皆さん今日和!
ガン&ミニ四駆担当、たっちんです。
昨日は当店2015年最後のミニ四駆大会が開催されました!!
年末の忙しい最中、沢山のレーサーさんにお集まり頂きました!!
『2015年!ミニ四駆走り納め!』というお客様も多かったのではないでしょうか?
そんな皆様をお出迎えしたコースがコチラ!!
テーブルトップ1箇所、ドラゴンバック2箇所と計3箇所のジャンプセクションが牙を剥きます!
コース最後に待ち受けるのが『連続ウェーブ⇒デジタルバンク⇒バンク⇒ドラゴンバック』という複合セクション!!
ウェーブで減速しながら、デジタルバンクで更に減速!
最後にバンクからのジャンプという、マシンの総合力が試されるセクションになっていました。
Kポー先輩、ここぞとばかりに詰め込んだみたいですね(笑)
皆さん苦戦されていたのが、テーブルトップ&ドラゴンバックのジャンプセクション!!
着地区間にマシンを着地させても、ちょっとした『マシンの跳ね』でバランスを崩すマシンが多発しました。
今回のコース、一見するとオーソドックスな立体レイアウトに見えますが、所々に魔物が潜んでいる…。そんな印象でした。
最終コーナー手前でコースアウトするマシンが多発!!
「1位でゴール!やった!」と思いきや、ゴールライン直前でリタイアするマシンが多く、最後まで目が離せない展開が続きました!
という訳で、予選から本選トーナメントまで波乱続き、2015年の締めを飾るに相応しい難コースになりましたが、本日もそんなコースに果敢に挑み、見事優勝したマシンをご紹介しちゃいます!
決勝戦はジュニアクラス、エキスパートクラス共にハイレベルなレースとなりましたが、2015年最後のレースを制したのはどんなマシンだったのでしょうか!?
では、ジュニアクラスの優勝マシンのご紹介です!!
■マシンネーム :TRFワークス
■シャーシ :MAシャーシ
■ボディ :TRFワークスJr
■モーター :アトミック2PROモーター
■ギア比 :ハイスピードEXカウンターギヤセット (3.7:1)
■フロントタイヤ:ノーマル黒タイヤ
■リアタイヤ :ノーマル黒タイヤ
ナイトウ選手は今回ケイ・ホビーミニ四駆大会に初参加で初優勝という、見事な走りを披露!
初めてのケイ・ホビー大会。ナイトウ選手はどんな作戦でレースに臨んだのしょうか?
それではインタビュー行ってみましょう!
「優勝おめでとうございます。」
ナイトウ選手「ありがとうございます!」
「今回のマシンについて教えてください。シャーシはMAですね?MAシャーシはずっと使ってるのですか?」
ナイトウ選手「MAシャーシはずっと好きでいつも使ってます。」
「私もMAシャーシが大好きです。モータはアトミック2ですか?」
ナイトウ選手「はい、アトミックチューン2PROモーターです。」
「因みにギア比は?」」
ナイトウ選手「3.7:1です。」
「黄色のカウンターギアですね。タイヤについて教えて頂けますか?」
ナイトウ選手「大径ホイールに、ローハイトタイヤを履いた物になります。」
「なるほど、タイヤ径は大体28mm位ですね。
ブレーキですが…裏全面に灰色ブレーキをガッツリ貼ってますね。
他に今日のセッティングのポイント等あれば教えて頂けますか?」
ナイトウ選手「ローラーの位置を横から見た時に三角形になるようにしました。」
(ナイトウ選手のマシン左側に注目。フロントローラ1個にリアローラーが2段。所謂”たからばこセッティング”と言われる、ローラーの基本配置!右側も同じようにローラーを配置している。)
「所謂、たからばこセッティングと呼ばれる基本となるローラーセッティングですね。
マスダンパーですが、ナイトウ選手はサイドマスダンパーなんですね。」
ナイトウ選手「敢えてヒクオにしないで、シンプルなサイドマスダンパーのマシンにしました。」
「私もMAシャーシにサイドマスダンパーのマシンを愛用してます。」
ナイトウ選手「サイドマスダンパーのほうが挙動が素直なので…。」
「大会中はモーターを変えたりはしましたか?」
ナイトウ選手「初めはライトダッシュモーターだったんですが、だんだんジャンプが不安定になってきたのですぐアトミック2に変えました。」
「作戦が当たりましたね!今日は如何にコースアウトしないか、耐えるレースだったんじゃないかと思いますが、その辺りはどうでしたか?」
ナイトウ選手「ブレーキの調整と電池の調整が本当に大変でした。」
「やはり最後はそこの調整勝負ですね。
因みにナイトウ選手はケイ・ホビー大会に初参加との事ですが、来月も是非参加して頂けますか?」
ナイトウ選手「来月も参加します!」
「ありがとうございます!来月の第四日曜日、お待ちしています。
本日は優勝おめでとうございました!」
続いて、エキスパートクラスの優勝マシンの紹介です。
■マシンネーム :闇キュウビMk .?
■シャーシ :MAシャーシ
■ボディ :ネオファルコン
■モーター :ハイパーダッシュPROモーター
■ギア比 :超速ギヤセット (3.5:1)
■フロントタイヤ:ハードタイヤ(イエロー)
■リアタイヤ :ノーマル黒タイヤ
エキスパートクラス優勝は子狐選手!
予選から頭1つ抜けた速さと安定感を披露し、見事ケイ・ホビー大会初優勝と、2015年を最高の形で締めくくったマシン。
多くのレーサーが苦戦する中、どんな作戦で挑んだのでしょうか?
インタビューいってみましょう!
「本日は優勝おめでとうございます。」
子狐選手「ありがとうございます!」
「今日のマシンについて教えて下さい。」
子狐選手「MAシャーシにネオファルコンです。ボディのモチーフは「闇キュウビ(妖怪ウォッチのキャラクター)」です。」
「今日はジュニアの優勝マシンもMAシャーシでした。モーターとギア比は?」
子狐選手「ハイパーダッシュモーターに超速ギアの組み合わせです。」
「え?ハイパーダッシュモーターだったんですか?」
子狐選手「初めはマッハダッシュモーターだったのですが、途中からハイパーダッシュに変えました。」
「なるほど…。タイヤについて教えて下さい。」
子狐選手「フロントはイエローハードで、リアはノーマルタイヤです。」
「タイヤ径は何ミリですか?」
子狐選手「26mmです。」
「今日のレース、コースアウトするマシンが非常に多かったのですが、改造のポイント等あれば教えてください。」
子狐選手「ヒクオですね。後はフロントのマスダンパーの位置を変えたりしました。」
「それは予選中ですか?」
子狐選手「そうです。元々バンパーの上に付けていたのですが、見た目がカッコ悪いのと、あまり安定しなかったので位置を変えました。
位置を変えてからマシンが安定するようになりました。」
(フロントのマスダンパー2個は、元々バンパー上に付いていたが、予選途中でフロントタイヤ車軸側に移動。
小さな変更点だが、これ以降マシンが安定するようになったそう。)
「なるほど。マスダンパーの位置も重要ですね。ブレーキのセッティングについて教えて頂けますか?」
子狐選手「フロントはFRPを2枚重ねしたものにマルチテープを貼って、リアは灰色ブレーキです。」
「今回のコースはジャンプセクションが難所になりましたが、その辺はどうでしたか?」
子狐選手「1個目のテーブルトップはそこまで難しくなかったんですが、2個目と3個目のドラゴンバックが難しかったです。
特に3個目は上手く着地しても跳ねたりブレれたりする事が多かったです。」
「それでも安定した速さでしたね!今回、初優勝との事ですが来年もこの勢いで頑張ってください!」
子狐選手「年明けは、予定が合えばまるひろさんの大会に参加します。」
「お待ちしています。本日は優勝おめでとうございました!」
子狐選手「ありがとうございます!」
という訳で、12月大会優勝マシンの紹介でした!
今年の9月大会後から始まった「優勝マシン紹介シリーズ」も2015年版は今回が最後になります。
今までの記事を読み返すと、ケイ・ホビーミニ四駆大会の傾向と対策が見えてくるかも!?
過去の優勝マシンについては以下のリンクからご覧ください。
こうして見てみると、例えばタイヤ径は26mmのローハイトタイヤの使用率が圧倒的だったり、マスダンパーについてはヒクオの使用率が高いもののサイドマスダンパーも活躍しているのが分かりますね。
さぁ、来年2016年はどんなコースが登場して、どんなマシンが優勝するのでしょうか!?
以上、本日のミニ四駆コーナーのお知らせでした!