おいらはドラマー!シャーシ編

どもっ!

今日は朝からしとしと雨、塗装しようにも湿度が82%じゃあね。これからは湿度が高くなる季節になってきましたね。湿度が高いと塗料の渇きが遅いやら、瞬間接着剤の白化とか、もろもろ嫌なことが続きモチベーションもげんなり。特に作業する場所にエアコンがない場合、滴りおちる汗との格闘だったりして、早くエアコンを付きたいヤマさんです。でもプラモ作るのにエアコン欲しいと言ったらすぐ却下だよな?。

それにしても、常夏の国のモデリングは大変だろうな?。お国違えば使う塗料も違ってくるそうで。
マレーシアやシンガポールのモデラーさんは大変だと思います。

さて、今日のブログネタは前回の続き

タミヤ 1/24 メルセデス・ベンツ 300 SL

店頭価格4,082円

今回はキットとしての最大のウリであるマルチチューブラースペースフレームの組立などの下回りを取り上げてみました。

1950年当時、一般の高級車と違い、300SLは元々の出自がレースで勝つために作られたプロトタイプレーシングカー「W194」をルーツに持つクルマであるため、そのボディー構成からして特別なものでした、通常はボディーとフレームを一体化して剛性と量産性を確保した「モノコック構造」ですが、300SLは軽量化と言う観点からマルチチューブラースペースフレームを採用。軽量化とレイアウトの自由度が高い反面、高い工作精度が求められるこの構造は高性能なレーシングマシンとしてのキャラクターを決定付けました。

マルチチューブラースペースフレーム

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チューブラーフレームはその形状から「バードケージ」と呼ばれるだけあって、キットの部品も多めと思いきや左右共通の部品があったりしてそんなに大変な数でもない。
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中には、フレームかランナーか部品か分からなくなってしまうこともあるので「早とちり」に注意!切断は慎重に・・・。
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サブフレームはメインフレームに差し込むだけで角度が決まる親切設計。フレームに慎重にのせた後に流し込み接着剤で処置すれば、特別な治具なく完了。説明書通りに進めればまずフレームは失敗しないでしょう。
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と、このように完成した「マルチチューブラースペースフレーム」。他にも補機類を付けました。一見余すところなくフレームを再現しているように見えますが、インパネ部分のパイプ構造はプラモの特性上再現されていないので、フレームを展示したい方はプラ棒などで再現することをお勧めします。
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今回は当時の雰囲気を出すという目的でちょっとべたべたっぽい質感をだすために筆で塗装したりしました。筆ムラ感でているでしょうか。サスのばねは模型的面白さを出すためにエナメルの赤をチョイス!。やはり細かい部分の塗りやすさはいいですね。

エンジン

4速マニュアルトランスミッションを持つ2,996cc SOHC直列6気筒エンジンは、その起源をメッサーシュミットBf109に持ちガソリン車においては初の燃料直接噴射式エンジンという非常に高性能なエンジンとなりました。風洞実験を繰り返すほど空力特性を重視した結果、前面空気抵抗を抑えるためエンジンの搭載の仕方を45°寝かせてエンジンルームに収めることになりました。
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キットのエンジンは、細かいパイプを除けばその再現度はほぼ完ぺき。組みあがりも一昔前のキットに比べれば、ピタパチ合うパーツ制度の良さ。
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ここは色々なシルバー系塗料を駆使してしあげたいところですね。もちろん、腕と時間のある方はパイピングにチャレンジして見てください。
次回はボディー編で!

それではみなさん、プラモデル、作ってみなけりゃわからないyo!

modeling experience for you(・ω・)ノシ

 


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