両軸チューンモーター!新旧比較しました!


梅雨が明けたと思ったら、台風で大雨…。
怒涛の3連休が終わったと思ったら、焼け付くような猛暑…。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今日和。たっちんです(暑笑)

 

さてさて、7月にリニューアルされた『チューン系モーター各種』ですが、本日ようやく実走タイムを取って比較することができました!
(更新遅くなってゴメンナサイ!!)
時間の都合で今回はMS・MAシャーシに対応した『両軸モーター』のみ比較となりますが、実際にタイムを取ってみると、色々面白い発見があり…。
特に旧型『アトミックチューンPRO』『レブチューンPRO』は、片軸モーターの同名商品とは違い『カーボンブラシ』を採用しており、正直「速くするのが難しい」モーターでもありました。
今回のリニューアルでこれら両軸チューンモーターに関しても、全ての機種で「金属ブラシ」が新規採用となり、どうタイムに影響するのか??の、比較できれば…と思います!

(注:ミニ四駆のモーターのブラシに関しては、「金属ブラシ」と「カーボンブラシ」の2種類が存在します。
簡単に説明すると「金属ブラシは慣らしがし易いが、寿命が短く」逆に「カーボンブラシは慣らしが難しいが、寿命が長い」というような特徴があります。
この辺の話は後日書ければ…)

 

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今回比較したのは、新旧両軸チューンモーター6種と、参考タイムで私物のライトダッシュモーター1個(笑)
モーターに書き込まれている数値は、走行後にヨコモYZ-PS1の3Vモードで計測したものになります。
実際ネオチャンプ等で計測するよりかなり高めの回転数になっておりますので、あくまで参考値となります。

 

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ちなみに、今回使用した『YZ-PS1』は絶版品になっています。
なので、これからモーターならしを行いたいという方には、代替品として『OPTION NO.1のパワーステーション 当店販売価格¥3,693 をお勧めいたします。

 

実際、軽く慣らしてみて数値を見た限り、トルクチューンPRO2に関しては「そんなに変わらないかなぁ…」という感じです。
逆にアトミックチューンPRO2はあまりに回転数が上がってこない為「えっと、これ…ハズレ?」と一抹に不安が頭をよぎりました…。
果たしてどうなるアトミック!?

 

慣らしに関しては、新モータ3種と旧トルクチューンモーターの金属ブラシ系のみ、事前に慣らしを施しましたが旧アトミック&レブに関しては所謂「開けポン(パッケージを開けてすぐの状態)」で使用しました。
(この2種に関してはブラシが非常に硬く、慣らしに物凄い時間が掛かる為)

 

 

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マシンは金色のアレ(笑)
最近はテスト走行や、常設コースをご利用のお客様向けのデモンストレーション用のマシンとして、お店で第二の人生を歩んでいます。

 

それでは今回の実験の条件です

■マシン:ギヤ比は3.5:1の超速ギヤ。
■ターミナル:事前に磨いたノーマル銅ターミナルを使用。
■ブレーキ:極力、タイムにばらつきが出ないよう、ブレーキは全て取り外した状態で走行させました。
■電池:私物のネオチャンプを使用。
前日に放電→充電させ、軽くリフレッシュさせています。
走行前に継ぎ足し充電を行い、なるべくベストなタイムが出るよう調整しました。

 

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■コース:店舗常設のコースを使用。
ゴール手前のDBの姿勢でタイムにばらつきが出てしまった為、ここだけストレートに変更して、いざタイムアタック!!!

 

さてさて、早速良いデータが取れたので、一覧表にまとめてみました!
コレダ!

 

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では、各モーター毎に走らせた所感を…。

 

トルクチューンPRO2
今回も安定のトルクPROという事で、2になってもチューン系最速タイムを叩き出してくれました。
旧型と比較して、もの凄くパワーアップした訳ではありませんが、逆に今までと同様に安定して使っていけるモーターという感じです。
旧型とのタイム差は「0.021秒」と誤差の範囲?
ビギナーのレーサーさんはこのモーターから始めてみるの良いと思います。

 

■レブチューンPRO2
『チューン系最高の回転数↑↑』を誇ると同時に『トルクはチューン系最低↓↓』と両極端なスペックが売り?のモーターでしたが、2になってもそこは変わらずでした(笑)
今回のテストマシンは立体用という事で、車重130g、コースはコンパクトな上バンク2カ所あり完全にトルク不足が露呈した形となりました。
しかし驚く事なかれ、旧型とのタイム差はなんと「1.044秒」と1秒短縮!これにはビックリ!!
もっと軽量のマシンで、直線主体のフラットコースで試してみたいモーターでした!
多分やればできる子(笑)

 

■アトミックチューンPRO2
今回私が最も気になっていたモーターです。
バランス型のモーターのはずが、旧型はカーボンブラシの影響かその性能を発揮する機会がなく、個人的に完全に「ダメな子」的な扱い。
2になっても、慣らし後の回転数はトルクPRO2を下回り、旧アトミックPROを下回り・・・もう走らせる前から期待は薄れるばかりでしたが、実走させてみると、旧型とは打って変わってキレと粘りのある走り!!

タイムはトルクPRO2に後1歩及ばなかったものの旧型とのタイム差はなんと「1.454秒」と約1.5秒も短縮!
ビックリして椅子からひっくり返りました!!がっしゃーん!
思ったより回転数が上がってこなかったので、もしかしたら慣らしが上手くいかなかった可能性もありますが、サンプルが1個だだったので・・・。
これは何個か買って試してデータ取りたいモーターですね!
多分、今後化ける子(笑)

 

 

今回はサンプルが1個だけでだったのですが、どのモーターも旧型と比較してタイムがアップするという、非常に嬉しい結果となりました!!

特に両軸シャーシをメインに使用しているレーサーさんにとっては、今回のリニューアルはとても心強いかと思います。
という訳で、新型の両軸チューン系モーターのレビューでした。

 

 

最後にオマケとして、ライトダッシュモーターPROとの比較表を載せておきます。

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皆さんのミニ四駆LIFEの参考になれば幸いです! では!

 

 

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