ランチア 最速モンスター伝説、登場!

ども!今日はここ川越は少し雲はかかるもの、すっきりした秋晴れになりました。こんな日にはバイクにまたがって正丸峠から秩父方面へと秋ツーリングをしたくなります。そう正丸峠は、マンガ「バリバリ伝説」など走り屋マンガのモデルになったり、その昔数々の伝説の舞台になりましたね。あの時のバイクブームを経験した一ライダーとして、車とバトルしたライダー伝説なんてまことしやかにささやかれていました。

さて男は伝説に弱いもの。今日はそんな伝説を舞台にしたキットをご紹介!
モータースポーツ界は幾多の伝説であふれかえっていると思いますがその中からラリーの伝説の車と言えば「ランチア」。通常、ラリーカーと言うのは一般車をベースにしたと言うイメージですが、ランチアはラリーに勝つための専用車を開発しているなんて姿勢でラリー界の伝説になっています。(活動の後半は「一般車」になりますが・・。)
プラモデルでもランチァは人気のアイテムでスーパーカーブームのころより、多くのメーカーからキットが出ています。そんな中ハセガワから1990年代より綿々と発売順にランチァ・デルタ・ストラトス・037と続いて発売されました。
さてここ半年の間にストラトスと037の再販がありましたので見てみましょう!

ハセガワ 1/24 ランチア ストラトス HF/1981 モンテカルロラリー

店頭価格3,110円

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1974年にWRCにデビューしたストラトス。華々しい活躍の後1977年に活動を縮小して活躍の場をプライベートに移します。フランス、ランチアのカーディラーであり名門チーム「シャルドネ」は1981年のモンテカルロラリーで「ターマックのスペシャリス」と異名をとるドライバー、ベルナール・ダルニッシュが終盤のステージから怒涛の追い上げを見せ6位に入賞。ちなみにメインスポンサーの「Le point」ルポワンはフランスの一般大衆紙だそうです。
う?ん。怒涛の追い上げ直に見てみたかったですね。

伝説度7

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ハセガワ 1/24 ランチア ストラトス HF/シャルドネ

店頭価格2,527円

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そのダルニッシュが(ダルビッシュではないよ。)プライベートで最初に乗ったランチアがクラブ名そのまんまの「シャルドネ」ボックスアートも圧倒的なパワーで他を寄せ付けず優勝する第十戦ツール ド コルスの模様が描かれています。
いやはやダルニッシュも伝説のドライバーですな。

伝説度5

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ストラトスの活躍の後、かねてから細かく複雑化していたレギュレーションとカテゴライズをWRCラリーは1980年代前半にシンプルな方向に改定しました。グループN/A/B/Cの4つのカテゴライズでその中の一つ「グループB」。連続した1年間に200台生産すればその車両はWRCラリーに参加できるというカテゴリー。ある意味どんな車でも大丈夫なんて解釈できるこのステージに狙いをつけてランチアが開発したのがコードナンバー「ゼロトレンタセット」イタリア語で037を意味するランチア・ラリー037。ストラトスで培った技術をグループBにはめ込み通常進化した後輪駆動、ミッドエンジン、軽量小型ボディーはラリーにふさわしい車両となりました。ラリーに初登場したその年、ラリーのランチアは革命的なメカニズム4WDのアウディと戦うこととなります。
ハセガワから最近、再販された037ラリーの2つのキット。こちらは活動最終局面の1984年ツールドコルス参加車輛をモデライズ。当時参戦したセミプライベーター3台のうち2台をキット化!

伝説度6

ハセガワ 1/24 ランチア 037 ラリー ・ジョリークラブ

店頭価格2,527円

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ハセガワ 1/24 ランチア 037 ラリー・シャルドネ

店頭価格3,499円

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いろいろ伝説を見てきましたが、037なんて久しぶりの再販アイテムではないでしょうか?今のうちにストックしておかないと次はいつになるかわかりません。ランチア・037ラリーが出た当時、このあとのハセガワラインアップではランチア・デルタS4が出るのではとささやかれましたが、発売されずでした。WRCラリーの黄金期なんて言われた80年代のランチアの系譜、ハセガワからデルタが発売されれば全部トリオが揃うんですが、それを望むのは贅沢な希望なのでしょうかね。

それではみなさん!明日はプラモでHappy Modeling See You!ーヾ(*ΦωΦ)ノ


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