ビギナーに贈るエアブラシの選び方!


どもっ!

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先週はお盆休みの方も多く、その中で気合入れて作る人もかなりいましたね。盆休み前は結構、塗料の売れ行きがよかったです。塗装は模型をリアルに見せるエッセンス!

塗装という作業は今では満足な作品を仕上げるためには必須の作業工程ですよね。

塗装の方法としては、筆塗りとエアブラシがあるわけなんですが、模型道をもっとステップアップしたいなんて考えるビギナーモデラーならエアブラシを始めたいな。なんて思うのでは。
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今月のスケールアヴィエーションには、筆塗りのすすめが記事にもなっていますが、ジャンルを超えて汎用の効くテクニックとしてのエアブラシはこれからも重要度は変わることはないと思います。

さて、そんなエアブラシを選ぶ時に憶えていて損はないエアブラシの知識をいくつか。

エアブラシの選び方

エアブラシの値段は高い方がいい?

昔に比べて取り扱うメーカーや販路も増え、それに伴い価格帯やら機能もバリエーションが増えましたよね。
そこでまず思うのが値段の高い低いって、どう差があるのと言う問題。通常なら値段が高いのが高性能なんて考え方が一般的なのですが、塗装に関しては「弘法筆を選ばず」の通り上手、下手は腕の問題になるわけで値段が高いからプロ級の腕前にすぐになるかと言うとそうではありません。ビギナーの人は機能的にシンプルで、パーツサービスがしっかりしたものがいいと思います。

プラモショップでは一番高いエアブラシ

プラモショップでは一番高いエアブラシ

 

ノズル口径のサイズはどれがいい?

塗料の吹き出し口であるノズルは基本的に大きい塗装面積になればなるほど口径が大きいものをチョイスすることになるのですが、その選び方は塗装する対象物の大きさによって決まってきます。小さい対象物に大きい口径だと塗料が拡散しやすく作業しづらく、大きい対象物に小さい口径だといくら吹き続けても均一な色になりにくいなどのデメリットが。ですから、車のラジコンボディーくらいの対象物なら口径0.5ミリ、片手で保持ができるくらいの対象物なら口径0.3ミリ、指で摘まむくらいの対象物なら0.2ミリが目安になります。

手のひらの動きで均一に吹き付ける。

手のひらの動きで均一に吹き付ける。

このくらいが最大かな。これ以上に大きいモデルは組み立てる機会がそうそうないでしょう。

このくらいが最大かな。これ以上に大きいモデルは組み立てる機会がそうそうないでしょう。

コンプレッサーはどれがいい?

圧縮した空気をエアブラシに送り込むコンプレッサー。これもまた種類も多くどんなのがいいか迷ってしまうのも事実。ホームセンターに売っている大きなものから手のひらサイズのコンパクトなものまで。空気を圧縮する方式もピストンタイプ、ダイヤフラムタイプ、リニアタイプとこれまた悩みどころ。選ぶ基準としては気になる作動音や圧力の調整性がポイントになります。よく聞かれるのが圧力の問題で、圧が高ければ高いほどいいのか?という話ですが、プラモデルを作るうえでは高い圧力は特殊なシチュエーションのみ必要になってくるだけなので、むしろ狭い小さい部分を塗る機会が多い模型の塗装では圧が低い場合が好都合。なので模型用として流通しているコンプレッサーなら大丈夫でしょう。

圧が高いと吹いたときにパーツが飛んじゃうなんて笑うに笑えないケースも。

圧が高いと吹いたときにパーツが飛んじゃうなんて笑うに笑えないケースも。

 

以上のポイントからエアブラシを選べば間違いないのではないのでしょうか。
しかし、あくまでもエアブラシは道具なのでどれだけ使い込んだかが上達の近道。マスキングの手順やら適正な塗料の濃度のコントロールやら、エアブラシの分解掃除なんて何回もやって身につくものですから。

Making for fan!
作ること楽しんじゃおう!

(・ω・)ノシ

 

 

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