ども!最近はコンロのグリル部分で焼くとどんなチープなソーセージでも高級感あふれる香ばしいテイストになることを発見したケイホビーのピザ大好きモデラーヤマさんです。
ホント、サラミとかもピザ風味になりますよ。ビールのおつまみにぴったり。ピザと言えば大理石の石板でこねるといいと言いいますが世の中には、この大理石の模様を塗装で表現する方法というのがありまして、この前紹介したデコパージュに塗装すればすごいんじゃないとある日、ウェブ坦のケンちゃんから提案がありました。
「それって、どういうこと」(゚ロ゚屮)屮
それでググってみると
「蛇紋塗装」フィニッシャー、原型師をしている矢竹氏のサイト、YATA-LOGから
「おっ、これならためしにブログネタにどうだ」σ( ̄∇ ̄;)
たしかに大理石模様なんて意外と役立つテクニックかもしれないし、人の注目も集めやすいしね。
では実際にやってみた。
まず、必要なのは「綿」。こちらは手芸屋さんで購入。真綿だそうです。化繊の綿も試してみましたが、一本一本の繊維が短いのでよっても絡みづらくいい感じの模様ができません。200円で50グラム。これだけあればおそらくタタミ100畳分は行けるのではないかと思うくらいある。
適当な型枠が見つからなかったので、まな板状の板にピンで打ちつけて綿本体を固定します。何かで固定しないとエアブラシの風量に負けてクリアーがのりづらくなります。
そして、クリアーを吹き付けます。今回はテロテロが一番高いと思うガイアノーツの「Exクリアー」を使用。吹き付ければ綿菓子のような感じに、べとべと感も綿菓子その物。手がクリアでべとつくので手袋の着用がおすすめ。
ある程度吹き付けたら伸ばします。その作業を繰り返し繰り返し。この時、クリアーが半乾きの時に綿をよったり、伸ばしたりして表情をつけていきます。この表情はある程度の慣れの積み重ねが必要でしょう。綿の絡み具合が密すぎても塗料がのらなかったり、いい塩梅を見つけてください。
こんな感じでどんどんよっちゃう。そしてなるべく厚みも出ないように軽くたたいて成形する。厚みがありすぎると塗装表面との距離がありすぎてボケ足が長くなりすぎちゃう。
クリアーがちょうどよい補強材にもなって結構強い網状になる。この状態で網目が変な模様になってないかチェック!
そして、塗装。通常の吐出量だとちょっと強すぎかもしれません。強すぎると糸目が揺れ動いてぼやけてしまいます。吐出するギリギリの弱さで塗装します。
いかがでしょうか?なんとかそれらしくできました。やはりキモは綿の目の粗さになりますね。もっとよって筋を細くしても良かったかもしれませんね。下地の色やカバーする色などいろいろ組み合わせることでアバンギャルドな作風になるでしょう。ジオラマからフィギュアまで使える場面はたくさんあるでしょうね。