どもっ、ドイツと言えばビールとソーセージの国と思ってしまうビールとソーセージ大好きのケイホビーのプラモ界のゲシュタルトモデラーことヤマさんです。 サイボクのソーセージもおいしいです。 ケイホビーのプラモバイヤーとしてヤマさんが今日も今日とて世界中のプラモに関する新しい製品情報を探してますが、今回は今やEUのリーダー国であるドイチェランドからちょっと面白い商品を御紹介!
Uschi van der Rosteのデカールとシニックディスプレイ
海外模型誌を見ていると、流行りなのが素材感を強調した表現方法。100%の人造素材のプラスチックを時には鉄らしく、時には木らしく表現するのが彼の地でのプラモ道のような気がします。日本と比べてヘビーなウェザリングや本物と見間違うほどの表現。そんなヨーロピアンモデラーが立ち上げたサードパーティーなブランド「Uschi van der Roste」。
ドイツ語でUschi van der Rosteなんですが発音が難しいのでここでは「ウッシ―・フォン・ロステン」としておきましょう。ドイツ語は巻き舌じゃないといけないんでしょ。モンモデルの時も発音で苦労しましたから、今後日本ではどう紹介されるのか、楽しみです。さてウッシ―社はモデラーでもある主宰のアレキサンダー・グラス氏曰く、「ベテランモデラーの技をできるだけ簡単に多くのモデラーがマスターできるような製品をリリースする。」をモット―に色んなアイデアに富んだデカールやツールをリリースしています。今日のブログネタはそんな面白い商品からこれはと思えるものをピックアップしてみました。
木目デカール
店頭価格2,624円
ありそうでなさそうな木目デカール。最近は第一次大戦機なんかで木目の再現を目にすることが多いですが、そのテクニックは色鉛筆や筆でなどを使用したりして詳しく書くと大変な目に。ですがこのデカールがあると貼るだけでOK!柄も通常の木目柄と高級車のインパネなどに使われる鳥眼杢(ちょうがんもく)と呼ばれる柄の二種類。MGBやジャガーなどの古い車に是非!
落書きデカール
店頭価格2,052円
アメ車作っていると欲しくなるグラフティーデカール。これまではハンドピースでリアル「グラフティ」を描くしかないと思っていましたが、こんなデカールがあればもう大丈夫。
サイズも1/24と1/35の二種類。1/35なら今度マスターボックスから出る「ゾンビセット」と絡めれば映画のようなワンシーンが再現できそう。
【飛行機モデラーに朗報】
完成した飛行機模型を飾るとき時に是非添えたいのが滑走路のベース。大抵本体を作った後、ベースに取り掛かる前に力尽きてしまうのがお決まりのパターン。そんな悪循環から脱出するためには・・・。
Scenic Display
店頭価格1,404?2,592円
シリーズとしていろいろある中から今回は原子力空母エンタープライズの甲板柄と古いコンクリート柄とベトナムダナンの滑走路柄の三種類。厚手のペーパーに印刷されています。ただ貼るだけでもベテランモデラーの仕上がりが手に入ります。ひと手間かけて加工してワンランク上の仕上がりを目指すのも可能。
作例
「あたいにピッタリなベース作ってちょーだい。」さてこの1/24フィギュアに似合う飾り台として落書きデカールを使用した作例を製作してみたいと思います。
カルトグラフなどの大手デカール会社と違い小さいプロダクションのようなウッシ―社のデカールはワンシートに印刷されているので使用する範囲を切り取らなくてはいけません。通常の使用で問題ありませんが縁が内側にめくりやすいので、きちんとスライドさせて貼らないと失敗しやすいです。GSIクレオスのマークセッターが十分に使えました。
このようにランダムに貼っていくのがグラフィカルでよろしいかも。デカールの余白を残しすぎるとさすがにシルバリングが目立ちますが、この場合、ウエザリングで下地になじませるようにすると汚すとあまり目立ちません。そしてもちろんデカールにも汚しを加えることで貼りつけた感がなくなることでしょう。
こんな感じでどうでしょう。アメリカンなファッションのおねーさんにはピッタリだと思います。
おおっ!ここはカリフォルニア・オレンジカウンティ―のガード下だぜ!
「Hey ネィチャン Hey,yo?、チェケラッチョ!」by 蟹江 西
と、
たまにはこういったワルなイメージのジオラマはいかがでしょうか?
それではみなさん!明日はプラモでHappy Modeling See You!ーヾ(*ΦωΦ)ノ