ども!
先日、5月にロシアで行われた「対ドイツ戦勝70周年記念軍事パレード」に初お目見えしたロシア戦車「アルマータ」。陸軍王国らしいロシアが開発しただけあって先進的メカニズム満載の戦車で代表的なメカニズムだけでも「遠隔兵器ステーション式の無人砲塔」を装備しており、最近のニュースでもアルマータのステルス性を「見えなくする」レベルまで引き上げるために、特殊塗装と電波吸収体の新技術や、赤外線センサー、レーダーによる視認性を低下させるために放射線源も備え付けたりと、今後の戦車の新しい方向性を見る気がします。
さすが戦車王国ロシア、今から70年前にも戦車の歴史を塗り替える事件がありましたよね。
ドイツの快進撃で始まったバルバロッサ作戦では、ある戦車の登場でドイツ軍はパニックに陥りました。
その戦車の名が「T34」。当時この出来事は「T34ショック」と呼ばれ、後にドイツ戦車の方向性が大きく変わりました。
T34にドイツが対抗して完成させたのが重戦車「タイガー1」。そんな今日のブログネタはタイガー4選です。
ドラゴン 1/35 Sd.Kfz.181 タイガーI 初期型 レニングラード1943
店頭価格7,581円
2005年にリリースされ話題を集めたキットですが戦後70周年の今年、内容を少し変えてカムバック致しました。タイガー?を主人公にプロパガンダ映画を撮影する兵士のフィギュア2体もセットされています。
キットは砲塔の左右に雑具箱を装備した独特なスタイルで知られる第502重戦車大隊のターレットNo.100号車、そして、同じく第502重戦車大隊のターレットNo.121号車、そして、渡河シュノーケルを装着したタイプの3タイプから選んで組み立てられる3イン1キットです。
スライド金型を使って一体で再現された砲塔には100号車に取り付けられていた砲塔両サイドの雑具箱や121号車が砲塔後部に取り付けていたIII号戦車用の雑具箱(ゲペックカステン)などもしっかりとセット。それぞれの車両の特徴あるスタイルを再現可能です。
ドラゴン 1/35?Pz.Kpfw.VI Ausf.E ティーガーI 後期生産型
店頭価格7,192円
後期生産型のティーガーI型戦車を後期生産型、最終生産型、後期生産型の指揮車タイプの3タイプの中から選んで組み立てられる3イン1のキットです。さらに、主砲の防盾は3種類がセット、もちろん指揮車タイプ用にはスターアンテナもモデル化されるなど、豊富なパーツで各タイプの違いをしっかりと作り分けることが可能です。細部の違いはもちろん正確に再現。キューポラや砲塔の天面、主砲のマズルブレーキ、転輪のハブや誘導輪などは2種類のパーツをセット。開閉選択可能な各ハッチは裏側のディテールも細かく再現されています。履帯には組み立てが手軽なDSトラックを採用。また、トーションバー式のサスペンションは実車同様に可動。加えて、主砲は内部にコイルスプリングを内蔵。リコイル動作を楽しむこともできます。
車体後部のエンジンデッキ内部には燃料タンクやラジエター、クーリングファンも再現。グリルのメッシュにはエッチングパーツもセット。
ドラゴン 1/35 ティーガーI 第504重戦車大隊 `131` チュニジア
店頭価格7,581円
映画「フューリー」に登場したチュニジア・タイガー。イギリスのボービントン博物館に収蔵されているターレットNo.131のティーガーI型、映画のおかげか世界でもっとも有名な戦車と言われてます。実車である131号車は1943年4月21日、配備されていた北アフリカ戦線チュニジアにおいてイギリス軍と交戦。2両のチャーチル戦車を撃破したものの、イギリス軍の6ポンド砲の砲撃を受けて砲塔を損傷。コマンダーが負傷したことでその場に放棄されました。戦闘の後にこの車両を捕獲したイギリス軍はこれを修復、各種のテスト、調査を行いました。
キットはターレットNo.131を正確に再現していて全体の形状やメカニズムの再現はもちろん、新たに、エアフィルターパーなど車体上部に新規パーツを採用したほか、車体後部にはSマインランチャーのためのブラケットなども再現。さらに、キットのすべてのボルト、ナットの表現を再確認し、ブラッシュアップしてあります。ボーナスパーツとしてキットには1/35スケールのサボテンのパーツを弾力のあるDS素材で再現したパーツをセット。
ドラゴン 1/35 Pz.Kpfw.VI Ausf.E ティーガーI 後期生産型 w/ツェメリットコーティング
店頭価格7,192円
後期生産型のタイガーI型戦車を1/35スケールで再現。車体や砲塔にはツィメリットコーティングのギザギザのパターンが再現された状態でモデル化しています。今まではパテなどで再現していた作業が初めから出来ているのは助かります。
車体前部正面装甲の左部分にはツィメリットフリーエリアも再現され、精鋭師団、第1SS装甲師団LAH(ライプシュタンダーテ・アドルフ・ヒトラー)の徽章をつけることもできるようになっています。
もちろん後期生産型の特徴を細部の違いまで正確に再現。また、キューポラや砲塔の天面、主砲のマズルブレーキ、転輪のハブや誘導輪などは2種類のパーツをセット。豊富なパーツで仕上がりをアレンジすることが楽しみです。
裏側のディテールも細かく再現された各ハッチは開閉も選択可能。トーションバー式のサスペンションは実車同様に可動。情景製作の幅も広がります。加えて、主砲は内部にコイルスプリングを内蔵。リコイル動作を楽しむこともできます。また、車体後部のエンジンデッキ内部には燃料タンクやラジエター、クーリングファンも再現。ディテールアップの作り込みも楽しみなキットです。