カラーモジュレーション塗装に挑戦!

どもっ!今日からとうとう12月!年末進行になってきましたね。ケイホビー・プラモショップでは年始の「福運だめし」に向けて頑張ります。

福運だめしの「抽選券」ですが、配布期間は2014年12月1日?2015年1月5日となっています

ケイ・ホビー全店で

2,000円お買い上げごとに「抽選券」を1枚お渡しで

500円お買い上げごとに「補助券」を1枚お渡しします!!

※補助券4枚で、抽選券1枚になりますので少額のお買い物でも抽選券をゲット出来るチャンスが!
そして、今年も年末年始は休まず営業します!!

年末年始の営業日程と営業時間は・・・

2014年12月31日から2015年1月3日までは営業時間が10:00?18:00となります。

 
さて、今年2014年もいろいろな出来事がありましたがヤマさん的には「日本エレキテル連合」の大ブレイクでしたね。2013年末くらいからテレビにちらほら出始めて、怖いシュールな芸風にそんなにヒットしないだろうとタカをくくっていたら、今や「ダメよ?ダメ、ダメ。」という使い勝手のよいフレーズに合わせて大ブレイク!さて来年はどんな芸人がヒットするでしょうか?
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来年の流行ものと言えば、ヤマさん的には来年は「猫」のプラモが大ブレイクのような気がしま

おっ と外に誰か来たようだが・・・。

そんなワケで今日のブログネタは新しい塗装のトレンドとなるか?
カラーモジュレーション専用の塗料のご紹介!

GSIクレオス Mr.カラー特色 カラーモジュレーションセット

店頭価格972円

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模型の世界は如何に小さいミニチュアを実在する本物に見せるかが一つの到達目標ではないでしょうか。もちろんSF・アニメもそうですよね。そこでいろいろなテクニックを凝らすわけですが、塗装による仕上げ方もそのテクニックのひとつ。
塗装法については、昔からAFVなどのミリタリー物は研究・開発が進んでいて、歴史もあり有名なところではモールドのエッジを浮き立たせ表面にメリハリを付ける「ドライブラシ」のテクニックなどがそうですね。その他にも「フィルタリング」や「ウオッシング」。「ヘアスプレー塗装法」や「シリコンバリアー塗装法」など特に近年、いろいろな塗装法が編み出されてきました。その中で、欧米から発信された「カラーモジュレーション塗装法」はもっとも新しいトレンドではないでしょうか。
2010年ころにアメリカ人のモデラー、アダム・ワイルダー氏が提唱した塗装法「カラーモジュレーション塗装法」は簡単に説明すると、日常我々が見ている同一の色は、当たる光の角度によって色が違く見えますね。たとえばグレーは直接光が当たっている面は「白みがかっているグレー」、影になっている面は「黒ずんだグレー」に見えます。
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たとえばこの立体物グレーのサーフェイサーを塗りましたが、この角度から見ると、一番上面はグレーでなく白に見えますよね。これを自然光ではなく塗装で表現しようというのが「カラーモジュレーション」の考え方。ある一定のところから出ている光源を基にして光をテクスチャ表現するという塗装テクニックです。
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ご存知な方もいらっしゃると思いますが、このテクニックCGのポリゴン表現からヒントを得たということで、上の画像を見るとCG画像と塗装例が似ているのがよく分かると思います。
さて、では実際に塗装してみましょう。今回使用したのはドイツ軍の戦車でおなじみジャーマングレーバージョンです。どのセットでも内容はベース色、トーンの違うハイライト2色、そしてシャドウ色が揃っての4色入りです。この色味を自分で混色して作り出すのは結構大変!
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どうやって塗るのかは中に小さいマニュアルが入っているので大丈夫。書いてある手順通りに塗ればオッケー!
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それでは、ベース色であるジャーマングレーを塗ります。いわゆるいつものクレオスカラー。
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次にはハイライト色を塗布。使用感はクリアー塗料を塗っている感じですか。薄く色付けしている感じなので、色ムラに注意。どの方向から光が当たるかを意識して塗装するのですがよーくよく考え考え作業を進めないといけません。作業時に強い光源があるとちょっと混乱してしまうかも。
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ついでにパネルラインも描いてみました。
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やはり、強い光源よりも柔らかい光源の方がよくマッチします。実際はこの後、各パーツごとに細かくトーンを整えて完成です。カラーモジュレーションと言えば今までは海外製でしたが物がアクリル系塗料でした。今回発売されたクレオスのは日本の塗装環境にマッチするラッカー系なので作業手順組み立てやすく色々なジャンルでも利用できるのでは。

ドライブラシはエッジを明るい色でデティールを浮き立たせるという技法で、カラーモジュレーション塗装は色味のトーンで変化を付け表面のデティールを浮き立たせるという技法。「テレビゲームみたいだ。」なんて声もありますが、単色の塗装はどうしても単調になりやすいものでデティールを浮き立たせるという方法論はドライブラシもカラーモジュレーションも一緒なので、ぜひ、トライしてみてください。

それではみなさん!明日はプラモでHappy Modeling See You!ーヾ(*ΦωΦ)ノ


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