り出された「キャプテン」の代わりとして
「好きにブログ書いていいよ!」と言われたので好きの物を書こうと思います。
といっても、ここで好きな食べ物の話とかをしても怒られるだけなので
ちゃんとプラモデルに関係した物を書きますよ?(ちなみに、好きな食べ物は白子です)
↑特にタイの白子が好きですね?天ぷらが美味しいです。
さて、本日はダッチの好きな戦車の事を学んでいこうと思います。
(好きな戦車?ダッチって戦車の事はまったく分からないんじゃなかったっけ?)
と、前回のダッチブログをご存知の方は思われたのではないでしょうか。
前回のブログを筆記した後日に、本店の皆に誘われて「劇場版ガールズ&パンツァー」を観に行ったのです。
あとはお察しください。
↑イメージ図
そんな事もありまして、私ダッチも「エイブラムス」と「10式」以外の戦車も分かるようになりました。
ただ、分かるようになったと言っても「パンター」の写真を見て「これはパンターだ!」って
言えるようになった程度に分かるようになっただけで、
「これはパンターの○型だね、この塗装を見るに○○戦線で運用されていたころのものだね。これはここがどうやらこうやらなんやらかんやらetc.」
って、語れるようになった訳ではないのでまだまだお勉強が必要なのです。
そんな訳で学ぶなら好きなものから!
本日、は私の好きな「ティーガー?」を学んでいきます。
写真の「ティーガー?」はお客様が製作されたものです。
小店のディスプレイケースに展示されていますのでご来店された際に宜しければご覧ください。
ノルマンディーでこの戦車を見た米軍は「キング・タイガー」
英軍は「ロイヤル・タイガー」というあだ名を付けたドイツの重戦車ですね。
数々の伝説を残す、当時世界最強の戦車の1つである「ティーガー?」の発展型です。
なので、ティーガー?はティーガー?と同じ「?号戦車」と呼ばれました。
(ティーガー?が「?号戦車 ?型」、ティーガー?が「?号戦車 ?型」)
↑ティーガー?
主砲はティーガー?の時から既に強力だった「56口径8.8cm砲」が「71口径8.8cm砲」にバージョンアップ!
当時存在した戦車全ての射程外からのアウトレンジ攻撃を可能とし、射程距離は主に相手になった
「T-34」の3倍近くあったそうな。
↑T-34。写真のはT-34-85。丸くて可愛い。
ちなみに、同軸機銃はここです。
MG34というこれまた最高にcoolな鉄砲が使われています。
↑MG34
そしてこのゴッツイ履帯。
いや????カッコイイ!
私はティーガー達の一番好きな部分ってこのゴッツイ履帯なんですよね?
あの巨体を運ぶために作られているだけあって、独特で力強い形をしていますね?
車体後部はマフラーの間のクランクに取っ手を差し込んで回転させて
エンジンを起動させますが、この時もまたカッコいいんですよね?
ウォーーーーーンって今から怪物が起き上がるぞ!という感じ。
堪らないですね?
ただ、このエンジン関係部分がティーガー?の泣き所で、
搭乗員と特に整備士の苦労話をよく耳にしますね?
ちなみに、時速は整地で38km/h
そんなティーガーこと?号戦車。
?号と?号で見比べてみると
(一体、どこに共通点があるのだ…)
となってしまうくらいの大幅改良が施されていますね。
ガンダムでいう「ゴッグ」と「ハイゴッグ」みたいなものですかね。
私はどちらも好きです。
そんなティーガー?、ご存知かと思いますが2種類ございます。
↑ヘンシェル砲塔型と(小店販売価格¥3.790-)
↑ポルシェ砲塔型です。(小店販売価格¥3.790-)
なんで2種類あるのかと言うと、実は最初は全て「ポルシェ砲塔」で
製作をしようとしていたのです。
ですが、50両ほど作ったところで後の車両全てが「ヘンシェル砲塔」に変えられました。
「なんでや!ポルシェ砲塔丸みを帯びていて被弾性良さそうやん!」
と、思うかもしれませんが、その被弾性が仇となりました。
砲塔の正面がご覧のとおり湾曲しているのが特徴的ですが、
この砲塔の下部に命中した弾が跳弾し、それが車体の天井に直撃。
その弾が装甲を貫通してしまうというという結果になってしまいました。
↑ダッチの分かりやすい(迫真)各砲塔の敵弾命中時に起こる跳弾の仕方絵図
図のように極端な跳ね返り方はしなかったでしょうが、
場合によっては運転手、通信主がハンバーグになってしまったり
そのまま撃破されてしまう致命的な問題。(おまけに生産性が悪い)
ティーガー?の装甲をマシマシにして更に強力になったティーガー?が
自分で跳ね返した弾に急所をやられて撃破されるなんて笑えないよ!
と、なったドイツの軍人さん方は「被弾性なんて知りませんねぇ」と言わんばかりの
ヘンシェル砲塔に切り替えました。
↑ヘンシェル砲塔。前面装甲180mmに物を言わせて敵弾を正面から受け止めるスタイル。
ということで、先に作った50両の砲塔もヘンシェル型に変換されませんでした。
変換されませんでした。
簡単に言ってしまうと、当時のドイツにそんな事が出来る余裕なんてありませんでした。
なので50両はそのまま戦場に送り込まれました。
ちなみに、少なくとも1両は生き残ったようで現在イギリスの博物館に展示されているそうです。
いつかイギリスに行って見てみたいです??
これだけの怪物をなんだかんだ500両も生み出せたのは、あの時代だからこそだったのかもしれませんね。
現在では稼働できる物も1両のみ。
ティーガー?が動いている姿が映画で登場したくらいですから
ティーガー?が動いている姿を映画館で見ることができるのもそんなに遠くないかもしれませんね。
ちなみに、現代の戦車は同じくらいの大きさでより強力で、より強固でより速く走れます。(時速72km/h)
70年程で技術はずいぶんと変わるものです。
こういった技術の進歩が分かりやすいのも戦車の面白い所ですね?
それでは長くなりましたが本日は以上です。
また書くことがあったら今度は「IS-3」のお話でもしたいですね?
たれぱんだみたいで可愛いですよね?
ではでは、本日の書き手は独、露、英の戦車が好きなダッチでした。
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