どもっ！
色の世界の大御所パントーンから今年2015年の春の流行色は、アクアマリンのような色合いはよりクールかつソフトに、一方で自然からのエッセンスを受け、暖色の要素を残した色。だそうで、ヤマさん的には全然わからんち！
誰よりも早く先取りで着こなす！2015年春夏の流行色コーデより
まあまあ、どの業界にも気になる色というのがあるわけで、プラモ界でも、「シルバー」は気になるアイテムですね。一口にシルバーと言っても、そのメタルの質感によって表現の幅は広がるわけで各社から色んなシルバーが発売されてます。
そんな群雄割拠するシルバー界に新たなシルバーが登場だぁ~！
ガイアノーツ プレミアムメッキシルバー
店頭価格1,200円
発売前からモニターキャンペーンをするなど活発な販促活動をしてきたプレミアムメッキシルバー。メッキ調の塗料は各社激しい販売を展開しているだけにガイアノーツの本気度が伺い知れます。エアブラシでの塗装を推奨していてクレオスのメッキシルバーNEXTみたいですね。すでにエアブラシ用の濃度に調合されているのでそのままカップに注げばオッケー！ただし説明書きに粘度が増した時に何で薄めていいのか書いてないので、早く使い切ることが肝心かと。
やはり他のメッキ調塗料と同じように下地は黒に。今回は同じガイアノーツのExブラックを使用。他に比べとろーんとした質感がお気に入りでいい感じのツヤありブラックが。もちろんシルバー系の塗装にはツヤツヤブラックはお約束ですよ。
そして、少しずつ一層コーテイングするように、ノズル先を絞って吹き付けます。絞って吐出量が少なくなる分ノズル先を近づけてうす~く、うす~く。間違っても普通の塗装方法ではダメですよ。説明書ではエア圧を弱めと書いておりますが、どのくらいの圧かは具体的な数字が書いてない為、いろいろ圧力を調整しましたが、使用しているクレオスL5コンプレッサーなら他のピストン式コンプレッサーと比べてもともと圧が弱いらしくそのままで十分でした。実際、L5で圧を落とすと却って噴射力が弱くなる分、粒子が立たない感じになりつや消しぽい感じに。むしろノズルの絞り具合に気を付ける方がよろしいかと。
この調子で乾燥してから塗りを4回繰り返しました。結構落ち着いた感じのシルバーが出来ました。どうでしょうか？一応ラッカー系クリアーも可能らしいですが、たぶん何日もかけて十分に乾燥させてから、クリアー砂ぶきの手順で塗装するのがよろしいのかと。
その他の新色！
ガイアノーツ アメリカ空軍ベトナムカラー
店頭価格 各250円
今年はベトナム戦争終結40周年。ちょうどタイミングを合わせたかのようなアメリカ空軍ベトナム迷彩カラーが発売となりました。空軍カラーと言えども、模型的に考えるとベトナム戦はジャングル戦という共通イメージがあるので、ボトムズの「クメン編」のカラ―やガンダムだと「08小隊」ものの色として使ってみるの一考かと。そして塗料的に特筆すべきはツヤが7分光沢となっていること。当時の映像、画像など見ると、結構つややかなんだよね。湿度のせいもあるかもしれないけど。もちろんフェデラルスタンダードに準拠したカラーですので色調再現もばっちりです。
