どもっ!昨日今日とここ川越では暖かい日が続いてますが、みなさんいかがお過ごしですか?こう暖かいと窓を開けての塗装が苦にならないからいいですね。おかげでエアブラシの塗装が捗りました。
今晩9時から宮崎駿監督の「風立ちぬ」が金曜ロードショーでテレビ地上波初放送ですよ。前にブログにも映画の感想を書きましたがヤマさん的には感動した作品ですよ。やはりモデルグラフィックスの連載時から読んでいる者としてはあの飛行機好きが喜ぶディープな話が、映画化が決定するまでのプロセスをモデラー目線で見ていただけに、飛行機をテーマにした作品があそこまで一般ウケするなんてさすがと思いましたよ。さすが宮崎監督!ナウシカや紅の豚のキット、そうそう昔、悪役一号のキットも作ったっけ。というKモデラーのヤマさん的には「ブラッカムの爆撃機」が最後に映画化されれば・・・。
さて2月20日金曜日の入荷情報は奇しくも「スタジオぬえ」が絡んだキットが入荷いたしました。
スタジオぬえは日本のSFデザインの始祖であり、今も活動していて日本のSF・アニメ界にも多大な影響を与えたクリエイティブ集団ですね。
そのスタジオ・ぬえの大出世作「超時空要塞マクロス」から
ハセガワ 1/4000 SDF-1 マクロス 要塞艦 “劇場版”
店頭価格5,443円
80年リアルロボットアニメの金字塔、ご存知「マクロス」。発表当時、F-14がロボットになるという設定だけでも驚きましたが、全長1,2キロの宇宙戦艦がロボットになるという信じられない話も当時話題になりました。ハセガワから完全新規金型で登場です。
1/4000だと巨大な艦橋がかなり小さい。ちなみに人間は450ミクロンの大きさです。
かなりカチッとしたシャープなデティール。
“両腕”につく宇宙空母アームド1,2が付属。こちらは分離可能だそうです。
面白いのが「バルキリー」があまりにも小さくなるため板状のランナーからカッターとかで削り出す方法がとられていること。怪我に注意!
デカールももちろんついてます。宇宙空母の0?9までの船番まで付いてます。劇中では8番艦まで進宙しているらしいです。
1/4000スケールのプラモデルなんてそんなにないと思いきや同じアニメ作品から「無限のリヴァイアス」に登場するヴァイア艦がアオシマから出ていています。
あともうひとつ1/4000スケールはスカイツリー
並べてみるとその大きさが分かるかも。
そして、アニメばかりでなく同じく最近の仕事として
ウェーブ ノンスケール スペースセツルメント
店頭価格3,499円
俗に言う「オニールのシリンダー型コロニー」というあのスペースコロニーをスタジオ・ぬえの宮武氏がデザインしなおしたプラスチックキット。ガンダム系モデラーには手元に置きたい逸品。特別に設定冊子が付属します。「ぬえメカ」炸裂!
新製品ではありませんがこちらも全ての日本アニメ・メカの原点と言い切ってしまう程の有名メカ
ウェーブ 1/12 機動歩兵
店頭価格4,082円
ガンキャノンの元ネタになったという。しかし全然古さを感じさせないのがすごいところ。あっ、でもハンドフレーマーがちょっと時代がかっているかな。
スタジオ・ぬえデザイン。最初にヤマさんがお世話になったのがアニメ「ゼロテスター」小学校入学する前に放映していたのを覚えていますよ。あの時はバンダイから発売されていたキットを作ったり、超合金で遊んだりあの凸と凹で合体するメカがたまらなくカッコイイですよね。そして今でもキットを作ったりしてそう思うと、モデリング人生と切っても切れないものを感じます。