コンパクト電動ガンの新型カスタム 番頭スペシャル “うまからカスタム” 販売開始しますよ~


いつも当ブログをご覧になって頂きまして、ありがとうございます「番頭」です。

今日は、ヘッズ川越さまで開かれた、サバゲイベント
 」に出店させて頂きました。
←ヘッズ川越さんのTwitterより転載。

サバゲーを題材に漫画を発表している漫画家の先生方や有名なYouTube投稿者さん等々の方々と一緒にサバゲを遊ぼう! というイベント

事前予約制で、受け付け開始から数日で予約もスグ満席となり、大いに盛り上がったゲーム会でしたね!
ゲストもプレゼントも チョー豪華!でご参加出来た方にはとても楽しい思い出になったと思います。

今回のイベントは、ケイ・ホビーは 主催 ではなくて お手伝い ですので、当ブログでは
今日の模様は、宜しければ、Twitterにて「 」にて検索して頂ければと思います。
有名なサバゲ動画投稿者さんも後日動画をアップしてくれると思いますよ。
次回開催も、是非ご一緒したいですね!私も楽しかったです。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今日のブログの本題ですね!
今日は少しマニアックなカスタムのお話という感じでいきますね。


先日発売となりました新型のカスタムHOPパッキン「ファイアフライ製 の U.M.A パッキン」

コチラは、電動ハンドガン・コンパクト電動ガン・次世代のMK46/次世代 MP5 に対応しています。
通常電動ガンでは人気定番パッキンの「電気うましか」の形状にて、コンパクト電動ガンで使える兄弟パーツと思って頂ければ間違いないです。
ちょっと前の記事ですが「電気うましか」のパッキンの効能につきましては、以前の当店ブログ記事をご参照くださいませ。

さて、U.M.Aパッキンが発売されて1か月チョット。
実はこの1か月間、この新パーツのセットアップの最善を模索していたんです。
んで、ついに納得できるカスタム性能をゲットできましたので、今日はその発表といった所ですね。

さて、まずは当店のカスタムコンプリート品をご存じない方に従来品をご紹介しておきますね。
ケイ・ホビーでは、コンパクト電動マシンガンをベースにカスタムコンプリート品を作成しています。
もちろん、コン電以外でもカスタムコンプリート品は作成していますが、今回はコン電系特集という事で。
さてコン電系の定番カスタムは2種類のセットアップがありまして

←改3は、ライラ製バレル+マルイ純正HOPパッキンの組み合わせ。

人気の定番ですと、改造3型 という事で 通称「改3」と呼んでいるコチラのカスタム。
当店独自開発のパーツや社外パーツを組み合わせてセットアップする事で、内部パワーチューン+α を施す事により、
小さくて軽いコン電系で、フルサイズ電動ガンと互角以上に戦える性能を引き出しています。
純正を1周り強くしたような操作感でサバイバルゲームでも活躍できる性能を誇っています。


特にスコーピオンMod.Mは、バッテリーが収まるグリップ内部を切削加工して、一回り大きいLipoバッテリーを内蔵させる事が可能となっていまして
レスポンスと連射性も、さらに上がっており人気カスタム機の定番チューンとなっています。

そして、もう一つがコチラ。

P8260084_R←3辛のポイントは、コチラのパッキンを使っていることです。

辛口カスタム3型 通称「3辛」今回のお話のメインとなるカスタムセットアップです。

前述した、威力重視の「改3」と比べると、コチラは飛距離と遠距離での命中精度重視のパワーチューン。
「辛口3型」は単発での飛距離の伸びと集弾性を重視したセットアップとなっておりまして

SDK-60
ファイアフライ製の「スカイフィッシュ超辛口」 というVパッキン と当店製の「FGバレル」というルーズバレル
20151018IMG_1412_R
そしてエアロス防止の「TFGリング」を組み合わせたセットアップで、
コンパクト電動ガンとしては驚異の射程を実現。
単純な初速→パワーという事でしたら、改3の方が計測上は早いが、実際の射程距離や安定性という事でしたら3辛の方が「伸びる」セッティング。

ちなみに、このスカイフィッシュの、デメリットとしては、連射の時に限り、HOP回転のバラつきが出来ますので
連射の時に関しましては、極端ではありませんが若干ブレが出ます。
通常の指切り単発での高速連射では問題ありません。単発モードて撃って頂くと本領を発揮します。

そして、従来品カスタムパッキンの「スカイフィッシュ」から、改良された新型パッキン「U.M.A」が発売されたからには、
これを組み合わせて、カスタム性能を向上されるというのは当然の流れ。
U.M.Aパッキンは、スカイフィッシュの3辛では苦手だった
「連射時のHOP回転の安定が、劇的に改善した形状となり
フルオートでも安定した弾道と遠距離での集弾性」
というカスタム出来るはずなんです…。

という事で、今回の目標は
「新製品のU.M.Aを使い、3辛からバージョンアップしたコン電カスタムを作成する事。当然、性能向上したセットアップで」
という事がテーマになります。

ちなみに、従来の3辛の組み合わせ&加工方法は

・メカボックス一式のパワーチューン(ライラクス製シリンダーとケイ・ホビーのパワースプリング)
・ケイ・ホビー製 からあげ棒 にて給弾不良対策をしている。
・インナーバレルは、純正よりもHOP窓と内径が大きいルーズバレルの ケイ・ホビー製「FGバレル」
・ファイアフライ製「スカイフィッシュ 超辛口」※これを「U.M.A」にバージョンアップしたい
・スカイフィッシュ搭載の為、チャンバーブロック内側の面取りと内径拡大
・チャンバーパッキンのエアロス防止リング「TFGリング」
・バッテリーグリップ内、拡大切削加工+ミニ2Pコネクター
・オプションNO.1製Lipoバッテリーの配線カット+ミニ2Pコネクターの搭載
・ユーザーさんより追加カスタム要望の多い、GAW製のSBDを追加する例もあり。

んで、単純に「3辛」のカスタムからパッキンを U.M.A と組み替えただけ撃ってみるとですと、どうにも調子が出ない。

パワーも3辛に比べて低いし、HOP回転も微妙に安定せず、3辛でベストセッティングをしていた時よりも射程も短くなってしまう。
カスタムセットアップも新たにやり直さないとビシッと決まったセッティングが出ないって事も色々と判ってきました。

そういう意味では、フルオート時の安定性を気にしないのであれば今までのノウハウがある「3辛」の
カスタム作成の方が楽ですね。

さて、今回の新型パッキン「U.M.A」の説明書を見るとパワーが出なかった原因が明記されていますね。

はい、当店オリジナルのルーズバレルを組み合わせており、旧作スカイフィッシュよりもパッキンの外形が少し小さいです。
まさに、この現象が出ています。そこで、説明書通りにシールテープを巻くことに。

最初は、バレルにパッキンを組み合わせてから、その上にシールテープをパッキン全体を巻いていました。
ですが、HOPアームの当たるところの白いテープの弾力が混じってしまい、上から押しこむHOP回転のゴムの張りつめ方がおかしくなって、飛び方もおかしい。
これでは駄目ですね…。


そこで、上の画像の様に、HOPテンションがかかる部分には、シールテープが被らない様に
後ろ半分だけでシールテープを巻いてみました。
この方法で組み合わせると、ある程度の初速は出ますし、ソコソコHOPはかかりますが、
チャンバーにパッキン一式を差し込むときに、内部で白いテープがめくれてしまい気密が取り切れず、イマイチ初速が伸びません。
コレでも駄目ですね…。

そこで、バレルのHOP窓に掛からない様に、バレル根本にシールテープを巻いて、
その上からU.M.Aパッキンを組む方式とします。
この方法を試した結果。3辛の時と同じ様に気密が取れて、弾速計測でも同じような初速が出るようになりました。
新品ベースで、個体差もありますが、パワーチューン+ルーズバレルの組み合わせなんで大体初速は0.2gBB弾で、80前半って初速です。
※ルーズバレルを使わない、改造3型ですと、90ピッタリ位ですね。

さて今回のカスタムのポイントは、あくまで長掛けHOPのポイントである、
新型パッキンに、内径の大きいルーズバレルを組み合わせて、性能を最大限に発揮する事。
…これでバッチリだと思ったんですよ。
ですが、実際に撃ってみると、思ったよりもHOP回転が足りず飛距離が伸びず、連射時の纏まりが無い。

←等身大のターゲットです。
それでも、40m以上は飛びますが、想定は0.25gでフラットに50mフルオートで伸びて相手に当たる性能が欲しい!
はい、従来機に新型パッキンを組み合わせて、このシールテープだけで修正した組み合わせ方法では、劇的な変化がないんです。
これでは私の中では、新型のカスタム性能としては納得できません。
体感性能的に、従来カスタムの3辛の飛び方とあんまり変わらないんですね。
HOP回転が足りてない様です。


マルイ電動銃用のクッションラバー 「電気なまず」なんですが これを組み込む事にします。

元々ノーマルの電動ガン用HOPパッキンは丸いゴムパイプが 横に押す形ですが
コレは大きな「面」でHOPパッキン全体の突起を押す形のゴムクッションです
面ホップ形状の 電気うましかとは相性が抜群です
電気なまずと電気うましかを 組み合わせると綺麗に 面ホップが長く掛かります
BB弾にHOP回転をギュンギュンかけて、直線の突き進む力が落ちてきても、BB弾回転の揚力でさらに伸ばす!というセッティングです。

←こちらは、VSR-10のチューン例です。
なので、VSR-10でも、うましか系の組み合わせの場合、純正のHOPアームと交換して、面HOPでスピンを掛けるの「うましかの腕 HOPアーム」と交換するんですね。
という事でファイアフライ製のうましか系パッキンは「電気なまず」というHOPクッションとの組み合わせが必須となります。

現状の純正のHOPアームでは面HOPとならず、足りてないと考えました。
もちろん、コンパクト電動ガン用の面HOP対応のアームなんて市販品は存在しません。
なので、加工して作るしかありません。


そこで、今回は面HOPとなる様に、スコーピオンに組み合わせる場合は、純正の樹脂製HOPアームを
削り、「電気なまず甘口」を組み付け出来るように、プラの突起に溝を掘る加工をします。
この溝の削り方が微妙で、やりすぎてしまうとHOPのかかるテンションが弱くなってしまい、駄目になってしまいます。
というか、丁度よい掘り溝の深さを追求してHOPアームを3個もダメにしたのはナイショ。


こういう感じで、HOPの掛かる部分を「面ホップ」仕様に加工しました。

あとは本体を組み合わせてボディ完成!

お友達サバゲ場のヘッズ川越さんのレンジで、再度挑戦です。
ヘッズさんのレンジは向こうの壁まで70mありまして、先ほどの50Mマンターゲットへ再挑戦です。
結果は…?


良し!かなり良い感じに仕上がりましたよ~。


大体0.25gのバイオBB弾で、有効射程で50m届きました。40mでしたら、上半身に集中して当たります。
なんと、20mでは 直径3センチの鉄板にフルオートで撃って、全弾”チリリリリリリリリリリリリッ!”と当たる程度になりました。

似たようなチューンをフルサイズの次世代電動ガンに施した 電気うましか&河童バレルでの60m射程には及びませんが、
メカボックスが小さいコン電系ですので、これが私が出来る限界セッティング。
正直、フツーのノーマル電動ガンから考えると、気持ち悪いくらいには飛んでいる性能に仕上がりましたね。
これなら、胸を張って新型セッティングですといえる性能になりました。


新型の「U.M.Aパッキン」が発売されてから1か月。時間を使い、何度も試行錯誤を繰り返しつつ
何回もヘッズ川越さんのロングレンジにてお邪魔して、繰り返した苦労が報われました。


この新型セッティングは従来の「3辛(辛口3型)」から、改名し「U.M.A 辛口」を使っていますので
“うまからカスタム” と命名する事にしました!
本体+カスタムパーツ+専用加工したLipoバッテリー1本つきのお値段です。

小さくて軽いボディで、すげ―飛んで、やたらと当たる銃。
良いカスタムが出来上がったと自負しております。
店頭にて、私がお話して期待していましたお馴染みの皆様。
もしくは、当記事にて興味を持たれました皆様も
新型セッティングのカスタム電動ガンを、是非ともよろしくお願いいたします。

※追記
コチラの「うまから」カスタムを 当店ヤフーショッピング店での通信販売も始めました。
↓MOD.M(ブラックカラー)のうまからカスタム 販売ページです。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/k-hobby/sdk-123-bk-umakara.html
↓MOD.D(TANカラー)の うまからカスタム 販売ページです。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/k-hobby/sdk-123-tan-umakara.html

それでは、本日はココまで。
どうぞよろしくお願いいたします。

「番頭」でした!
END

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