おもっ!なんだか明日は寒くなるそうでそしてすぐに夏日近くまで気温が上がるらしいそうです。昨日もお店の前では雹や雷がありました。ケイホビーのウェザーモデラーことヤマさんです。
もうすでに昼から寒くなってきて外で仮営業の準備をしていたスタッフたちも中止してしまいました。
明日はどうなることやら。ちょっと雷等心配です。
さて、今日はちょっと興味深い商品が入荷してきたのでご紹介。
コバアニ モケイ工房 1/144 掩体壕(えんたいごう)
店頭価格3,780円
飛行機ファンのかたならご存知、敵からの爆撃や攻撃から駐機中の味方機を守るために作られたシェルター。この商品は日本の掩体壕を再現したものですね。コンクリートの型枠の跡もレーザー加工で精密に再現。本物は戦後70年たった今でも日本各地に戦争遺構として残っています。本物は盛り土した上にコンクリを流し込み硬化後にその土を掻き出して完成という結構簡単なつくりでこれと言った形がありません。キットは代表的な形を再現したもので俗にいうヴォールト様式(かまぼこ型)掩体壕。このような形式は大きな基地とかに多く、地元坂戸にあった陸軍坂戸飛行場などの練習基地などは土と芝を積み上げて作った土製の掩体壕だったそうです。ちなみに実際の運用には壕の上に盛り土して偽装するそうです。ジオラマの場合よく時期を考えた方がいいでしょう。
そして、側だけでなく中身もということで
アオシマ 1/144 双発小隊シリーズ 銀河
店頭価格972円
アオシマ 1/144 双発小隊シリーズ 百式司令部偵察機3型
店頭価格972円
今ではアオシマが「双発小隊シリーズ」として定期的に再販してますが、元々はイマイから1972年くらいに販売開始された出自は古いキットです。今なら両機とも新規金型で塗装済みキットとして食玩で出ていますよね。しかし、このキットで興味深いのが70年当時のミリタリーブームにのっかったジオラマ仕様で今でもアクセサリーが付属しているのが面白いです。銀河には三連対空砲。百式には土嚢式掩体壕がそれぞれ入ってしかも2機分のランナーがついてくるお得セット。
なんかちょっと懐かしいキットですよね。
ところで月光の本体もあるし掩体壕と絡めようとふと商品写真を見ると掩体壕は単発機専用ではないですか、
たしかに月光の全幅は17メートル、ゼロ戦はちなみに12メートル。その差は5メートルもあるではないか・・・。
どうしようとグーグル先生に聞いてみると意外な事実を発見!
それがコチラのページ。(稲童1号掩体壕について)
実際の掩体壕でも深く掘り下げてなおかつ少し間口を広げて格納しているわけで今回のアオシマの銀河とコバアニ モケイ工房の掩体壕とペアで福岡県・築城基地のジオラマを構成しようとお考えでしたらひとついかかがでしょう。
さて
今日のヤマさんの進捗コーナー
家でもプラモを作っているヤマさんがどこまでキットが出来ているかを公開するコーナー。
今、ランボルギーニ ベネーノを個人的に作っています。通常のカーモデルと違って凸凹が多いボディデザイン。当然ヒケと複雑なパーティングラインがあちこちに出ています。一度、ガイアノーツのサーフェーサーエヴォブラックを塗装したのだけれども、気に入らずもう一度ペーパーがけをしなおしています。後ろにつくエンジンフードはすり合わせをしっかりしないと浮いてしまいます。特にルーフベンチ部の後端がわずかばかり干渉しますので、カッターで削り落としたり、固定用ピン穴を拡大したりして調整します。
今晩こそは黒できれいに塗装してみたいです。