今日は「番頭」の趣味部屋。スクーターをミリタリー風に塗りたい!


こんばんは!「オートバイ」も「スポーツカー」も子供の頃から未だに大好きな「番頭」です。

今日はですねぇ~。当ブログ記事の「ネタ」が無いんですよ!
月曜日という事もありまして、昨日は休日だったのでパーツや本体の入荷もないですし、
新製品の発売情報も既にご紹介しておりめぼしいモノが
番頭センサーには引っ掛かりません。

東京マルイさんの新製品発表は今度の9月30日~10月1日に開催予定の
「ホビーショウ」で発表となるでしょうから、それまではお預けですね。

というワケで、今日のネタは私「番頭」の趣味全開で、あんまりお店に関係ないかもしれないけれど
「たまには良いよね?ね?」って事で、私の趣向で行きますね。

番頭の多くの「好物」の1つ「メカいじり」
エアガンやモデルガンに限らず、日曜大工や耕運機を使ってみたいという理由での家庭菜園などもそうですが
メカ全般の整備や修理、機構を知る事等が好きです。

子供の頃に自宅のラジオや目覚まし時計をバラして親から怒られる事から始まって…。

←当時、父の知り合いからもらった「ロードマン」また乗りたいなぁ。
小学生の頃は自転車をいじり倒します。ホント下手くそ整備で、読売巨人軍のデコチャリの電球増設改造から始まり、ロードマンの整備&軽量化に精を出します。
んで、小学生当時は、土手の下り坂でメーターを見たまま全力で漕いで全く前を見ず、そのまま川に落ちたりとか、
大人サイズの自転車で地面に足が届かないので信号待ちで転んだりしてました。
…ホントにバカな子でしたね。

中学生時代になると、免許はないので実際には乗れないのですが、近所の雑木林に捨てられている原付スクーターを
何台も拾ってきては訳も分からずに片っ端から分解して組み立てられず、家の前をゴミの山にする有様。
ちなみに、その頃には既にエアガン趣味が初まっていて、当時は同級生たちと一緒にサバゲゴッコから始めてましたね。
今は亡きメーカーの「JAC」のガスガンや「スーパー9」のカスタム等にもその頃に目覚めます。
…やっぱりバカな子でした。

高校生になると、原付バイクの膝スリ小僧になって、空き缶を潰して膝にガムテープで巻いて、完成前の造成地で遊んだり、
原付カスタムに精をだしていました。
チャンバー買って取り付けたり、キャブいじったり、無茶なセットアップでエンジン焼きつかせて
半べそになりながら押して帰るのもお約束。
…うん、馬鹿な子でした。

もちろん、その後は社会人になるとバイクだけではなく、4輪も追加です。
4輪歴は「車体は無料で貰った八百屋上がりのスターレット」から始まって「中古車店のじゃんけん大会で勝ち残り100円で買ってきた「カローラⅡ」」「熱帯魚店のバイト代替わりとして8万円分で引き取ってきたサニーターボRZ-1」などなど、10数台のボロ車を次々と乗り換えては壊して、峠に高速にとアチコチ走り回ります。
…山で1回転してクルマがひっくり返ったりもしたなぁ。やっぱりバカです。

とまぁ、ホントに当時から「メカいじり」を楽しんできた訳ですね。

そして、オッサンになった現在も番頭の「メカいじり」はまだまだ続いており、バイクやクルマの整備。
ソーラーシステムで濾過構築した池で錦鯉飼育など、プライベートでも「メカいじり」をしている訳です。

もちろん、ケイ・ホビーで仕事としての「メカいじり」も健在です。
お客様のエアガンの修理や販売、オリジナルパーツ開発等々「メカいじり」の内容は多岐に渡ります。

まぁそんな時代を過ごしてきましたので、現在でも自宅ガレージや家の前のスペースには、
大きいのから小さいのまで、10数台のボロバイクや昭和のスポーツカー。
数多くのバイク・クルマ用のカスタムパーツや予備スペアパーツ、部品取りバイク等で
ガレージに溢れかえっており、収拾がつかなくなりつつあります。

え?てっぽー関係のコレクションは?
…長いライフルやピストルを合わせると、300丁位かな?ちなみにサバゲ装備はベトナム戦争物が中心。
エアガン&モデルガンは、子供の当時から捨てたり売らずに、ほとんどを残しているので、いっぱいありますね。
飾りきれません。自宅の一部屋6畳分が、丸ごとオモチャ部屋ですね。ホント、コレクター気質なんです。
さて、そんな番頭ですが、ソロソロ本腰いれて、ガレージの整理も兼ねて、何台かバイクを組み立てて
スペースを作ると試案中です。

現在、本腰をいれて作業をしようかな?と考えているバイクがコレ。今日の本題です。

ホンダの「ZOOK(ズーク)」。発売当時、TVCMで所ジョージさんが宣伝していた原付バイクです。
番頭が学生の頃に販売しており、当時は同級生が乗っていて、貸りて軽く試走した事もありましたが、
あまりスピードが出ない事もあり、当時は膝スリ小僧だった当時の私には、コイツの良さが判らずに、
スルーして他のスポーツ原付(NS50F)ばかり弄ってました。
現在、コイツの解体車を現在4台集めてガレージに放り込んでいます。
流石に捨て値の解体バイクを集めたので、全部動きません。壊れていたり、部品が足りません。
「さすがに4台ありゃ、バラしてバーツを集めりゃ形になるだろ!」と無理やりな考えです。

そして、当時のあんまりにもスピードが出ない思い出から、コイツも一種に魔改造の材料として集めました。

ホンダの「PAL(パル)」です。
昔のおばちゃん原付スクーターです。当時から地味でマイナーなヤツです。
当時の若い子は全く見向きもしなかったヤツです。
当時は、JOGとかDIO、セピアZZとかスピードの出る原付スクーターが流行っていました。

実は、PALのエンジン回りがZOOKには小加工で流用できるそうでして、
引っこ抜いたエンジンを積み替えると「ちょびっとだけ」速くなって、
一般公道で周りの方に迷惑をかけない程度にはスピードが出るようになるそうです。
こいつもまとめて4台、解体バイクを集めました。
「4台あれば、どれか使えるだろ」

←他にもこんな感じのボロバイクばっかり、いっぱい持ってます。
そんなコトをしているから、解体バイクがあふれてしまうんですね。
場所があるからと、プラモデルを積み上げる感覚で、解体原付を集めるクセを直さないとダメですね。

というワケで、4台のZOOKと4台のPALの8台の原付から、1台を作り上げよう!という事になりました。
※前置きが長過ぎ。
なんで、ZOOKを弄るのか?と言いますと、キッカケは、インターネットをフラフラと見ていたら、
コレを見て衝撃を受けたからなんですね。


個人ユーザーさんが仕上げた「ZOOKのミリタリー風塗装仕上げ」おお!!カッチョ良いぞ!!いいなぁ。
これをみて、俺も!とZOOKを集めた次第です。

実は、そこそこミリタリーマニアな番頭。
昔からいいなぁと思っているバイクがあるんです。それがコチラ。

第2次大戦中に、イギリス軍の空挺兵が使用した小型オートバイ。※画像はプラモデル。
「ウェルパイク」という名前らしい…。

この小型オートバイ。タミヤさんのプラモデルとしても発売しているので、
もしかしたらご存じの方も、多いかもしれませんね!


この「ウェルバイク」。ネットで色々調べてみると、第2次大戦の時にイギリス軍が、
折りたたんだ状態で空挺カプセルで投下して、ヨーロッパ反攻上陸作戦などで、
空挺兵と一緒に投下して、地上に降下後に回収して組み立てて作戦で使用したそうな。

組み立てている画像もありました。ハンドルやイスが畳まれているらしい。


こんな感じで使っていたらしいですね。実際の運用評価は散々だったみたい(流石のイギリス!)ですが、
「ちんまりしたバイクと兵隊さん」という取り合わせが、ユーモラスな姿で興味深い。


ちなみに、ソレに影響を受けてかどうかは判りませんが
「アメリカ軍」でも、当時類似した軍用スクーターがあったそうで。へぇ~。


というワケで、話は戻しますが、ZOOKをこういう感じに仕上げたいんですよ!色だけも良いので。
んで、ゲーム中は無理でも、サバゲ場の休憩コーナーや駐車場で乗り回してみたいのです!

さて、実際にペイントをするとして、どういった物が良いのでしょうか?
「ただの緑色」では、軍用車両っぽさは出ませんよね。やっぱり「艶消しのグリーン」じゃないと!
実はケイ・ホビーのガンコーナーではこういう物がございます。


BLP モバイルペイントスプレー 販売価格¥1,944(税込)
黒・緑・茶・デザートタン・グレーと各色あり。

米軍で車両の補修や個人装備の塗装等にも実際に使われているという「軍用塗料」のスプレー缶。
BLP社の製品でアメリカからの輸入品です。いわゆる「ホンモノの塗料」であれば間違いない!
違う色あいを重ねて、上手く出来れば迷彩仕上げだって可能ですね。
このスプレー、実際に使用してみると、本当に軍用塗料なんだ!と実感できます。
塗膜が非常に強く、本当にはがれにくいです。厚吹きしてタレてしまうと、修正はほぼ無理ですね。
ですので、薄く吹いて重ねていく感じで様子を見るのが良いかと思います。

あと、向こう物って事で、スゴク匂いがキツイので、換気には注意してくださいね。
実際にコイツを数本使って、モトクロスオートバイを「偵察車両」風に
ペイントした強者なお馴染のお客さんもいらっしゃいますね!
バイクがカッコよく仕上がっていました。


もちろん、バイクだけではなく、カーキ系でいい加減に吹きつけたエアガンに仕上げてサバゲで使ってみるのも面白い!


実際の兵隊さんもこんな感じでやっていますねぇ。

ただし、この場合、後でペイントした物を中古買い取りに出した場合、買取価格が悲惨なコトになる事もありますので、
そこら辺は覚悟した方が良いかもしれませんね。

ちなみに「やはり国産装備として米軍で無く、自衛隊で使っている塗料が欲しい!」なんて方が居るかもしれません。
…実はあるんですよ、自衛隊でつかっている塗料のスプレーが!


サンデーペイント社 タッチアップスプレー 販売価格¥935
黒・緑・茶の3色設定あり。

自衛隊車両にも実際に使われているという、補修用のエナメルスプレー。
もちろん、艶消しのスプレーで、まんま「あの色」です。
「もし、ZOOKが自衛隊基地の隊員のお遊びで使われていたら?」という感じでペイント出来そうですね。
自衛隊のイベントにいった時に10式戦車を間近で見た時に「ああ!同じ色だ!」と実感しましたねぇ。
このペイント缶は比較的お手頃価格なので、コチラもオススメ。

さて、上記のスプレーを使って、私と同じように、オートバイ等をペイントしてみよう!と言う方、注意点が1つ。
「バイクやクルマの樹脂製のパーツは、色剥げしやすい」という事がありまして、
塗料その物は強くても、下地がツルツルで食いつきが足らず、剥がれてしまう事が多々あります。

街中で、塗装したオートバイのカウルが日焼けの皮膚の様に「ペリペリに剥がれているヤツ」ってみた事ありませんか?
…あれです。
特に、スーパーカブの足元の白い風防なんか、すぐ剥がれます(経験あり。)

そして、オートバイや自動車のバンパー等の樹脂パーツには、主に「PP(ポリプロピレン)」と呼ばれる
樹脂素材が使われています。
コイツが曲者でして、ペイントが乗りにくいんですね。表面がツルツルしています。
走行時に樹脂がクニャクニャと風圧で動くと、塗膜の表面は基本的には伸びたりしないので、
そのうち塗装面が割れてしまうんですね。んで、いつかヒビが繋がって割れてしまい、最終的に剝がれると。
完全には防げないかもしれませんが、そんな事のなりにくくするオススメが、コチラ!


タミヤ製 ナイロン・PP用プライマ― 販売価格¥680
ケイ・ホビーの姉妹店「プラモショップ」で販売中です。
ケイ・ホビーから歩いてすぐの場所。流石は模型業界の重鎮タミヤさん。良いアイテムが出ています。
コチラを吹き付けてから、前述のスプレーを吹くと、食いつきが良くなって剥がれ落ちにくくなります。
ですので、バイクやクルマの樹脂製品の場合は、コチラで下地を作ってから軍用塗料を吹く事をオススメしていますよ。
塗装前に対象物の素材を確認しましょうね!

例えば、サバゲ装備品のプラ製ヘルメットとかにもオススメですよ。

そうそう、塗装の知識がある方には常識ですが、塗装の前に、ペイントしたいモノには
ちゃんと洗浄して、汚れやほこりを取り除き、表面油分を取り除いて(脱脂)からでないと
綺麗には仕上がりませんよ。

ペイントの技術や極意については、私よりも詳しい方がゴマンといるので、
塗料メーカーさんや上手な解説をしているサイトなどを参考にしてもらって方が良いかもしれませんが
まず番頭的に簡単に言えるポイントとしては「厚吹きしない!薄く徐々に時間をかけて丁寧に!」が
はじめて缶スプレーでペイントするポイントですかね。
塗料の表面が水滴の様に、垂れてしまうと修正は大変です。紙やすり等で削って、一から全部やり直しでチョー大変です。

このブログを書いている今日は9月です。
これから、夏の湿気の強い季節が終ってペイント作業をするには向いている季節になりつつあります。
湿気が強いとペイントがキレイに乗らないんで、これからが塗装作業には良い季節なんですよ。
皆さんもコレを機会にアイテムのペイントに挑戦してみても面白いかもしれません。

私、番頭もスクーターの整備とペイント完了したら、当ブログでご紹介してみますね。
最近、お休みが少ないので、なかなか作業が進まないので、完成は気長に待っていてください。

さて、本日はココまで。
かなり、趣味に偏った記事でしたが如何だったでしょうか?

明日の当ブログもよろしくお願い致しますね!
「番頭」でした!

END

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One Response to 今日は「番頭」の趣味部屋。スクーターをミリタリー風に塗りたい!

  1. ZOOKなつかしいです。純正タイヤのパターンが足跡なんですよね。レトロカブもナイス。

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