ドアが横開きに限るとはどこにも書いていない。

どもっ!最近は暖かい日が続きお昼とか、うつ?らうつ?ら、してしまいます。考えてみればもう3月も半ばですね。桜の季節まであともう一息!
この季節、学生さんは模型作り解禁か、そろそろ模型作り自粛の二つに分かれるのでは。う?ん。大人は誰でも覚えがありますよね。

そして、春先のカーモデラー必見の目玉商品が3月28日に発売予定!

タミヤ 1/24 メルセデス・ベンツ 300 SL

店頭予想価格4,082円

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今回、新金型で登場300SL。やはり世界の名車だけあってプラモデルは昔から世界中いろいろなメーカーから発売されてました。面白い処ではトミー(現・トミーテック)から1/32のスケールでキット化されていました。しかし、今回のリリースはタミヤのキットだけあって、いつもの最新技術満載!ドアの開閉やエンジン再現は当たり前、マルチチューブラー・スペースフレームの再現もしてあって手の入れ甲斐のあるキットとなっております。今から発売日が楽しみですね。
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DETAILSCALEVIEWから
これは発売されたら早速レビューしなくては。

実車はエレガントなデザインとは裏腹にとてもスパルタンな出自を持っており、世界グランプリの復活を目指した勝つための車だけに、市販車となった300SLにもその血が受け継がれました。キットのマルチチューブラー・スペースフレームを見ても分かる通り、軽量化と強度を保持するためにチューブがキャビンサイドを貫通する形となり、通常よりドアの開口部が狭くなってしまいました。そのために車に乗り込むには、ドアを跳ね上げるしかなく必然的にガルウィングとなったそうです。しかしそれがこの車の優雅さにつながったのはデザイナーの人も想定できなかったでしょう。

レースでオーガナイザーからクレームを受けたメルセデスチーム監督のアルフレート・ノイバウアは
一言!

「ドアが横開きに限るとはどこにも書いていない」

と言い放ったそうです。

もう一つ、そのスパルタンさゆえにそのガルウィングは窓が開閉するメカニズムがなく、そしてエアコンを装備する技術もないのでエンジンの熱がこもり夏場などは車内は灼熱だったそうで。ルーフの後ろに付く2つのベントは換気と排熱のためだそうです。

日本で有名な300SLのオーナーと言えば石原裕次郎、
その暑さ故にでしょうか、

「乗り難くて大嫌いだった」

と言ったそうです。
そんな一つ一つのメカニズムを歴史のエピソードとともに組み上げながら楽しめるのはさすがのタミヤ・クオリティー。

今年の春はフジミからも「サーキットの狼・ ロータスヨーロッパスペシャル 」がリリース予定ですし、ビンテージカーモデラーとしては良い春と言えるのでは。

それではみなさん、プラモデル、作ってみなけりゃわからないyo!

modeling experience for you(・ω・)ノシ


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