デジタルでジオラマ!?


どもっ!デジタルと言えばLSI。昔LSIゲームなんて流行りましたね。あれが最先端のデジタルでした。

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これがなんだか知らない人は周りのオジサンたちに聞いてみよう!
ケイホビーのデジタルモデラーことヤマさんです。携帯するゲームもここら辺からスタートして今やスマホにゲームがダウンロードできちゃうなんておったまげ―しょん。

さて、デジタルもあれからずいぶん身近になりました。模型の世界でもパーツ作りに必要な3Dプリンターとか模型用CAD/CAMなんてお小遣いをためれば手の届くところに来ました。(※大人のお小遣いですからね。)デカール作りとかもパソコンの一般化で必要な画像加工ソフトなんて無料で手に入る時代になってきました。模型ライフも知らないうちにデジタルに囲まれてますね。

そんなある日、今日もおなじみの常連さんが完成品をお持ちになってくださいました。

バンダイ 1/144 ハイゴック

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前回はザクを展示していただきましたが今回は「ハイゴック」。しかもタイガーストライプ迷彩です。筆での塗装は根気がいる作業ですがかなり全面にぬかりなく迷彩になっております。筆塗り塗装は独特の質感を伴うのでその「タッチ」が鑑賞ポイントでもあります。ご本人様も「しっかりウェザリングを入れてみたけど」とのこと。そこまで計算しているのならジオラマと絡めてはとおススメしたところ、なかなかそこまではとのご返事。やはりジオラマまでとなるとプラスアルファな時間と手間がかかってしまいますよね。分かります。分かります。
そこで、手も汚さないでちょっとした時間で簡単にできるデジタルなジオラマ「デジラマ」をご紹介!
模型雑誌でもおなじみのデジラマ。動かない模型を手軽にまるで実物のようにしてしまう。手軽にVFX監督になれる。

写真の構図を決める

やはりタイガーストライプのハイゴックなので、設定はジャングルに決定!頭の中ではぎらつくジャングル戦なんてイメージ。まずは、本体の写真撮影。この時にどんなアングルの写真にするか考えておくのが肝心。写真が修正できるからと言ってなんでもできるわけではないので、影とかはどんな感じがいいかすでに決めて撮影する。この時点で太陽の光の位置は頭上からの直射日光なんてそれらしい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
頭の上からライトを当てる。ちょっと逆光ぎみがリアル。

切り抜きと合成

名称未設定 1_R
このように切り抜きして(本当はもっと細かく輪郭に沿って切り抜いていくんですが省略)
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後はイメージ通りの画像を探してきます。どんなポーズでたたずんでいるのか。自分の脳内でイメージを形に。
で、上記の切り抜いたハイゴック画像をジャングルの画像に重ねて
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こんな感じですね。あとはこの二枚重ねの色がバラバラなので色味を合わせます。そしてコントラストを調整して
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出来上がり?(^o^)丿ジオラマぽいでしょ。

特殊効果

これをもとにしていろんなシチュエーション画像が楽しめます。

【コミック調】

ハイゴック_R2
「うわっ?!スッゲェ?!マジヤバ」な感じで。

【ドキュメンタリー調】

逆光_R
見上げると逆光の中に光るモノアイと目があった。

【レトロ調】

ハイゴックww_R
第二次大戦中に作られた謎の超秘密兵器ぽく。

こんな感じでどうでしょうか?さらっとやってみましたが、詳しく書くとブログがかなり長くなってしまいますので、質問等ありましたら店頭までどうぞ。ガンダムばかりでなく
スケール物でも応用できますから皆さんもチャレンジしてみたらいかがでしょう。なかなか面白いですゾ。ハウニブなんていいですね。

今月のお得情報

さて、今月の半額セールはダンボール戦記の登場!ですっ。夏の暑いときに作る「夏プラモ」に最適?!暑くてイライラしてもサクッと作れちゃうダンボールシリーズ。
帰省するときのお孫さんのお土産に是非!(?)
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それではみなさん!明日はプラモでHappy Modeling See You!ーヾ(*ΦωΦ)ノ

 

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