こんにちは、ミニ四駆コーナーのKポーです！

本日は、ちょっと基本に立ち戻って、ミニ四駆の基礎講座を行ってみたいと思います！
本日のお題はコチラ！

■FRPプレート

もはや、ミニ四駆改造の基本中の基本といった感じで、付けていないマシンは見かけないほど！
でも、どうしてFRPプレートを付けると良いのか、みなさんご存知ですか？

まず、一番に挙げられる点としては『強度が上がる』という事！
ノーマルの状態だと、シャーシに負荷がかかった場合、割れてしまう恐れがあるんですよね…
最近のシャーシだと材質や強度が見直されているので、そこまで極端な破損はあまり聞かなくなっているのですが、一昔前のシャーシだとやはりフロント部分や、リヤステーの付け根などが破損しやすかったりします…
それを防いでくれるのが、このFRPプレートという訳なのです！

でも、FRPプレートを付ける理由はそれだけではありません！
実は、ここからが重要だったりします！

 

FRPプレートを付けるもうひとつの理由、それは…
『ローラー取り付け位置をさらに外側にすることが出来る』という事！

 

FRPプレートの種類によって変わってきますが、上記の様にARシャーシ用のフロント用FRPプレートだと、片側最大8?、合わせるとなんと16?もローラー取り付け位置を変更する事が出来るのです！
では、なぜ外側にローラーを取り付けられると良いのか？

 

ローラーの取り付け位置が外側になれば、車幅が広がるため、コース内でのガタつきが少なくなるという事！
つまり、ガツガツぶつかる事ででるロスを軽減する事が出来るので、より速度が上がるという事なのですよ！
それならば、FRPプレートと大きなローラーを使ってコースギリギリまで車幅を広げれば、ロス無く走れるのでは？と誰もが考え付くのですが、そこはちゃんと『タミヤ公認のミニ四駆大会に出る場合は、車幅を105?以下にしなければいけない』という規定があったり…
なので、規定以内で如何に効率の良いローラー取り付け位置とローラーのサイズを選ぶかが、勝敗を握るカギとなってくる訳なのですね?

 

また、ローラーを取り付ける時の注意点として、前後ともにコースに接触する面が真っ直ぐ平行になっている事！
これがもし平行ではなく、ハの字や逆ハの字に付いていると、マシンがまっすぐ進まない為ロスが生じてしまい、遅くなる要因となってしまいます…
なので、前後でローラーのサイズが違うものを使ってもいいのですが、必ず取り付ける穴の位置を調整して、真っ直ぐ平行になるように取り付けることが重要となってきますよ！

 

普段、何げなく行っているカスタムですが、そのカスタムを行う理由やちょっとした事に気を付けるだけでマシンの速度は上がってくると思いますので、改造をする際の参考にしてみてくださいね！
きっとマシンは答えてくれると思いますよ?

以上、本日のミニ四駆基本講座でした！