こんばんは!ここ埼玉では雪が積もらなくてホッとしている「番頭」です。
昨日、新発売となりました「マルイのMK46ミニミ用の伸縮ストックアダプター」と「電動ハンドガンのグロック用のストックアダプター」の新カスタムパーツ。
私の思っていた以上に好評でして、ケイ・ホビーのヤフーショッピング店で沢山のご注文を頂きました。
特にミニミのストックアダプターのご注文は本当に多く、ヤフーさんのエアガン部門でランキング表示されてビックリです!
このブログを書いている2020/01/28 閉店後の在庫数ですが
グロック用のストックアダプターはあと僅か。
ミニミ用のストックアダプターは若干数の在庫はございます。
※限定品ではないので、完売してもお時間を頂戴して再生産の予定はございます。
この度の新パーツのご予約とご注文頂きました皆様、本当にありがとうございました!
本日発送したご注文品は今頃、郵便局さんのトラックに乗って全国の皆様の所に向かって運ばれている所だと思います。
これからも、皆さんに喜んで頂けるパーツのアイデアを出して、いろいろとケイ・ホビーで販売していきたいですね!
今後ともケイ・ホビーをどうか宜しくお願いいたします
さて、本日のお題ですね。
今回は複数回に分けてカスタム作成記をしていこうかと思います。
今回の得物はコチラ!
…なにやら、大きくてシンプルな段ボール箱ですね。中身を空けてみて、ご紹介!
S&T製電動ガン PPSH-41 店頭販売価格¥39,600(税込み)※未改造時のお値段です。
実銃は2次戦当時に、ソ連軍で数多く使われたマシンガン。
当時の東側各国でライセンス生産されていた事もあるみたいです。
2次戦では、敵方でも鹵獲したドイツ軍でも使われたり
時代は流れて、ベトナム戦時代には、北ベトナム兵やベトコンが使っていたり、
最近でもイラクで米軍が鹵獲しているのがチラッとニュースに出ていたね。
そして北朝鮮では今だ現役らしい(マジで?)
…確か、国内でも土浦駐屯地/武器学校に朝鮮戦争時代の米軍鹵獲品の実銃PPSHが展示されているハズです。
という訳で、コスプレ重視的なサバイバルゲームで時代を問わず鹵獲兵器として陣営を問わずマニアックな選定機種として使える機種です。
さて、今回ご紹介するPPSH電動ガン。S&Tというメーカーで、中華製です。
以前にも、お客様のご依頼でカスタムしたり、中古買取で入ってきた個体をリファインしてから販売したりと
触った経験は結構あるのですね。
今回はお客様より
「以前の当ブログでPPSHのカスタム記事を読んだのだが、新品コンプリートで作成してほしい!」
というご依頼です。
以前のPPSHのカスタム品をこのブログでご紹介したのが、もう数年前のお話でもありますし
久しぶりに手を付ける機種でもありますので、今回の作業を何回かに分けてご紹介してみようと思います。
さて、詳しく見ていきましょうか!
PPSHの新品電動ガンを触るのは久しぶりですねぇ。
このS&Tの電動ガンも、低価格の割にはソコソコ出来が良く、最初から木製ストック&金属ボディ。
低価格な分、木製パーツや金属パーツの品質もソコソコですが、
実銃の安価な量産マシンガンとしてデビューしたコンセプトとして考えれば、良い感じの見た目です。
何年か前に触った新品よりも木目の仕上がりや材質が若干良くなってキレイになっている気がします
自信は無いけれど、多分そう。
割り箸の様な安っぽい木材→安い組み立て式の家具ぐらいの木材質感になった位かなぁ?
そして、ボルト部分の銀色パーツを内部ピストンに引っ掛けてブローバック動作をするという、面白い構造をしています。
そうそう、中古の個体ですとココが壊れている事が多いんですが…。
肩パッドを開けてバッテリーが入ります。ミニバッテリーサイズですね。
取り外しにコツが在って、無理にコジると蓋を壊しますので要注意。
肩パッドの丸い蓋パーツを起こして、丸い穴に指を入れて
上記画像の黄色い丸部分にボタンがありますので、ソレを押すと肩パットが180度回転してバッテリーを入れる事が出来ます。
説明書も不親切なんで、ココは初見殺しです。んで丸い蓋を壊してしまう方がチラホラと。
ちなみに、電動ガンとしては「単発/連射」の切り替えが出来まして、指で指している部分が前後しますので
単発/セフティ/連射の3ポジションで切り替えできます。
※この切り替えパーツの耐久性はいい加減で、使い込んでくると上手く切り替え出来ない事もあります。
付属の丸いドラムマガジンは、電動ガンとしては1500発の大容量。
いわゆるゼンマイ多段マガジンが内蔵されています。
バカっと蓋を開けてBB弾は上半分に入れてるタイプです。
マガジンキャッチはココ。結構グラグラで取り付けは甘そう。
ただ、実銃もマガジンキャッチは甘いらしいのである意味リアル?
さて、数年ぶりのPPSHです。現行ロットになって、木材の質感も良くなった気がしますし、
カスタム前に少し動かしてみましょうか。
ちなみに、数年前の当時の未改造時のエアガンの感想としては、「中華」は「中華」しかも低級。
内部のエアガン性能としての品質&耐久性は低く、連射が遅く、当たらず、壊れやすい。
高性能な次世代電動ガンが猛威を振るっているここ10年のサバゲーの状況で
中華純正の箱出しのままでは、とても勝負にはならないってのが本音。
さて、数年後の現行ロットはどうなっているのか?
店頭にあった7.4VのLipoバッテリーで動かしてみました。
初速が88-92位で、意外とパワーがありますねぇ。
当時の測定では60位とか変なヒョロ弾が出たりしましたが、ソコまで酷い感じはなく中華なりの安定感はありましたね。
※こちろん、国産品程の安定感では無い。
国産のスタンダード電動ガンで、発射サイクル秒間15-17発程度のサイクルが出るバッテリーで、このPPSHは秒間11.6発でしたね。
この連射サイクルは変わっていないですね。
駆動ピストン引っ掛け式で、銀色のボルト部分がパタパタ動く疑似ブローバック銃なので、
あんまり激しくしてしまうと駆動ボルトが壊れちゃう機種なんで、
このまま使うなら、これ位なのかな?
まぁ、このままのサイクルでも使い込んでくると絶対壊れちゃう部分なんで、カスタム時にはブローバックは殺しますけど。
さて、BB弾の飛び方はどうかな?
アレ?HOPもフツーに掛かるし強弱も出来る。
変な給弾不良や、HOP抜けでポロっと落ちてしまう事もないですねぇ。
うん、フツ―にHOPがかかるし、まっすぐしっかり飛ぶね!
数年前の当時カスタムしたPPSHでしたら、
そのまま未改造では、HOP掛からない、給弾不良、ポロ弾は当たり前。
たまたま、この個体が「当たり」なのかもしれませんが、
ずいぶんとフツーに動くなぁ。確実に進化してます。
もちろん、集弾性は20メーターで何とか等身大に当たる位なんで
集団性は、その辺の中華銃と同等って感じではありますが。
サバゲ場で、東京マルイの電動ガンと撃ち合うと、悲しくなるレベルではあります。
とはいえ、動作の安定感はあるので、初期ロットの頃に比べると、生産に慣れてきたのか
地味に改良されていますねぇ。
さて、カスタム方針ですが、
以前より当ブログで私のカスタム記事を読んで頂いる方でしたら、ご存じでしょうが、
サバゲーで、多くの方が使っている、マルイの製品と対戦するワケですから、
マルイ製品と同じ位の連射サイクルや飛距離・命中精度は必要です。
ですので、「マルイ製品と同じような性能」が欲しいのです。
「国産のマルイと同等程度のセットアップにする事」
つまり「マルイ化」が私のカスタム基本軸です。
今回用意したパーツはコチラ。
・アングス 0.9Jスプリング M
・ライラクス ピストンヘッドメタル
・ライラクス シリンダーDサイズ
・ライラクス EGバレル 229mm
・ライラクス Ver.3ベアリング付きスプリングガイド。
・マルイ EG1000Sモーター
・マルイ 電動ガン用ベベルギア
・マルイ 電動ガン用HOPパッキン
・ケイ・ホビー オムロン社のマイクロスイッチ(プレート無し)
小店でのカスタムの場合、マルイ化純正サイクル仕様の定番パーツをチョイス。
もちろん、ここままでは組付け出来ないパーツもありますので、ある程度加工したりもするのですが、
実際の組み立てや加工作業は、次回のカスタム記事にてご紹介してみようかと思います。
という訳で今回はここまで!
まだ、作業はコレからなので、後日作業の様子をご紹介しますね。
どうか、宜しくお願いいたします。
「番頭」でした!
END
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