どもっ!
先日の経済ニュースでトヨタ自動車株式会社が個人投資家のために新型の種類株を発行するという話を耳にしました。その新型株の名称が「AA型種類株」というちょっとおもしろい名前。
たぶん、クルマのプラモ好き以外はこの名前、ピンと来ないと思います。Aが二つ並ぶと何やら記号じみた名称に感じますがれっきとしたトヨタのクルマの名前です。トヨタ最初の国産車が「AA型」。大抵のクルマ好きでも戦前に発売されたこのクルマのことを知っている人は少ないのでは?昨年1/35MMシリーズでトヨダフェートンがタミヤからリリースされるまでは日本最初の国産車の名称も形も知りませんでした。
タミヤ 1/24 トヨダAA型
店頭価格3,304円
1/24の30年代クルマ、所謂クラッシックカーのプラモは日本ではあまりメジャーでなく、そこら辺のカテゴリーは海外の方が活発のようです。エレール、イタレリ、モノグラムなどが昔からクラッシックカーをリリースしておりました。最近ではさらに新興プラモメーカーのICMが大戦中のクルマやT型フォードなどリリースしていて海外のプラモシーンでは結構注目を集めるジャンルとなっています。
そこでこの潮流にあのタミヤが参戦!日本のプラモメーカーが数あるヒストリックカーの中から選んだのは日本のクルマ産業を象徴する「トヨダAA型」。
ヤマさん的にはこのカテゴリーのヒットで繊細で組みやすいクラシコーなクルマのキットがたくさんリリースされればと思います。
現代車とは全く別物といえるフォルムのボディー。結構、複雑なモールドですが、さすがのタミヤ上下パーツでうまく表現しています。
流石に昔のクルマだけあってパーツ点数も少な目。塗り分けも少な目なので意外とストレスフル!
ドアノブ、ワイパー、ホイルキャップ、バンパーとてもきれいなメッキパーツで表現。やはりメッキパーツはタミヤ。グリルも実車さながら抜けています。
クリアパーツは実車通り板状になっています。透明プラ板かと思う程のキレイなパーツ。サイドモールのシルバーはメッキ調のデカールで再現。メタルインレットではない初の試み。エンジンフードのマスコットは精密なエッチングパーツ。
ここ最近はやりの3Dスキャンの1/24フィギュア。クルマプラモとしては初めてのスーツ姿のドライバー!他のクルマに応用しても面白いのでは。
この頃、欧米ではセダンのルーフを切り飛ばしてクーペタイプにするのが車種を増やすための常套手段でした。国産車ヒストリーの「イフ」。ちょっと画像に細工してみました。こんな感じで作ってみるのも一考!
アメリカなどではクラッシックカーをホットロッドにカスタムする文化がありますが、AA型をホッドロッドのカスタムベースにして楽しむなんていかがでしょうか?プラモならでは楽しみですね。
Making for fan!
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(・ω・)ノシ