秋晴れ! マシンを塗装してみよう!


こんにちは、ミニ四駆コーナーのKポーです!

 

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昨日までの雨はどこ吹く風…
本日は、お昼近くから見事な快晴となっていましたね?
暑くも無く寒くも無いこんな日は、まさに塗装日和!
でも、あたりプラモデルなどを作り慣れていない方にとっては、塗装って難しいんじゃ?という方も多いのでは?
という訳で、『塗装は難しくない!』と銘打って、基本的なマシンの塗装のやり方をご紹介したいと思います!

 

今回塗装に使用するマシンはコチラ!

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はい、発売になったばかりの『キャノンボール プレミアム』ですね!
昨日もサンプルを作ったりしてご紹介した訳なのですが、パッケージの写真とボディの成形色のカラーが違ってるんですよね…
たしかに、注釈で『塗装済み』とは書かれているものの、あまりにも色味が違う為、この写真のカラーを期待して買った人はちょっとビックリするのでは?
また、ステッカーの色味も塗装後に合わせてある為、どうしてもそのまま作るとステッカーとボディのカラーが合っていなかったり…
…う?ん、これは納得いかない!
ならば、納得のいくように塗装してみよう!となった訳なのです!

 

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では、塗装をやっていきたいと思うのですが、まず、用意するのが塗装用のカラースプレーですね!
指定では、スプレーとして設定されているのは『TS-52 キャンディライムグリーン』だけで、後は瓶に入っている塗料を使うように書いてあるのですが、100%そのまま作らなければいけないという物でもないので、今回は瓶塗料を使わずスプレー缶のみでやってしまおうと思います!
そう、別に説明書通りじゃなくていいんです!
これこそが、塗装を始め、物作りを楽しいと感じるコツ!
何でもかんでもこの通りにやらなければいけない、ちょっとでも失敗するのが怖い、なんて思ってると、結局は『塗装は難しい』という結論に繋がってしまうんですよね…
なので、もっと気楽に!失敗していいんだ!くらいの勢いで行った方が、楽しく塗装する事が出来ると思いますよ?
そんな訳で、『キャンディライムグリーン』『シルバーリーフ』『ガンメタル』の3色を用意してみました!

で、スプレーを用意したらいざ塗装!…と行きがちなのですが、ちょっとその前に…

 

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はい、パーツクリーナーを使って、ボディの表面についている油分を拭き取ってみましょう!
どうしても、油分が残っていると塗料を弾いてしまって上手く色が乗ってくれないので、必ずこの工程を行う事をお勧めしますよ?
自分はいつも『WAKO’S BC-9』を愛用しているのですが、ちょっと値段がしてしまうんですよね(汗
でも、塗装をだけでなくギヤ等のクリーニングにも使えるので、1本持ってて損の無いアイテムだと思いますよ?
また、2本まとめて買えば更にお得キャンペーンもやってますので、お見逃しなく!

 

 

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表面の脱脂が終わったら、いざ塗装です!
塗料が乗らない部分に、割りばしなどを使って持ち手を作ってあげると、楽に塗装が出来ますよ?
ちなみに、自分はこの後、直で指定色の『キャンディライムグリーン』を吹いたのですが、模型を軽く噛んでる人だと『サーフェイサーは吹かないの?』という疑問もあるかもしれません。
たしかに、サーフェイサー(下地剤)を吹けば、もともとのボディのカラーに影響されることなく塗装をすることが可能です。
ただ、今回の様にボディの成形色と塗りたいカラーが近い時は、サーフェイサーは吹かなくてもいいと自分は思っております。
だって、吹かなくても、そんなに色味は変わらないですしね?
なんので、白やシルバーといった、スプレーカラーに影響の少ない時なんかも、自分はサーフェイサーは吹かずに塗装してしまっていますよ?

サーフェイサーに限らず、工具なんかにも言える事なんですけど、そういった物はあくまでその用途に特化していると言うだけであって、必ずしも使わなければいけないというのものではないと思ってます。
そう考えた方が、色々と自由度が増して面白い物が作れるようになると思いますよ?

 

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また、スプレー塗装を行う上で注意しなければいけないのが、その塗り方!
初めて使う人だと、ただブシュー!と吹き付ければいいと思っている場合が殆どだと思います。でも、それだと塗料が厚ぼったくなってしまって、上手く塗る事が出来ません…
そこで、注意してもらいたいポイントが2つ!

1、塗りたい物とスプレー缶は、10?15cm離す!
離しても、スプレーの威力は凄いので、ちゃんと色を乗せる事が出来ますよ?

2、スプレーを使う時は、ただ吹き付けるのではなく、左右に水平移動してサッ!と色を乗せる感じで塗装してみましょう!
ここで焦って一回で塗ろうとすると、塗料が厚くなってしまい、キレイに完成させる事が出来ません。
根気よく、ちょっとづつサッ!サッ!と、色を吹き付けるのではなく乗せる感じでやると、キレイにできますよ!

 

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はい、こんな感じに仕上がりました!
うん、うん、いい感じ♪
続けて、残りのパーツも同じように色を塗っていきたいのですが…

 

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…でました、塗り分けパーツ…
どうやら、このパイプ状のパーツは『キャンディライムグリーン』と『シルバー』で塗り分けないといけないようですね…
さぁ、どうやったらいいのか?
やり方はいろいろありますが、今回はあくまでスプレー塗装で行ってみたいと思います!
まず、上記と方法と同じく、ベースとなるキャンディライムグリーンを塗ってみましょう!

 

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しっかりと乾いたところで、シルバーを塗る場所を残して、マスキングテープを使ってグリーンを残したい場所を隠してしまいましょう!
この時、しっかりと密着させないと、隙間から塗料が侵入してきてしまうので、そこだけは念入りに!

 

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あとは、シルバーを吹いてマスキングを剥がせば、はい、キレイに塗り分けが完了です!
今回は『TS-30 シルバーリーフ』を使ってみたのですが、このシルバー、隠ぺい力が高いので下地の色が透けないうえ、本当に金属のような光沢に仕上がるので、個人的にオススメなカラーですよ!

 

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そして、全てのパーツを同じ手順で塗装して組み合わせれば、はい、パッケージ通りのキャノンボールの完成です!
そう、これだよ! このカラーだよ!

 

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ちなみに、未塗装で仕上げたものと並べてみると、この違い!
明らかに未塗装の方はシールの色が合ってなくて、浮いてしまっていますね…
対して、塗装後は色味もバッチリ!
さらに部分的塗装も入って、よりリアルな仕上がりになっているのがわかるかと!

塗装という事で、ちょっと手間は掛かってしまいますが、その分仕上がりは格段に良くなると思いますので、ぜひ頑張って世界に一台だけのオリジナルマシンを作ってみて下さいね!

 

以上、本日のミニ四駆コーナーよりのお知らせでした!

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