こんばんは、火薬キャップで発火させるタイプのモデルガンにサイレンサーを付けて遊んでます「スケキヨ」です。
実際に発射音がこもって静かになって楽しいんす!!(*^。^*)
さてさて、てっぽう道楽をやっていると、誰もが一度は通る道!!
そう!「サイレンサー付けたい!!」
例えば電動ガンやボルトアクションライフルなら、最近のモデルは殆どの場合、銃口があらかじめネジが切ってあって問題無く取り付けが可能で、モチロンそのまま問題無く遊べます。
ところが、ガスブローバックハンドガンになると、ちょっとした問題が出てきます・・・
詳しくは後程。
それでもハンドガンにサイレンサーって憧れますよね!!
というワケで!作りました!!
当店オリジナルパーツ、新製品のリリースでっす!!
東京マルイ社製 ガスブローバックハンドガン「HK45」シリーズ用!!
「ストレート・メタルアウターバレル」!!ブラック・シルバー・ゴールドの3色!!各色¥6.566!!
事の発端はコレ!!↓
小店オリジナルのHK45純正スライド切削カスタムの「HK45 SAIカスタム」
これに、SAIスライドのカスタム銃では定番の金色や銀色でアウターバレルを組み合わせたいと考えておりました。
最初は、純正アウターに強度の強い「セラコート」で塗装しようかな?と当初は考えていましたが、
どうにも塗装の作業単価が良い値段がします。うーん厳しい。
「だったら、少しの追加金額で、アルマイトで色を仕上げたメタルアウター作れるのでは?」
という事で、HK45タクティカルの様な、先端にサイレンサーが取り付け可能なネジ山を切った
アルミ削り出しのメタルアウターを依頼して作成して頂きました!
モチロン、安全対策を施しておりますので、法的にも問題ありませんよ!!
アウター先端のネジ径は、HK45タクティカルの純正付属サイレンサーが取り付け可能な「M16正ネジ」となっております。
設計時にはサイレンサー等の一般的な「M14逆ネジ」にする事も検討したのですが、純正サイレンサーが無駄になってしまうのが忍びなく、既製品で「M16→M14ネジ」の変換アダプターもある事なので、純正品と同じ「M16正ネジ」としました。
ネジ山無しのスタンダードのHK45でも、このアウターと別途サイレンサーを入手すれば、
「HK45タクティカル」に似た外観になりますね。
電動ガン用の各種サイレンサーや発光トレーサーを取り付けたい場合はM14逆ネジの変換アダプターを別途ご用意ください。
そして、このアウターバレル。ただ、純正形状をメタルに置き換えただけではありません!
このアウターの特徴として「集弾性の向上」と「快調動作の両立」を図った設計としました。
ガスブローバックのピストルは、基本的にサイレンサーを着けるとブローバックの動きが悪くなります。
特に「ショートリコイル」という実銃のロック機構を再現している為、スライドにアウターが引っ掛かります。
樹脂同士なら滑りも良いのですが、メタル製のアウターではスライドに引っ掛かってしまう事も。
そして、ブローバック動作で、スライドが後退時には、アウターバレルとサイレンサーも一緒に後退します。
サイレンサーを組み合わせて銃身回りが重くなる事で、動きが鈍くなる原因ですね。
ココが冒頭でお話した「ちょっとした問題」
マットのマス目の横線にご注目!この状態(撃つ前)では当然真っ直ぐですね。
コレが、ブローバックすると・・・↓
はい、コレだけ銃口が上を向くんです。
「ワルサーPPK/S」や「SIG・P230」辺りの(実弾での意味で)低威力の銃を除き、ほとんどの一般的なフルサイズの銃には、この「ショートリコイル」(あるいはそれに準ずるシステム)が搭載されており、スライドの後退に合わせて銃身が可動する仕組みになっています。
各エアガンメーカーさんは、「よりリアルに!!」の為にこのシステムの再現に苦心されています。
実銃と比べると極端に少ないエネルギーで、エアガン的には不必要なギミック、かつ、ちゃんと作動しないとブローバックの作動不良の原因になるという厄介な部分を動かさないといけないので、もう大変・・・
「BB弾発射機」的には「余分なギミック」とも言えます。
そこで今回は、動作性能を優先して、あえてショートリコイルを殺した設計として「実際に遊ぶ事」を重視しました。
射撃動作時に、アウターバレルが下がらない設計です。
ですので、他のブローバック機では、重量的に動作の厳しい、
「サイレンサーの変換アダプター」+「マルイの発光トレーサー」の組み合わせでも快調に動きます!
発光トレーサーを快調に使える、ガスブローバック機の組み合わせは、他にはナカナカありません。
そして、いわゆる「ストレートブローバック」のもうひとつのメリットである、精度の向上。
ストレートブローバック化となるアウターは、ブローバック後退時にもアウターバレルと銃身は「動かない」設計です。
ですので、射撃時に内部銃身が動かないので、命中精度が向上する訳ですね。
シャーシに銃身を固定する「アキュコンプ」程ではないですが、確実に向上しています。
今回は、固定化の為にインナーバレルにOリングを接着する事で、
アウターバレル内での銃身を固定化できるようにしまして、安定性の向上を目指しました。
では、早速組み付けて行きましょう!!
まずは、HK45本体の取扱い説明書12Pの「通常分解」の項目に従って、バレルを取り出します。
刻印が入っている側にあるネジを外します。
ネジを外したら、インナーバレルアッセンブリ―を引き抜きます。
シルバーのパーツはアルターバレルにひっかっかって残ってます。
分解完了!
「ストレート・メタルアウターバレル」に付属している「Oリング」をインナーバレルに取り付けます。
取り付け位置はそんなにシビアではありませんので、↑の画像辺りに付けて頂ければOK!
インナーバレルアッセンブリ―を「ストレート・メタルアウターバレル」に入れて、最初に外したネジを取り付けます。
シルバーの部品は仕様しません。
最後に、純正アウターバレルの前方の「Oリング」を移植して完成!!
完成!!(*^。^*)
このまま、純正サイレンサーを取り付けても良いのですが、せっかくなので・・・
東京マルイ社製 固定スライドガスガン「ソーコムMK.23」のサイレンサーを流用!!
モチロン快調作動!!
これからの時期はガスブローバックガンの季節!!
コイツを相棒にフィールドでこっそり暴れてみてはいかがでしょう?
さて、長くなってしまいましたので、本日はこの辺で!!
でわまた!!
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