どもっ!模型と書いて「型を模す」太古の昔から人間は好きな対象物を手元に置きたかったという衝動があったようで。ケイホビーのマルモ・モデラーことヤマさんです。
なになに、古来中国では「不羅」(ふら)というお坊さんがいて木の樹脂からできた塊から、ノミ一本で見事な女人の形の模型を掘り出したそうだ。人はこれを「不羅の模型」と呼び、やがて樹脂でできた模型の事を「不羅模型」(ふら模型)それが日本に来てやがてプラ模型と呼ばれるようになった。実はプラモデルより前に日本ではプラ模型という呼び方が存在していた。・・・・・・・「世界最凶の模型譚」民明書房刊。
って民明書房かいっ!
さて、模型と言えばプラモデルばかり想像するプラモ萌えのお兄ちゃんに送る模型はプラとは限らない
リアルダンボール戦記
紙でここまで作れるぞ
先日、お客様から1/700ウォーターラインの水面を紙で作るなんて聞いて発想の転換だなぁ?と思い今度作ってみようなんて思った。紙なんて水に弱かったり黄ばんだり素材としてプラスチックとつかなかったりしてあまり出番ないようだけど、昔、小学生の頃、夏休みの宿題で紙コップでリアルな飛行機を作っていた友人がいて紙でここまで作るんだなんて思ったもんだ。プラモばかり作っていると「ペーパークラフト」のこと忘れちゃうけど、紙は模型の素材としても十分に活躍できるわけで、もちろん最近では紙でストラクチャーをつくるメーカーもあるぐらいだからね。今日は紙でもプラモみたいにこんな精密なものを作っちゃったという人をご紹介しましょう。
ボーイング777を紙でつくった男
1/60のボーイング777をスクラッチするとしたらあなたはどの素材を選びますか?という質問があったかどうかは知りませんが、サンフランシスコのルカさんはマニラ紙で1/60のスケールで作っちゃいましたよ。マニラ紙って書類入れの封筒とかでしょ。高校生だった2008年から作り出したんですからスゴイ集中力。紙を積層して作っているんですかね。タミヤのプラペーパーで作ったら一体いくらになるんでしょう。
カットモデルとしての迫力もすごいものです。
この脚のパーツだけでも展示会で十分に人が集まってくるレベル。
そんなルカさんの紹介されているサイトはコチラ
D51を紙でつくった男しかも原寸で
今日のブログネタも今朝のニュースのこのD51がヒントになったんだけど、この人もスゴイモデラーと言うんとちゃうか、というお話。よくモデラー仲間と1/24の新幹線を作ったら面白いよね。という話はするんですがその大変さ具合で単なる与太話に終始してしまうものです。1/1しかもディテールが細かい「蒸気機関車」ダンボール製の戦車もありますがこちらの機関車は原寸大!まさに好きが転じてという鏡のような方。
この戦車はちょっと小さい。この記事はコチラ
よく見るとダンボールに文字が見えます。しかし原寸ですよ。これ。どうやってこんなにきれいに切り出したのでしょうか?しかもちゃんと実存機を取材したという。
ほとんどプラモ用語的にいうと「ダンボールの積層によるスクラッチ」これを作った製作者の方は2年間、単身赴任状態で九州で取り掛かっていたとのこと。まだご家族と一度も会ってないそうです。テレビのインタビューでは展示会をしながら東京まで帰ってくるそうです。そこもなんだかモデラーっぽいですよ。
そんなダンボールスクラッチ1/1D51のサイトはコチラ
さてこのブログを読んで何かダンボールで作りたいというお方にはこれがおすすめ!
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店頭価格1,512円と1,296円
それではみなさん!明日はプラモでHappy Modeling
See You!ーヾ(*ΦωΦ)ノ