99双軽って何?

どもっ!

モデラーの習性とは面白いもので、必ず同じキットを2個以上買ってしまう場合が多いですよね。一つは作る用と、もう一つは保存用。このブログ読んでいる人なら理解してくれると思いますが。が、モデラー以外の門外漢の人にとっては理解不能な行動に映るみたいで、カミさん曰く「同じ箱ばっかり買って」と年中イエローカードが飛んできます。
まーぁでも、冷静に考えても今の自分の模型のストック量はすでに死ぬまでに作りきれない量なわけで、そんなコレクションする男の心理とは・・・。
おっと、自分の本棚に買った覚えのない本、『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』五百田達成著よりこんなことが書かれていました。

「収集癖」として重症なのは、どちらかというと男性のほうです。狩猟本能があるため、何かを「狩って」自分の「巣」に持ち帰ることで満足感が得られるのです。
また、自分のお気に入りの「趣味のモノ」に囲まれることで独自の世界観をつくり上げ、演出・アピールしようとする傾向もあります。棚に飾って見せびらかす人が多いのは、このためでしょう。このように収集癖が発揮された結果、フィギュアやカードなどのおもちゃ類、ライターやレコードなどの趣味のモノがどんどん部屋に溜め込まれていきます。つまり、女性にとっては「使えないもの」ですね。

これはもう「男のロマン」で片付けちゃいましょう。

しかし、模型女子の人たちはプラモ2個買いなんてなさるのでしょうか?
聞かせてください。

 

と、今日のブログネタは

エフトイズ 1/144 双発機コレクション4

店頭価格584円

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飛行機ファンなら思わず買ってしまうおなじみのエフトイズの飛行機食玩!
今回は前作から6年、待ちに待った双発機ファン注目のシリーズ第4弾!
第二次世界大戦中に活躍した名機3種を完全新金型でセレクト。
イギリスの「ボーファイター」、ドイツの「Me 410A」は、1/144スケールでは初となるモデル化を実現。
さらに、終戦まで活躍した日本の「九九双軽 ?型」を加えた、日独英の双発機が一同に集結!

 

今回注目は、6年待ったと言うだけに新規金型でのリリースなんですよね。第二次大戦日本軍機好きとしては、99双軽が1/144で新規と言うだけでもありがたいところ。今まで1/144と言えば初版イマイの金型が何十年も色々なメーカーに移籍して生産されていましたが、(今はアオシマに型が移っている。)屈折うん十年やっとあたらしいバージョンになったということで実は99双軽プラモ史上エポックメイキングな出来事なんでは?

 

99双軽、99式双発軽爆撃機は第二次大戦当時、川崎航空機で製造された軽爆撃機です。当時の世界の航空機界は1つより2つエンジンがあればスピードが速くなり、たくさん物を積めるのではという考えにとらわれ、世界各地で双発戦闘機ブームが起こります。実際はそうでもないんじゃないと世界中で気が付き始めるですがね。99双軽も軽快な爆撃機として登場して終戦まで活躍しました。

ヤマさん、所蔵品(非売品です。)

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1/72ではハセガワからスポット生産で出てきます。もともとはマニア・ホビーというメーカーの金型を引き継いでいます。アウトラインはすばらしいのですがもう40年以上前のキットな故、透明部品のパーツの合いも年代を感じさせリニューアルを望みたいところ。しかし飛行機モデルは他のジャンルのモデルと違って息の長いキットが多い気がします。
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2009年発売のチェコのAZモデル製。モデルスパンの長い飛行機キットでは新しい部類に入るのでは。しかし、海外のサイトでも取り上げられていたくらいにノーズのカタチが非常に残念な出来なのです。ボックスアートよりも先がとがりすぎているんです。1/48では主翼など屠龍と共通部品が多いと言われる99双軽だからニコイチなんて技はどうでしょうか。

 

AFV等、古いキットが次々新規金型でリリースされるのを横目で見るとなかなかヒコーキモデルはリニューアルが進まないのがちと残念。でも今度、エアフィックスから日本機では「1/72 97艦攻」がリリース。翼がたためるのが大きなウリなので期待が高まりますよね。

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それではみなさん、プラモデル、作ってみなけりゃわからないyo!

modeling experience for you(・ω・)ノシ

 

 

 

 


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