ジムとF16の素敵な関係


どもっ!

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ガンダムに出てくるジム。
最初は量産機でガンダムの廉価版というカタチで作品に登場するのですが、話が進むにつれいろいろな派生機が出てきて、ジム・カスタムとか登場するにあたって、なんだ、だったら最初からガンダムでいいんじゃん。なんて思う人いるんじゃないんですか。

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軽量で運動性がよくてコスパ最高なジム。それがパワード・ジムやらジム・カスタムやらに変化するのを見ているとアニメだからとか、話をおもしろくためだろうなんて邪推してしまいますね。
しかし現実世界でもそんな話がよくあるわけで、最近話題なのがF16です。

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もともとF16はF15の開発費が高騰、そして運用上の補佐的(制空戦闘)な役割を担うために登場しました。冷戦当時はソ連の防空軍などと戦闘するなどと考えられており、軽量、安価なF16はまさにぴったりな役回りでした。
そんな、70、80年代を過ごしたF16でしたが冷戦崩壊後は当然、制空戦闘なんて考えもなくなり、90年以降は非対称戦なる新しい戦闘形式に代わると自ずとその役割が変わってきました。
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爆弾の性能も上がると少ない弾数で十分な戦力になると爆弾を積めさせられたり、素性の良さからイスラエル生まれの燃料タンクを積んだりと、どんどん本家F15と役割がカチあってきました。そして出来上がったのがF-16D Block52+。

F16 IQとは

ロッキード・マーティンが2014年にイラク空軍向けに納入したF16。外観はキャノピーから垂直尾翼にかけてドーサルスパインが増設されたタイプのF-16D Block 52。
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キットにはドーサルスパインのパーツが別パーツで付いてくる。
もともと、イラク空軍は1931年から今に至る歴史ある軍でしたが、湾岸戦争以降は大幅な戦力後退に陥り主力戦闘機が不在な期間が続きましたが2014年にアメリカ国防総省を通した対外有償軍事援助契約で、36機のF-16C/Dを発注することになりました。
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しかし、配備されるF16はアメリカとイスラエルの関係を考慮して少しグレードダウンしているとか。そこが大人の事情なのね。
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パイロットの訓練はアメリカ本国で行うとのこと、アメリカでは日本人はじめとして友好国の人員を訓練しているそうです。
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背中のドーサルスパインや機体上面につくいかついカタチのコンフォーマル・フュール・タンクと各種武装やLANTIRN podが付くと単純に重武装タイプなんて言葉が脳裏によぎります。
なんだかジムと姿が重なりませんか。

そんなF16は初飛行から40年あまりもともとの出来のよさからまだまだ第一線で活躍していくことでしょう。

Making for fan!
作ること楽しんじゃおう!

(・ω・)ノシ

 

 

 

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