鉄砲の安全確認を!基本編!


こんばんは ササハラです。

たまには まじめなおはなしがしたいです。

まずは下を見てもらいましょう。

1

アレな画像です
一応ですけど、上は真似しちゃダメです。

今回は知識のある人間が、万全を期した上でこんな画像を作りましたが、

この画像を見て(写ってる人のキャラクターはともかくとして)違和感を覚えなかった方は
この記事をじっくり読んで参考にしていただけたら嬉しいです。

2006年の改正銃刀法により、
一定以上のパワーを持つ鉄砲は原則存在してはいけないという決まりになったので、
それ以前と比べてエアガン趣味の敷居は大変下がったといえます。

多くの方が最近になって新しくエアガン遊びに興味を持って、
サバイバルゲームに参加して一緒に遊んでくれるのでお兄さんも嬉しいですが、

 エアガンはおもちゃである という認識から、

その恐ろしさには思ったより目がいかないものです。

1J規制の法整備がなされたとはいえ、現状の18歳以上用のエアガンでも、
無防備の人の眼球や歯を著しく破壊するだけの威力を持った弾を、50m以上飛ばすだけのパワーがあります。

服の上からでも痛いですし、素肌にもらえば状況によっては血も出ますから、
そりゃあ使い方を誤れば揉め事は必至です。

下手したら法整備がより厳しくなるかもしれません。

(例えばお隣の国は、社会問題によって法規制が入り、今のパワー規制は0.4ジュール、
 つまり日本での「10才以上用」に毛が生えた程度になって、エアガン遊びが壊滅しています)

では、今回はそういった事故やなんかを避けるために、
お兄さんといっしょに鉄砲の安全管理をおさらいしましょう。

これからするのは

車に乗ったらシートベルトを着用する とか 曲がるときは方向指示器を光らせる とか

そういったレベルの話ですので、知らなかった!だと

割と恥ずかしい思いか、或いは怖い思いをするかも知れません。

ゲームの内外問わず、事故やケガやエアガンの悪用が増えれば、
最悪、お隣の国みたいに今までどおりの「エアガンあそび」を続けられなくなってしまう可能性も大いにあるでしょう。

現に、ここ最近エアガン関係の悪いニュースが増えているように感じますし、
度々小店にも刑事さんの聞き込みが入ったり、
県警本部の方に現在のエアガン遊びの状況説明等を求められる機会も増えました。

エアガンを持つのには免許とかないですし、講習とかも受けられませんから、
ある程度趣味暦の長い方でもこの機会に以下の事項をチェックしていただけたら幸いです。


1.射撃許可の無い場所では、マガジンは常に抜いておくこと

Img_3022

まずは慣れた方でも割と見落としがちな点です。

シューティングレンジや、サバイバルゲームフィールドでも結構見かけるのですが、
レンジやフィールド外でマガジンが刺さっている状態は避けるべきです。

 銃と弾は分けられている状態が普通である と考えるべきです。

マガジンが空であることが明らかであっても、
安全地帯で銃にマガジンが刺さっているだけで周囲の人に不安を与えますので、
マガジンは抜いておきましょう。


2.弾を発射するその瞬間まで、トリガーに指はかけない

3

スタンバイ時の指の形は主にこうです。

Strike06  Aptopix_pakistan_walk_with_taliban_
兵隊さんたちはもちろん、ちょっと慣れた民兵さんだって、この形になっています。

サバイバルゲーマーの人だって別にまねっこして格好をつけてるわけではありません。

銃を持ち上げ、的を捕らえて、弾を発射するそのときまで、
この形を維持してトリガーには指をかけないことを徹底すれば、また暴発防止に近づきます。

トリガーに指をかけっぱなしにするのを許されているのはゴルゴ先生だとか、
シュワルツネッガーとか、ブルース・ウィルスとか、
そういうアクションスターだけですので僕らはまねっこしないようにしましょう。

3.壊れて困るものに銃口は向けない

これもよく見かけますが、銃口が横に向いていたりするとぶっちゃけ怖いです。
弾が入っている・入っていないに関わらず、人に向いてる事は忌避されるべきです。

そのまま弾が出てしまったら、その先には何があるのか常に考えるべきです。

2

ターゲットに銃を向けるまでは、銃口は基本的に 上か、下か のどちらかです。

4.射撃の前に、ターゲットの手前と奥に注意を払うこと

銃を撃つときはよく狙ってください。

狙い方が分からない方は店頭にていつでもお手伝いします。

ゲーム中の相手プレイヤーや、的当てのターゲットの前を人が横切ったり、
或いはターゲットの裏に大切なものが存在するようなリスクを常に理解し、意識を向けることが必要です。

また、昨今は特にゲーム中誤って味方の背中を撃つ人が多く、
撃ってしまったことすら気付かない人もまた多いです。

電動ガンの射程をよく把握し、ちゃんと相手に向けて、弾が届く位置から射撃をしましょう。

もちろん、ゲーム中であれそれ以外であれ、射撃中の人の前を横切らないようにする配慮も必要です。

ゲーム中なら声を掛け合って、味方の位置を正しく把握し、また自分の位置をしっかりと味方に知らせましょう。


跳ね返ったBB弾にも侮れない威力があります。

意図の有無にかかわらず、BB弾を跳ね返す材質で出来ている物を撃つ可能性がある場合、
自分や、その背後にも注意が必要です。

意外とよくあるのが、ゲーム中照準に必死になるあまり、
手前の壁を撃って跳弾で自滅したり味方に弾を当ててしまう人です。

銃口と照準には高さの差がありますので、落ち着いて撃ちましょうね。

5.銃の中には常に弾が入っているものとして扱う

電動ガンは特に なんですけど、マガジンを抜いても銃本体に弾が残ることがあります。

これは機構上仕方ないことですので、我々がこの事実をよく理解して、
常に弾が入っているんじゃないかってくらい警戒して銃を扱うべきです。

弾が入っていないことが明らかでも、銃口の向き、トリガーのコントロールには注意が必要です。

また、エアガンの世界では、銃よりも、ゴーグルが先です。

例えば、丸腰でもゴーグルをつけてる人はフラッグを取る権利が与えられているので、
フィールドに入って戦力になることすら可能ですが、

銃だけ持っている人はフィールドに入ることすらできません。

よそに持ち歩く際も、鉄砲とゴーグルはセットであると考えましょう。

―――

(※)
当店ではその観点から、本店2階シューティングレンジのご利用の際、
ゴーグルの貸し出しを行っておりません。

自前の銃をお持ちのときは、原則自前のゴーグルを一緒にお持ちいただく決まりとなっています。

―――

・・・といったところで、とりあえず思いついた範囲ではこんなところでしょうか。

マグプルの訓練DVDなんかで言ってることを引っ張ってきたりもしていますが、
それは簡潔でわかりやすい箇条書きだったためで、文章にする際に大いに参考にさせて頂いています。

以上の項目を確認して、安全で楽しい鉄砲ライフをエンジョイしていただけたらお兄さん嬉しいです。

この記事はあとでコピペしてサバイバルゲームレポートページの辺りにでも貼っておくので、
心配なときはいつでも覗いてみたり、初めて鉄砲に触れるお友達に見せてください。

最後にもう一度この画像を貼っておきますけど、おかしい点、目に付きましたか?
1_2
コワイ!もうやりたくない!

+おわり+

   [widgets_on_pages id=2]

コメントを残す