エヴァ―グリーン それは「永遠への憧れ」を表す言葉。あなたにとっての「エヴァ―グリーン」とは何ですか?
昭和から平成を駆け抜けた隠れた名車「ニッサン・サニートラック」。世代や人によってはそれが「エヴァ―グリーン」となることでしょう。
てなわけで今日のブログネタは販売され続けた年数が1971?1994年までの23年間というロングヒットとなったニッサンのサニトラをフューチャーしたいと思います。
ハセガワ 1/24 ニッサン サニートラック
2014年11月発売予定
ニッサンの名車「サニー」は、初代登場からボディスタイルは2ドア 、 4ドアセダン、2ドアクーペ、2ドア/4ドアライトバン、トラックと計6タイプを展開し日本の昭和30年代モータリゼーションをけん引しました。そして商業モデルであるサニートラックは市場に好評を持って迎えられ、1971年に初代から2代目にセダンと共にモデルチェンジしました。やがてサニートラックは商業車としての宿命のため、フルモデルチェンジもなく1994年まで生産が続けられます。モデル初期には実用車としての活躍をしますが、1980年に入ると当時のレトロブームにのり6,70年代のデザインテイストと程よい動力性能を持った「サニトラ」は若者のクルマ文化の多様化と共に、本業の実用車としての活用の他にキャルルック、チューニングカー、などのホビーのためのクルマとして、2014年の今でも不動の人気を誇っています。
昭和の風景に必ず存在する程の普遍性
キットは2代目サニートラック ロングボデータイプの中期型を再現されています。
ハセガワのクルマはカチッとしたデティールとその細かな再現性に定評があります。ランナーにはシンプルな部品割でインテリアからボディーをパーツ化しています。
ハセガワ曰く
「全ての面に補強リブが設けられている荷台や、その周囲のロープフックも的確な分割により組み立て易さと再現性を両立。車高は、長さの異なるサスペンション部品の選択により標準とローダウンを再現可能。」とうたってます。ホイールは、純正スチールホイールとワタナベホイールが付いてきます。
ちらっと下面も見えますがしっかりした取材で完璧なモールドを再現。
実用タイプとカスタムタイプを車高を調整することで再現!
室内のインテリアの再現性も抜群!
サニトラはハセガワ今年後半期待度ナンバーワンキットなんですが、これだけの名車をどんな風に楽しむかヤマさん的に提案!
ヤマさんがやってみたいサニトラカスタム!
まずは定番商業車
日本の高度経済成長を支えたこの名車、当時は日本の通津浦々まで走っていました。ガススタ仕様なんて面白いですね!灯油タンクをスクラッチするのも面白いでしょうね!イマブチモータープールさんのホームページから。屋号でGO
そこで塗装にこってやってみたいのがコチラ
キングオブビジネスカー「サニトラ」のカラーリングといえば町の電気屋さんナショナルのサービスカー。昭和の人たちの記憶に残っていると思います。ロゴマークとナショナル坊やのデカール作らんとね。
そしてカスタムカー
リアバンパーレスなボディーデザインとスモールピックアップトラックの形がカスタム好きな人たちのスピリッツを大いに刺激しました。
「サニトラ カスタム」で画像検索すると沢山のハデハデなサニトラが出てきて製作意欲を掻き立てると思いますが、やはりチャレンジしてみたいのがこちら
「ハコトラ」サニトラのボディーにハコスカのフェイスがドッキング。実車の方は10センチ、サニトラの方が幅が狭いのでスケール換算4ミリハコスカプラモを切り詰めれば可能かな?実車は栃木県のショップ「09racing」さんがキットとして販売いたしております。
はたまたレース仕様
実用的なエンジンもチューニングすると1300?で175馬力も出すことや構造も簡潔なためレースなどにも向いていた。そういうと本家サニーの方がツーリングカー選手権のベース車両として大活躍していましたが、その兄弟でもあるサニトラも意外やレースに向いていた。ラリーシーンでもサファリラリーにでていたとか、そんな中、ポルトガルラリーに出ていたサニトラを発見!
なんだかドノーマルぽいけどこれでも一応グループBnoホモロゲは取得しているらしい。
結構ヨーロッパでも活躍してたりして。
このように日本のみならず世界中で活躍したサニトラ。南アフリカでは2008年まで生産していたというから驚き!意外とサニトラをキット化するハセガワは世界でも人気があると踏んだのかもね。